有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100YD7A (EDINETへの外部リンク)
ハウス食品グループ本社株式会社 研究開発活動 (2026年3月期)
1.香辛・調味加工食品事業、健康食品事業、海外食品事業
当社グループは、“「食で健康」クオリティ企業への変革”というテーマを掲げております。国内市場で長年にわたりご愛顧をいただいている各製品ブランド力の維持・強化に努めるとともに、成熟した市場の中で「食で健康」という領域にフォーカスし、お客さまの立場に立った新しい価値をご提供し続けることができるよう、研究開発活動を行っております。
当社グループにおきましては、研究開発本部、ハウス食品㈱の開発研究所(千葉県四街道市)、ハウスウェルネスフーズ㈱の開発研究所(千葉県四街道市、兵庫県伊丹市)、ハウスギャバン㈱の開発部(東京都中央区、千葉県四街道市)の4部門が、研究開発活動を担っており、「新たな需要の創造」と「確かな設計」の両立を目指し、変化する社会にあって安心してご使用いただけ、ご満足をいただける食品を創出するために、広範な研究開発を実施しております。
(1)研究開発取組概要
① 製品開発・技術開発分野
製品開発・技術開発分野では、日本の成熟市場では潜在化しやすいお客さまニーズを掘り起こし、「新しい価値」を有した製品づくりに努めるとともに、お客さまの食生活と健康に貢献するべく、「よりおいしく、より簡便に、より健康に」にこだわりを持ち、品質の一層の向上に努め、独自性のある技術に裏打ちされた製品の開発に取り組んでおります。
香辛・調味加工食品事業におきましては、固形ルウより油脂が少ない中でもおいしさを実現するハウス食品の長年のカレー探求の末に実現した独自技術「クラッシュルウ」を採用し、「だし×スパイス」という新しさと、脂質50%オフ※の「健康感」を併せ持つ、「だしの旨みとスパイスのカレー」を開発いたしました(※日本食品標準成分表2020年版(八訂)/調味料類/ルウ類/カレールウ比)。また、「とけうまカレー」では、「咖哩屋カレー」や「プロ クオリティ」などのレトルトカレーの開発・研究に取り組んできた知見と技術に加え、新たな呈味増強技術も用いることで、一晩寝かせたような野菜の溶け込んだ旨みとコクがあり、お手頃価格でもしっかりとした満足感のある、具材入りレトルトカレーを実現いたしました。
健康食品事業におきましては、スパイスの刺激で眠気スッキリだけではなく、“よりポジティブに、前向きに頑張るお客様を応援したい”と考え、クエン酸の酸味を特徴にした製品開発に着手。これまでの「メガシャキ」と同様の香辛料抽出物(ショウガ・トウガラシ・サンショウ)、カフェイン、アルギニン、ビタミンB群3種に加え、1本当たりクエン酸を1400mg配合して“すっぱいレモン味(無果汁)”に仕上げた「メガシャキ SUPPA」を開発いたしました。炭酸が入っていないため、炭酸が苦手な方にもおいしく飲んでいただけます。また、「お客様に日常的にご愛飲いただけるブランドでありたい」という思いから、りんごの甘い蜜感をイメージした風味が特徴で、酸味が苦手なお客様でもおいしくビタミンCを補給できる「C1000ビタミンアップル」を開発いたしました。
② 基礎研究分野
基礎研究分野では、食品科学のみならず、生化学、植物育種・栽培学、化学工学、生理学など多方面からの研究を行い、高水準の技術保有に努めております。当連結会計年度では、弘前大学大学院医学研究科の共同研究講座「食と健康 科学講座」において、健康寿命の延伸につながる新たな食スタイルを提案することを目指して、青森県の岩木健康増進プロジェクト健診・いきいき健診での味覚感受性試験、唾液検査、食生活アンケートを実施し、味覚や食事内容、食生活と様々な健康指標との関連性の解析を進めました。また、タマネギ催涙因子発生技術を活用した涙液回収キットについては、テスト販売を通じたニーズの検証や用途探索に着手しており、いくつかの具体的なプロジェクトが進行しています。本キットを用いることで、これまで採取できる涙液量が少ないことがボトルネックとなっていた涙液研究を進展させることができると考えております。また、食物アレルギーに対する取組として、表示が義務化されたカシューナッツについて、当社が開発した検査法が公定法として消費者庁通知に収載されました。あわせて、必要最小限のアレルゲン除去に基づく診療現場での食事指導に必要となる情報の提供や、離乳期の食べ進めのための乳児用食品を製造・販売する株式会社ビー・ケースの製品に対する技術支援を行いました。当社が作出した独自素材であるスマイルボール(涙の出ないタマネギ)に関しては、長年の品種改良や栽培研究の成果により、昨今の天候が不安定な中でも安定してお客様へ商品をお届けすることができました。また、北海道の13軒のタマネギ生産者と共にタマネギの生産安定化や食卓での価値を高める取組を実施する生産者グループ「明日もタマネギ生産を続ける会(あすたま会)」を、2025年6月に発足しました。今後も、より高品質でお客様の食卓で話題となるタマネギを安定的にお客様へお届けするために、継続的な品種改良と生産地と共に栽培方法の研究を進めてまいります。また、日本固有のスパイスである山椒におきまして、当社グループ(ハウス食品グループ本社㈱、㈱ヴォークス・トレーディング)、株式会社杉本商店、南九州大学 、山椒生産者と共同で、宮崎県高千穂郷・熊本県奥阿蘇にて2025年4月から山椒の生産者拡大を目指した「産地形成プロジェクト」を本格始動しており、同年7月には初収穫を迎えることができました。2027年の本格販売に向けて地域と共に商品開発やブランド化を検討してまいります。また、本プロジェクトは、高齢化や担い手不足に悩まされていた産地においても新たな地域振興モデルとして期待が高まっております。
