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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1009788

有価証券報告書抜粋 株式会社マルマエ 業績等の概要 (2016年8月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当事業年度におけるわが国経済は、中国を始めとするアジア新興国等の景気が下振れするリスクが残るなか、各種政策の効果もあって、雇用と所得環境では改善傾向が続きました。また、生産や輸出は横ばいとなっているものの、個人消費は底堅い動きがみられるなど緩やかな回復基調で推移しました。
当社の主な販売分野である半導体業界におきましては、当初は若干、在庫調整の動きがみられたものの、ロジックの微細化やデータサーバーのSSD(ソリッドステートドライブ:ハードディスクドライブに代わるメモリを使ったドライブ)化に関連する3D NAND向け半導体製造装置の需要が急拡大し始めました。FPD業界におきましては、中国でのテレビ向け液晶パネルに関連する大型液晶パネルの設備投資の増加に加え、韓国では有機EL向けの設備投資が増加しました。
このような経済状況のもと、半導体分野では、顧客内におけるシェア拡大に注力し、生産設備の増強とマルマエ生産方式の推進によって競争力の強化を図り、売上高は堅調に推移しました。FPD分野では、社内生産体制の見直しを始め協力企業の拡大を進めながら有機EL向けなどの新規部品の受注拡大を図ることで、売上高は前期比で増加しました。また、その他分野の光学関連では、新型スマートフォンがマイナーチェンジにとどまったことで顧客受注が停滞したこともあり受注は低迷しました。損益面では、生産力の向上に向けた設備投資が進み減価償却費は増加しながらも、売上高の増加に加え、生産効率の改善を進めることで営業利益及び経常利益は前年を上回りました。当期純利益につきましては、税効果会計における繰延税金資産を反映しました。
この結果、当事業年度の業績は、売上高が2,242百万円(前期比5.6%増)、営業利益は488百万円(前期比8.5%増)、経常利益は458百万円(前期比5.1%増)、当期純利益は363百万円(前期比35.0%減)となりました。
なお、当社は精密部品事業のみの単一セグメントであるため、セグメントごとの記載を省略しております。併せて、当事業年度より事業内容を明確に表示するため従来の「精密切削加工事業」から「精密部品事業」へセグメント名称を変更しております。
(2)キャッシュ・フロー
当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、513百万円となり、前事業年度末と比較して116百万円増加しております。
主な要因は、営業活動によって獲得した556百万円のキャッシュ・フロー及び、有形固定資産の取得等を行った投資活動に伴う支出296百万円並びに長期借入金の返済及び配当金の支払等による財務活動によるキャッシュ・フローが△141百万円であったことによるものであります。
当事業年度における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果獲得した資金は、556百万円(前年同期は626百万円の獲得)となりました。これは主に税引前当期純利益550百万円、減価償却費155百万円を計上したこと、利息の支払額24百万円、売上債権の増加による資金の減少122百万円、仕入債務の減少による資金の減少10百万円、未払消費税等の減少による資金の減少21百万円等があったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、296百万円(前年同期は185百万円の使用)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出294百万円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、141百万円(前年同期は206百万円の使用)となりました。これは長期借入れによる収入100百万円、長期借入金の返済による支出141百万円、配当金の支払額99百万円等によるものであります。
(参考)キャッシュ・フロー関連指標の推移
2012年
8月期
2013年
8月期
2014年
8月期
2015年
8月期
2016年
8月期
自己資本比率(%)0.75.622.432.738.1
時価ベースの自己資本比率(%)21.899.7117.1167.2146.4
キャッシュ・フロー対有利子負債比率6.69.014.12.02.2
インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)11.79.35.929.822.9
自己資本比率:自己資本/総資産
時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産
キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い
(注)1.株式時価総額は自己株式を除く発行済株式総数をベースに計算しております。
2.キャッシュ・フローは、営業活動キャッシュ・フローを利用しております。
3.有利子負債は貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を対象としております。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01465] S1009788)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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