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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100YG75 (EDINETへの外部リンク)

有価証券報告書抜粋 株式会社フコク 研究開発活動 (2026年3月期)


事業等のリスクメニュー株式の総数等

変化のスピードが激しくなっている環境下において、当社は大学、素材メーカー、ベンチャー企業と共創を積極的に進めることにより、新たな価値創造に取り組んでいます。その結果、当連結会計年度の研究開発費の総額は2,272百万円から2,383百万円に増加しています。
技術・要求仕様の変化が大きく競争構造が未固定な領域は、新規参入及び差別化の機会が大きいと認識しており、以下の領域を中心に開発を推進しております。
1) 半導体業界への拡充 (下記、放熱ギャップフィラー参照)
2) ロボティクス分野におけるソフトグリッパー開発 (下記参照)
3) 新エネルギー関連 (下記参照)
4) バッテリーのセル間緩衝材及び断熱ソリューション (下記、防振セグメント参照)
5) 宇宙領域における防振ソリューション (下記、防振セグメント参照)
熱マネジメント分野の製品である放熱ギャップフィラー(*1)は国際出願しているものではアメリカ合衆国及び中国などの複数外国に移行し、特許権取得に向けて進行しています。さらに、より好適な2件の国際特許出願も完了し、早期審査によって2件とも国内で特許権を取得しました。放熱ギャップフィラーの技術は進化が加速される半導体業界の熱問題への展開も視野に入れて取り組んでおります。
ソフトロボティクス(*2)分野において、ソフトグリッパーに関連して2件の国内特許出願を完了しました。人とくるまのテクノロジー展に出展し、その中で当該技術についても展示を行いました。継続して開発を推進し、社会課題の解決に取り組んでおります。
新エネルギー分野では、風力発電や陸上発電機における風車ブレードへの雪氷付着の抑制、及びエロージョン(腐食・浸食)抑制に寄与する「シリコーン材料」を開発し、それぞれ国際特許出願が完了しました。シリコーン材料を風車ブレードに塗布することによって、前記課題の解決に寄与するものと見込んでおります。また、シリコーン材料を「De-Icing*(商標登録第6985223号)」と称し、社会課題の解決に向けて展開しております。
これら重点領域は各セグメントに跨る形で開発を推進しております。
*1:放熱ギャップフィラーとは、熱伝導性フィラーを含む樹脂組成物です。発熱装置に塗布することによって、放熱ギャップフィラーを通じて熱を外に逃がし、装置の温度上昇を抑制します。
*2:ソフトロボティクスとは、人間のように柔軟性のある動き・作業を行うロボット技術を指します。

この他の各セグメントにおける研究開発活動は以下の通りです。
① 機能品セグメント
自動車分野においては、当社の主力製品であるワイパーブレードラバーについて、新たな視点による製品開発の推進及びソリューションビジネスの深化に加え、技術支援の提供を通じて中国Tier1メーカーとの関係強化を図ってまいりました。その結果、中国ローカル自動車メーカー及びグローバル自動車メーカーへの新規参入を実現しております。
一方で、今後の持続的成長に向けた課題も認識しており、新規表面処理技術及び材料の開発に取り組み、製品競争力の強化を推進しております。表面処理技術の開発ではプラズマ処理を適用したワイパーブレードラバーに関する特許出願が完了しました。
シール分野では電動化の進展に伴い、航続距離の向上、充電時間の短縮及び電力効率の向上を背景としてバッテリーの高電圧化が進展しており、電気絶縁性及び安全性に対する要求は一層高まっております。このような環境の下、高電圧バッテリーに対応した制御デバイス用シール部品については、量産受注を獲得いたしました。
電動化という観点では、電費性能、安全性及び寿命に直結する熱マネジメント領域を重要分野と位置付けております。各種デバイスの温度管理や車両全体の熱制御ニーズの高まりを背景に、各種シール部品に加え、断熱・放熱ソリューションの開発を推進しております。

非自動車分野においては、インダストリアル分野及びOA機器分野に注力しております。インダストリアル分野では、直動システム向けシールやエアシリンダー・電磁弁用シールの開発を進めており、国内外での採用拡大が見込まれております。
また、OA機器分野においては、差別化された特殊材料を用いた製品開発を推進しており、売上高は堅調に推移しております。

② 防振セグメント
CASE時代に対応した商品について、EV電池用緩衝材であるセル間断熱弾性体やセンサー用防振ゴム等の開発に積極的に取り組んでいます。2025年度では当分野で2件の特許出願が完了しました。車載電池及び派生分野の定着型電池の市場は今後も拡大される見込みであり、開発を継続しております。
この他、宇宙関連機器用防振ゴムの開発、並びに農業機械技術クラスター事業への参画を継続し、積極的に新規分野の製品開発を行っております。宇宙関連機器用防振ゴムではJAXA(国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構)の宇宙戦略基金事業における技術開発テーマに当社提案の技術課題が採択されました。当分野では2件の特許出願が完了しました。当該技術の高度化を図るとともに、他分野への応用展開も視野に入れております。

③ ライフサイエンスセグメント
ライフサイエンス事業においては、再生医療・遺伝子治療分野での持続的成長を目指し、細胞加工の現場で使用されるカスタム培地、細胞凍結保護液、凍結バッグ等の製品を上市し、さらに高付加価値な遺伝子治療システムバッグの開発にも着手しました。また、大学や企業との共同研究を積極的に推進し、新製品開発に向けた有効性検証とエビデンス蓄積に取り組んでいます。
今後3か年計画では、開発投資を強化し、当社が培った技術力(ソリューション)と製品(プロダクト)の相乗効果によって市場を開拓し、高付加価値なものづくりを通じて、持続的な事業拡大を目指しています。

事業等のリスク株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01113] S100YG75)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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