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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1009T4S

有価証券報告書抜粋 株式会社山本製作所 業績等の概要 (2016年11月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績

当連結会計年度におけるわが国経済は、英国のEU離脱、中国経済の減速や円高の進行など様々な景気減速要因にもかかわらず、GDPが3期連続でプラス成長するなど緩やかな成長を維持しました。しかし、円高や国内消費の低迷で企業業績の減速感は強く、輸出企業を中心に業績の下方修正が相次ぎました。
一方、海外におきましては、米国の景気回復基調が持続したものの、新興国経済の減速や英国のEU離脱問題などの不安定要因もあり、不透明感が払拭できない状況で推移しました。
当社グループはこうした経済状況の中で、各事業分野において市場構造の変化に応じた国内外における営業活動を積極的に展開するとともに、市場ニーズに対応した生産体制の整備や生産効率の改善など、グループ体制の強化に取り組んでまいりましたが、当連結会計年度の業績は売上高が14,890百万円と前年同期と比べ3,423百万円(18.7%)の減収となり、営業損失1,388百万円(前年同期は営業損失664百万円)、経常損失1,463百万円(前年同期は経常損失513百万円)、親会社株主に帰属する当期純利益1,700百万円(前年同期は親会社株主に帰属する当期純損失776百万円)となりました。
セグメントの業績を示すと、次の通りであります。
(プリント配線基板部門)
当セグメントにおきましては、次世代ネットワークのさらなる高速化、大容量化に伴う超高多層、超難易度プリント基板の受注が好調に推移しました。また、産業用ロボット向けプリント基板も堅調に推移しました。
当社グループは、こうした状況の中で、超難易度プリント基板製造に特化し、製造技術の開発や品質のより一層の向上と安定に注力するとともに、国内外のグループ会社間の連携強化による積極的な営業活動を推し進めてまいりましたが、売上高は11,594百万円と前年同期と比べ1,488百万円(11.4%)の減収となり、セグメント損失(営業損失)921百万円(前年同期はセグメント損失639百万円)となりました。
(時計・精密機器部品部門)
当セグメントにおきましては、国内市場においてはインバウンド消費が一服し、個人消費が低迷したこともあり需要は減少しました。海外においては、北米市場は堅調に推移したものの、中国をはじめとする新興国の需要が低迷し、当社の受注環境は厳しいものとなりました。
当社グループは、このような状況の中で、時計分野においては消費者の求めるニーズに合わせた要素開発や工芸的な技法の開発を積極的に展開し、市場への対応を図ってまいりました。また、精密機器部品・表面処理の分野においては、加工の難しい素材への取り組みなど技術開発を推進するとともに、精密機械、電子機器をはじめ、より幅広い市場への参入を図り積極的な営業展開を行い、受注獲得に全力を傾注してまいりましたが、売上高は3,296百万円と前年同期に比べ1,935百万円(37.0%)の減収となり、セグメント損失(営業損失)282百万円(前年同期はセグメント利益168百万円)となりました。

(2)キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ2,047百万円(前年同期比104.2%増)増加し、4,011百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次の通りであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
「営業活動によるキャッシュ・フロー」は286百万円の資金減少となりました(前年同期は148百万円の増加)。これはたな卸資産の増加228百万円、法人税等の支払額155百万円等によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
「投資活動によるキャッシュ・フロー」は3,380百万円の資金増加となりました(前年同期は133百万円の減少)。これは固定資産の売却による収入3,570百万円等によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
「財務活動によるキャッシュ・フロー」は961百万円の資金減少となりました(前年同期は317百万円の減少)。これはリース債務の返済による支出236百万円、長期借入金の返済による支出703百万円等によるものです。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


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