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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007QOK

有価証券報告書抜粋 中央発條株式会社 研究開発活動 (2016年3月期)


事業等のリスクメニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


当社グループは、中長期に向けて、競争力を大幅に強化するための新技術・新製品の開発を積極的に進めております。なお、研究開発活動につきましては日本のみで行っておりますのでセグメント別の記載を省略し製品区分で記載をしております。

当連結会計年度における主な製品区分ごとの成果は以下のとおりであります。

シャシばね区分では、懸架コイルばね・スタビライザ・重ね板ばねともに、1個流しを基本としたコンパクトラインの更なる効率化のための技術開発に取組み、国内及び海外拠点の生産ラインへ随時展開しております。また、カーメーカーの更に高まる製品の小型化・軽量化に対するニーズに対応すべく、高強度材料の開発に取り組んでおり自動車の燃費向上にも貢献できると期待しております。さらに、海外・国内ばね廉価材の採用、横力制御技術で培った最適化設計手法、開発した強化処理工法を活用した低コスト化に取り組んでおり、グローバルで供給可能な体制の構築を積極的に進めております。

精密ばね区分では、エンジン低燃費化や燃料電池車に対応した新用途のばね開発を多岐にわたり手掛けております。これらは耐熱ばね、新工法を取り入れた高精度なばねなどであり、他社をリードした新規性の高い製品となっています。今後は、これら新規品の拡販と、より付加価値が高いアッセンブリ製品の開発を展開していきます。一方で、既存製品については要求品質・要求特性が得られる安価な海外材や廉価材の適用検討や、皿ばねへの高周波熱処理工法の拡大などの高効率生産の追及を継続し、競争力を向上させることで継続的な受注を図っています。

ケーブル区分では、海外廉価材の拡大と併せ部品工法変更による原価低減を継続的に進めており、その量産効果も出てきております。今後は、カーメーカーのニーズの軽量化、高剛性化、車両組付け簡素化による商品力向上と廉価材で性能確保した設計をすることで、海外各拠点での現地材活用による競争力向上でビジネス拡大を目指しております。

その他区分では、当社コア技術応用の拡大をはかり新製品創出を積極的に進めております。建築用部品である窓開閉装置においては、省エネ,静音駆動部など環境に配慮した製品の拡充を進めております。新たな製品としては、重量シャッター関連製品や転倒防止装置などの開発に取組み、各メーカー向けに製品の販売を開始しております。また、当社初のEV関連製品として、充電操作が簡便にできる「充電ケーブルリール」がカーメーカー純正オプションとして採用されました。今後も様々な製品を開発・提案するとともに、海外市場へも積極的に展開してまいります。

なお、当連結会計年度の研究開発費の総額は2億7千9百万円となっております。

事業等のリスク財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01405] S1007QOK)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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