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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10083JF

有価証券報告書抜粋 元旦ビューティ工業株式会社 研究開発活動 (2016年3月期)


事業等のリスクメニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


当社の研究開発活動には、発明研究と基礎研究開発、製品化のための応用研究開発及び既存製品のための改良研究開発があり、主に技術開発課(2016年3月31日現在5名)と白州技術センター(2016年3月31日現在6名)が連携して担当しております。
当期における研究開発費の総額は108,014千円であります。なお、当社は社内研究が主であり、担当者が複数の案件に携わっているため、研究開発内容別の費用算出が困難であり、記載を省略しております。
なお、研究開発内容別の研究目的、主要課題及び研究成果については次のとおりであります。

(1)天井落下防止工法の研究開発
天井落下防止工法の研究開発に着手いたしました。近年多発する地震による天井等の落下被害の実態を受け、「特定天井(吊天井)」は技術基準が建築基準法で新たに定められ、既存建築物において「特定天井(吊天井)」に該当する場合は、天井の撤去を中心とした落下防止策が必要となりました。今回の天井落下防止工法は、天井を撤去したことで失われる室内環境(断熱性や吸音性の低下)を補うことができる安全でかつ「特定天井(吊天井)」に該当しない直天井システムです。
また、同工法にパンチング板を付帯することで天井の意匠バリエーションが豊富となり、更なる他社との差別化が図られ、市場競争力の向上につながります。

(2)軒先システムの研究開発
軒先システムの研究開発を継続し、これまでの軒先システムに新仕様の追加を行いました。これまでの設計者の意向に沿った納め方を共同で検討していくという開発コンセプトはそのままに、新たに軒先を納める部材(1種類の部材で角度調節が可能)を開発・規格化することで、物件ごとに特注品を製作せずに済むため、在庫管理が簡素化し,コスト削減につながります。

(3)大和葺屋根の研究開発
大和葺屋根の研究開発を継続し、生産設備の構築を行うとともに販売に向けて準備を進めています。大和葺とは日本古来の屋根工法で、厚い木板を互い違いに並べ、木片の重なりで作られる深い陰影を持ち、その高い意匠性を、長寿命である金属材を上葺き材と下葺き材で分割して使用することで表現しています。また働き幅を可変化することで建物用途に合わせた使い分けができるため、市場の拡大が見込めます。

(4)太陽電池設置部材の研究開発
太陽電池設置部材の研究開発を継続し、製品の改良・バリエーションの追加を行いました。これまで培った開発経験からコストを抑えながらユーザーのニーズを反映した新たな製品を開発し、提供することで市場での競争力を向上させます。製品の改良やバリエーションの追加、新たな取り付け方法の開発を継続して実施することでユーザーのニーズに対応し、ひいては省エネルギー化に貢献できる太陽光発電システムの普及にもつながります。

(5)雪止め金具の研究開発
雪止め金具2製品の研究開発(製品改良)に着手しました。ユーザーのニーズを反映し、屋根材へ穴を開けずに固定する方法を新たに開発したことで防水性を向上させた雪止め金具の取り付けが可能となります。

(6)金属屋根の性能に関する研究開発
本年度は防耐火構造の国土交通大臣認定を13件取得しました。また、屋根の耐風圧性能試験を2製品で実施し、高い性能を有していることを確認しました。これらの高い性能評価を得ることで他社との差別化が図られ、市場競争力の向上につながります。

事業等のリスク財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01433] S10083JF)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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