健康関連の分野では、健康維持に必要なビタミンや、さまざまな生理機能があるといわれるスパイスに加え、近年では健康維持への効果が期待されている乳酸菌についても、その有効性を検証する試験や、新たな作用を見出すための基礎研究を継続的に精力的に取り組んでおります。特に、グループの独自素材であるターメリックエキスおよび乳酸菌L-137株を戦略素材と位置づけ、当連結会計年度では、ターメリックエキスと乳酸菌L-137株それぞれを対象として複数の臨床試験を実施しております。
(2)研究体制・しくみ
当社グループの3つの研究所と開発部は、基礎研究・機能性研究、製品開発、技術開発、容器包装開発、お客様生活研究、研究戦略、企画運営の各部門で構成しており、それぞれの部門において専門的な研究開発活動に取り組む一方、リノベーションを行った千葉研究センターを中心に、部門間の垣根を越え、お互いが有機的に連携して相乗効果を高める取組(One Day a Weekなど)を継続して進めております。また、海外事業における製品開発サポート体制も継続的に強化しております。
さらに、これらの研究活動から生まれた知的財産については、国内、国外において戦略的に権利化を行い、当社グループの強みとし共創活動を推進しております。
組織をフラットな小グループ制とし、柔軟性ある運用により市場の変化と商品の多様化にフレキシブルに対応するとともに、保有技術を目に見えるサービスにいかに具現化していくかというこだわりを持って運営にあたっております。
(3)研究開発費
当連結会計年度における研究開発費の総額は4,799百万円であります。
なお、当社グループの研究開発費用は報告セグメント別に区分することが困難であるため総額で記載しております。
2.外食事業、その他食品関連事業
特に記載すべき事項はありません。
当社グループは、“「食で健康」クオリティ企業への変革”というテーマを掲げております。国内市場で長年にわたりご愛顧をいただいている各製品ブランド力の維持・強化に努めるとともに、成熟した市場の中で「食で健康」という領域にフォーカスし、お客さまの立場に立った新しい価値をご提供し続けることができるよう、研究開発活動を行っております。
当社グループにおきましては、研究開発本部、ハウス食品㈱の開発研究所(千葉県四街道市)、ハウスウェルネスフーズ㈱の開発研究所(千葉県四街道市、兵庫県伊丹市)、ハウスギャバン㈱の開発部(東京都中央区、千葉県四街道市)の4部門が、研究開発活動を担っており、「新たな需要の創造」と「確かな設計」の両立を目指し、変化する社会にあって安心してご使用いただけ、ご満足をいただける食品を創出するために、広範な研究開発を実施しております。
(1)研究開発取組概要
① 製品開発・技術開発分野
製品開発・技術開発分野では、日本の成熟市場では潜在化しやすいお客さまニーズを掘り起こし、「新しい価値」を有した製品づくりに努めるとともに、お客さまの食生活と健康に貢献するべく、「よりおいしく、より簡便に、より健康に」にこだわりを持ち、品質の一層の向上に努め、独自性のある技術に裏打ちされた製品の開発に取り組んでおります。
香辛・調味加工食品事業におきましては、固形ルウより油脂が少ない中でもおいしさを実現するハウス食品の長年のカレー探求の末に実現した独自技術「クラッシュルウ」を採用し、「だし×スパイス」という新しさと、脂質50%オフ※の「健康感」を併せ持つ、「だしの旨みとスパイスのカレー」を開発いたしました(※日本食品標準成分表2020年版(八訂)/調味料類/ルウ類/カレールウ比)。また、「とけうまカレー」では、「咖哩屋カレー」や「プロ クオリティ」などのレトルトカレーの開発・研究に取り組んできた知見と技術に加え、新たな呈味増強技術も用いることで、一晩寝かせたような野菜の溶け込んだ旨みとコクがあり、お手頃価格でもしっかりとした満足感のある、具材入りレトルトカレーを実現いたしました。
健康食品事業におきましては、スパイスの刺激で眠気スッキリだけではなく、“よりポジティブに、前向きに頑張るお客様を応援したい”と考え、クエン酸の酸味を特徴にした製品開発に着手。これまでの「メガシャキ」と同様の香辛料抽出物(ショウガ・トウガラシ・サンショウ)、カフェイン、アルギニン、ビタミンB群3種に加え、1本当たりクエン酸を1400mg配合して“すっぱいレモン味(無果汁)”に仕上げた「メガシャキ SUPPA」を開発いたしました。炭酸が入っていないため、炭酸が苦手な方にもおいしく飲んでいただけます。また、「お客様に日常的にご愛飲いただけるブランドでありたい」という思いから、りんごの甘い蜜感をイメージした風味が特徴で、酸味が苦手なお客様でもおいしくビタミンCを補給できる「C1000ビタミンアップル」を開発いたしました。
