有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100YC0P (EDINETへの外部リンク)
三洋化成工業株式会社 研究開発活動 (2026年3月期)
当社グループ(当社及び連結子会社)は、パフォーマンス・ケミカルズ(機能化学品)を通じて社会に貢献することを基本方針として、基盤となる技術の深耕、新製品開発ならびに顧客への対応力の強化等、積極的な研究開発活動を行っております。
当社グループの研究開発は、ウレタン材料事業本部の研究部、界面活性剤事業本部の研究部とBeauty & Personal Care部、機能材料事業本部の研究部、パフォーマンスポリマー事業本部の研究部、ファインケミカル事業本部の研究部、バイオ・メディカル事業本部の研究部、Siela Project、フラボトーン事業推進部の研究開発グループ、アグリ・ニュートリション事業推進部の研究開発グループ、事業企画部の新事業開発グループ、先端材料・プロセス開発部、テクノリサーチ部、業務革新部の業務グループ、研究所の総務課、及び連結子会社のサンノプコ㈱の研究本部、サンアプロ㈱の研究所で推進しました。研究開発人員数はグループ全体で351名であり、これは当社グループ全人員の約五分の一に当たります。
当連結会計年度におけるグループ全体の研究開発費は、全社費用として報告セグメントに配分していない新規事業に係る研究開発費1,355百万円を含め5,275百万円であります。
当連結会計年度における新規事業の研究開発の成果としましては、次のとおりであります。アグリ事業としましては、「ペプチド肥料」のラインナップを増やして3品とし、継続して国内外の複数地域にて販売及び圃場試験を実施しました。匂いセンサー「FlavoTone®」につきましては駅トイレや工場敷地境界の臭気モニタリング用途を中心とした実証を積み重ねるとともに、食品・化学・香料分野の顧客に対する有償受託分析やデバイス及びアプリライセンスの販売を通じて、実績拡大を進めております。その他の新規事業としましては、宇宙分野の探索として、学校法人立命館、国立大学法人東京大学と共同で提案した技術課題「月面土木作業に適した超高真空用油圧駆動アームの開発」において、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)が公募する宇宙戦略基金事業(第二期)の技術開発テーマ/SX中核領域発展研究「SX-ARK」(運動と制御)」に採択されました。
一方、既存事業分野における各セグメントの主な研究開発成果は、次の(1)~(5)のとおりであります。
(1) 生活・健康産業関連分野
本分野では、生活に密着した日用品向けの多様なニーズにきめ細かく対応するシャンプー基材や洗剤用の界面活性剤応用製品、臨床検査試薬キットならびに医療用機材などの製品を開発しております。主な成果としては、非シリコーン系でありながらシリコーン系界面活性剤に匹敵する優れた洗浄性・湿潤性・浸透性(濡れ性)の特徴をもつ新規アニオン界面活性剤を開発したこと、機能性タンパク質「シルクエラスチン」を用いた「皮膚欠損創に対するシルクエラスチンスポンジ創傷用シート」の薬事承認を取得したこと、「半月板縫合術向けのシルクエラスチン」がAMED(日本医療研究開発機構)の医工連携イノベーション推進事業のもとで企業治験を開始したこと、紙コーティング剤用の消泡剤として食品接触関連法規に幅広く対応し、消泡性と低ハジキ性のバランスに優れる安心・安全なユニバーサル消泡剤「ノプタム1790」の販売を開始したことなどが挙げられます。当連結会計年度における当分野に係る研究開発費は833百万円であります。
(2) 石油・輸送機産業関連分野
本分野では、自動車シートクッション用ポリウレタンフォーム用原料、潤滑油・燃料油の添加剤などの化学品ならびに切削油といった金属加工用薬剤のベース基材などの製品を開発しております。主な成果としては、従来に比べて省燃費性に優れたエンジン油用新規粘度指数向上剤及び電気自動車(EV)用潤滑油向けに、摩耗を防止する添加剤の販売を開始したことなどがあげられます。当連結会計年度における当分野に係る研究開発費は1,004百万円であります。
(3) プラスチック・繊維産業関連分野
