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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007X3E

有価証券報告書抜粋 日工株式会社 研究開発活動 (2016年3月期)


経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

当社グループは、ソリューションパートナーとしてお客様の期待に応える研究開発及び製品開発を研究開発部門が中核となって関連部門と連携協力して推進しております。
当連結会計年度に係る研究開発費は2億27百万円であります。
(1)アスファルトプラント関連事業
アスファルトプラント関連事業では、林業から発生するバーク(樹皮)、抜根材、竹などの難利用材をアスファルトプラントの燃料として有効利用することを目指し、自立燃焼型炭化炉の実証炉と微粉炭バーナの実証機を開発致しました。
難利用材は、高含水比で土砂などを含むことから有効利用が極めて難しい未利用材です。自立燃焼型炭化炉の排熱を難利用材の予備乾燥に利用することにより、補助燃料無しで炭化物を製造することが可能となりました。これら難利用材の炭化物を粉砕してアスファルトプラント用微粉炭バーナで燃焼させることにより、カーボンニュートラルな再生可能エネルギーとして有効利用することが可能となります。
当社は、アスファルトプラントの将来像を見定め、アスファルトプラントを弛むこと無く進化させることにより、循環型社会の構築、環境負荷低減、二酸化炭素排出量削減、地産地消、地域密着型、再生可能エネルギーの積極的活用などの観点より、社会貢献に努めて参ります。
当事業に係る研究開発費は1億22百万円であります。

(2)コンクリートプラント関連事業
コンクリートプラント関連事業では、新型ミキサ(DASH Hyper)のシリーズ化と拡販に努めて参りました。
中でも、国内最大となる6m3/バッチ練りDASH Hyper ミキサをラインナップに加え市場に投入致しました。この新型ミキサは従来ミキサの毎時80バッチ練りの瞬発力を踏襲すると共に、混練性能を大きく向上させて高強度コンクリートなどに対応しています。 さらに、リニア中央新幹線の建設や東京オリンピック開催に伴う大型土木工事で要求される大粒径の80ミリ骨材にも適応させております。
また、さらなる混練性能ならびにメンテナンス性の向上をはかるべく、各種試作ミキサによる試験練りを実施しました。この試験結果を基に、次世代型ミキサの開発に着手し実用化に向けての研究開発を日々行なって参ります。
当事業に係る研究開発費は80百万円であります。

(3)環境及び搬送関連事業及びその他
環境および搬送関連事業及びその他では、多種多様な材料を対象とする一体型乾燥加熱装置であるマルチドライヤ(NMD:Nikko Multi Dryer)の拡販に努めました。
このマルチドライヤは、材料供給ホッパ、フィーダ、乾燥ドライヤ、バーナ、排出ホッパ、バグフィルタ、排風機などを一体構造とすることにより10トン積みトラック1台で搬送可能な乾燥加熱装置です。153期においては、牡蠣殻乾燥用、鋳物砂乾燥用、自動車のシュレッダーダスト乾燥用として市場に投入致しました。いずれの装置に関しても案件毎に実際の材料により社内実証機で検証を行い、その結果を実機設計に反映させて納入を行っております。
また、新たに開発した自立燃焼型炭化炉やサーマルデモプラントなどの実験装置を用いて加熱、焼成、浄化、燃焼などの各種実証テストを実施し、新たな商談に結び付けて参ります。
当事業に係る研究開発費は24百万円であります。

経営上の重要な契約等財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01372] S1007X3E)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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