② 基礎研究分野
基礎研究分野では、食品科学のみならず、生化学、植物育種・栽培学、化学工学、生理学など多方面からの研究を行い、高水準の技術保有に努めております。当連結会計年度では、弘前大学大学院医学研究科の共同研究講座「食と健康 科学講座」において、健康寿命の延伸につながる新たな食スタイルを提案することを目指して、青森県の岩木健康増進プロジェクト健診・いきいき健診での味覚感受性試験、唾液検査、食生活アンケートを実施し、味覚や食事内容、食生活と様々な健康指標との関連性の解析を進めました。また、タマネギ催涙因子発生技術を活用した涙液回収キットについては、テスト販売を通じたニーズの検証や用途探索に着手しており、いくつかの具体的なプロジェクトが進行しています。本キットを用いることで、これまで採取できる涙液量が少ないことがボトルネックとなっていた涙液研究を進展させることができると考えております。また、食物アレルギーに対する取組として、表示が義務化されたカシューナッツについて、当社が開発した検査法が公定法として消費者庁通知に収載されました。あわせて、必要最小限のアレルゲン除去に基づく診療現場での食事指導に必要となる情報の提供や、離乳期の食べ進めのための乳児用食品を製造・販売する株式会社ビー・ケースの製品に対する技術支援を行いました。当社が作出した独自素材であるスマイルボール(涙の出ないタマネギ)に関しては、長年の品種改良や栽培研究の成果により、昨今の天候が不安定な中でも安定してお客様へ商品をお届けすることができました。また、北海道の13軒のタマネギ生産者と共にタマネギの生産安定化や食卓での価値を高める取組を実施する生産者グループ「明日もタマネギ生産を続ける会(あすたま会)」を、2025年6月に発足しました。今後も、より高品質でお客様の食卓で話題となるタマネギを安定的にお客様へお届けするために、継続的な品種改良と生産地と共に栽培方法の研究を進めてまいります。また、日本固有のスパイスである山椒におきまして、当社グループ(ハウス食品グループ本社㈱、㈱ヴォークス・トレーディング)、株式会社杉本商店、南九州大学 、山椒生産者と共同で、宮崎県高千穂郷・熊本県奥阿蘇にて2025年4月から山椒の生産者拡大を目指した「産地形成プロジェクト」を本格始動しており、同年7月には初収穫を迎えることができました。2027年の本格販売に向けて地域と共に商品開発やブランド化を検討してまいります。また、本プロジェクトは、高齢化や担い手不足に悩まされていた産地においても新たな地域振興モデルとして期待が高まっております。
健康関連の分野では、健康維持に必要なビタミンや、さまざまな生理機能があるといわれるスパイスに加え、近年では健康維持への効果が期待されている乳酸菌についても、その有効性を検証する試験や、新たな作用を見出すための基礎研究を継続的に精力的に取り組んでおります。特に、グループの独自素材であるターメリックエキスおよび乳酸菌L-137株を戦略素材と位置づけ、当連結会計年度では、ターメリックエキスと乳酸菌L-137株それぞれを対象として複数の臨床試験を実施しております。
(2)研究体制・しくみ
当社グループの3つの研究所と開発部は、基礎研究・機能性研究、製品開発、技術開発、容器包装開発、お客様生活研究、研究戦略、企画運営の各部門で構成しており、それぞれの部門において専門的な研究開発活動に取り組む一方、リノベーションを行った千葉研究センターを中心に、部門間の垣根を越え、お互いが有機的に連携して相乗効果を高める取組(One Day a Weekなど)を継続して進めております。また、海外事業における製品開発サポート体制も継続的に強化しております。
さらに、これらの研究活動から生まれた知的財産については、国内、国外において戦略的に権利化を行い、当社グループの強みとし共創活動を推進しております。
組織をフラットな小グループ制とし、柔軟性ある運用により市場の変化と商品の多様化にフレキシブルに対応するとともに、保有技術を目に見えるサービスにいかに具現化していくかというこだわりを持って運営にあたっております。
(3)研究開発費
当連結会計年度における研究開発費の総額は4,799百万円であります。
なお、当社グループの研究開発費用は報告セグメント別に区分することが困難であるため総額で記載しております。
2.外食事業、その他食品関連事業
特に記載すべき事項はありません。
このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00462] S100YD7A)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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