本分野では、電子部品搬送トレーなどに使用される永久帯電防止剤、樹脂用の顔料分散剤、モデル用合成木材といったプラスチック関連製品ならびに化学繊維やガラス繊維、炭素繊維などの各種繊維用の薬剤などを開発しております。主な成果としては、低抵抗タイプの永久帯電防止剤「ペレクトロンシリーズ」で、有機フッ素化合物(PFAS)を使用しない新グレードを開発したこと、木粉配合の高機能テキスタイル「MOC-TEX」を素材としたジャケットがウッドデザイン賞2025を受賞したこと(当該ジャケットは2025年大阪・関西万博に出展)などが挙げられます。当連結会計年度における当分野に係る研究開発費は790百万円であります。
(4) 情報・電気電子産業関連分野
本分野では、複写機やプリンター用のトナーバインダー、電子部品製造用の工程薬剤、コンデンサ用電解液など情報・電気電子産業に使用される製品を開発しております。主な成果としては、AIサーバー等での電流制御用として利用される高性能アルミ電解コンデンサ用電解液の高耐久性グレードの販売を開始したこと、有機ELディスプレー(OLED)の光学フイルム向けUV硬化樹脂のPFASフリーグレードを追加し、販売を開始したこと、近年の電子機器の処理速度増大に伴う電子部品からの発生熱量の効率的な放熱を促すための電子部品と冷却器とを密着させるウレタン系放熱ギャップフィラー『サーマップ』を開発したこと、半導体デバイスの性能向上や小型化に役立つ、積層セラミックコンデンサを作る工程向けの薬剤を開発し、2027年度から本格販売を見込むことなどが挙げられます。当連結会計年度における当分野に係る研究開発費は808百万円であります。
(5) 環境・住設産業関連分野他
本分野では、環境浄化用の水処理薬剤、住宅用断熱材に用いられるポリウレタンフォーム用原料、建築シーラント原料などの製品を開発しております。主な成果としては、土木工事用薬剤についてトンネル掘削時の掘削土の粘度調整薬剤「ビスカーエイト」を開発したこと、樹脂練り込み型消臭剤「ケシュナール」が自動車部品用途で採用されたこと、バイオエタノール製造工程用の次世代消泡剤として「ノプタム1560EZ」の販売を開始し、ラインアップ拡充により、多様な発酵プロセス、産業への応用が可能となり、周辺市場への横展開を図っていること、住宅用断熱材用原料について、地震発生時の火災への対応意識の高まり及び2030年以降の新築住宅へのZEHスタンダード化の流れに沿い、不燃吹付断熱材用原料の開発を推進したことなどがあげられます。当連結会計年度における当分野に係る研究開発費は483百万円であります。
当社グループの研究開発は、ウレタン材料事業本部の研究部、界面活性剤事業本部の研究部とBeauty & Personal Care部、機能材料事業本部の研究部、パフォーマンスポリマー事業本部の研究部、ファインケミカル事業本部の研究部、バイオ・メディカル事業本部の研究部、Siela Project、フラボトーン事業推進部の研究開発グループ、アグリ・ニュートリション事業推進部の研究開発グループ、事業企画部の新事業開発グループ、先端材料・プロセス開発部、テクノリサーチ部、業務革新部の業務グループ、研究所の総務課、及び連結子会社のサンノプコ㈱の研究本部、サンアプロ㈱の研究所で推進しました。研究開発人員数はグループ全体で351名であり、これは当社グループ全人員の約五分の一に当たります。
当連結会計年度におけるグループ全体の研究開発費は、全社費用として報告セグメントに配分していない新規事業に係る研究開発費1,355百万円を含め5,275百万円であります。
当連結会計年度における新規事業の研究開発の成果としましては、次のとおりであります。アグリ事業としましては、「ペプチド肥料」のラインナップを増やして3品とし、継続して国内外の複数地域にて販売及び圃場試験を実施しました。匂いセンサー「FlavoTone®」につきましては駅トイレや工場敷地境界の臭気モニタリング用途を中心とした実証を積み重ねるとともに、食品・化学・香料分野の顧客に対する有償受託分析やデバイス及びアプリライセンスの販売を通じて、実績拡大を進めております。その他の新規事業としましては、宇宙分野の探索として、学校法人立命館、国立大学法人東京大学と共同で提案した技術課題「月面土木作業に適した超高真空用油圧駆動アームの開発」において、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)が公募する宇宙戦略基金事業(第二期)の技術開発テーマ/SX中核領域発展研究「SX-ARK」(運動と制御)」に採択されました。
一方、既存事業分野における各セグメントの主な研究開発成果は、次の(1)~(5)のとおりであります。
(1) 生活・健康産業関連分野
本分野では、生活に密着した日用品向けの多様なニーズにきめ細かく対応するシャンプー基材や洗剤用の界面活性剤応用製品、臨床検査試薬キットならびに医療用機材などの製品を開発しております。主な成果としては、非シリコーン系でありながらシリコーン系界面活性剤に匹敵する優れた洗浄性・湿潤性・浸透性(濡れ性)の特徴をもつ新規アニオン界面活性剤を開発したこと、機能性タンパク質「シルクエラスチン」を用いた「皮膚欠損創に対するシルクエラスチンスポンジ創傷用シート」の薬事承認を取得したこと、「半月板縫合術向けのシルクエラスチン」がAMED(日本医療研究開発機構)の医工連携イノベーション推進事業のもとで企業治験を開始したこと、紙コーティング剤用の消泡剤として食品接触関連法規に幅広く対応し、消泡性と低ハジキ性のバランスに優れる安心・安全なユニバーサル消泡剤「ノプタム1790」の販売を開始したことなどが挙げられます。当連結会計年度における当分野に係る研究開発費は833百万円であります。
(2) 石油・輸送機産業関連分野
本分野では、自動車シートクッション用ポリウレタンフォーム用原料、潤滑油・燃料油の添加剤などの化学品ならびに切削油といった金属加工用薬剤のベース基材などの製品を開発しております。主な成果としては、従来に比べて省燃費性に優れたエンジン油用新規粘度指数向上剤及び電気自動車(EV)用潤滑油向けに、摩耗を防止する添加剤の販売を開始したことなどがあげられます。当連結会計年度における当分野に係る研究開発費は1,004百万円であります。
(3) プラスチック・繊維産業関連分野
本分野では、電子部品搬送トレーなどに使用される永久帯電防止剤、樹脂用の顔料分散剤、モデル用合成木材といったプラスチック関連製品ならびに化学繊維やガラス繊維、炭素繊維などの各種繊維用の薬剤などを開発しております。主な成果としては、低抵抗タイプの永久帯電防止剤「ペレクトロンシリーズ」で、有機フッ素化合物(PFAS)を使用しない新グレードを開発したこと、木粉配合の高機能テキスタイル「MOC-TEX」を素材としたジャケットがウッドデザイン賞2025を受賞したこと(当該ジャケットは2025年大阪・関西万博に出展)などが挙げられます。当連結会計年度における当分野に係る研究開発費は790百万円であります。
(4) 情報・電気電子産業関連分野
本分野では、複写機やプリンター用のトナーバインダー、電子部品製造用の工程薬剤、コンデンサ用電解液など情報・電気電子産業に使用される製品を開発しております。主な成果としては、AIサーバー等での電流制御用として利用される高性能アルミ電解コンデンサ用電解液の高耐久性グレードの販売を開始したこと、有機ELディスプレー(OLED)の光学フイルム向けUV硬化樹脂のPFASフリーグレードを追加し、販売を開始したこと、近年の電子機器の処理速度増大に伴う電子部品からの発生熱量の効率的な放熱を促すための電子部品と冷却器とを密着させるウレタン系放熱ギャップフィラー『サーマップ』を開発したこと、半導体デバイスの性能向上や小型化に役立つ、積層セラミックコンデンサを作る工程向けの薬剤を開発し、2027年度から本格販売を見込むことなどが挙げられます。当連結会計年度における当分野に係る研究開発費は808百万円であります。
(5) 環境・住設産業関連分野他
本分野では、環境浄化用の水処理薬剤、住宅用断熱材に用いられるポリウレタンフォーム用原料、建築シーラント原料などの製品を開発しております。主な成果としては、土木工事用薬剤についてトンネル掘削時の掘削土の粘度調整薬剤「ビスカーエイト」を開発したこと、樹脂練り込み型消臭剤「ケシュナール」が自動車部品用途で採用されたこと、バイオエタノール製造工程用の次世代消泡剤として「ノプタム1560EZ」の販売を開始し、ラインアップ拡充により、多様な発酵プロセス、産業への応用が可能となり、周辺市場への横展開を図っていること、住宅用断熱材用原料について、地震発生時の火災への対応意識の高まり及び2030年以降の新築住宅へのZEHスタンダード化の流れに沿い、不燃吹付断熱材用原料の開発を推進したことなどがあげられます。当連結会計年度における当分野に係る研究開発費は483百万円であります。
このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00884] S100YC0P)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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