シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007TLN

有価証券報告書抜粋 ダイジェット工業株式会社 研究開発活動 (2016年3月期)


経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

当社グループにおいて、研究開発活動は連結財務諸表を作成する当社のみが行っております。当社の研究開発活動については以下のとおりであります。
研究開発の方針として、低抵抗化による消費動力の低減、及び高能率化、高精度化、更に長寿命化によるリードタイム短縮と加工コスト低減を狙った環境に優しい製品開発を目標としております。
90期に取り組んだテーマとして、金型加工の高精度化、リードタイムの短縮、加えてコスト低減を大幅に改善するために、従来工程である“鋼材⇒荒加工⇒熱処理⇒仕上げ加工”工程を“熱処理済み鋼材⇒直彫り加工による荒、仕上げ同時加工”とすることで実現できると提案してまいりました。本短縮工程においては、高硬度材を安定的に且つ長寿命に加工できる工具が要求され、「ワンカットボール70“DH-OCHB形”」を開発いたしました。本ソリッドボールエンドミルにより、被削材硬度70HRCの加工を実現し、刃先中心部に独自の刃形状を採用することにより、高硬度材の荒加工~仕上げ加工の広範囲な領域での加工を可能にいたしました。
高精度、高能率加工用工具として、大Rのラジアス形状を採用した「ジャイアントラジアスインサート(GRM形)」を開発し、金型加工において従来品のボールエンドミルとの比較において、加工面粗さ及び後工程の磨き工数を1/4に改善、短縮いたしました。
高能率刃先交換式エンドミル「QMマックス」に中仕上げ~仕上げ対応の肩削り用チップ“ZPMT-PL形”を追加し炭素鋼の壁面加工において、たおれ量0.01mm以内、加工面粗さRa=0.13μm Rz=0.72μmを達成し高精度な壁面加工を実現いたしました。
非鉄金属加工用工具として、ソリッドモジュラーシリーズに「アルミ用Sヘッド“SMAL形”」を追加いたしました。ソリッドエンドミルで定評のあるアルミ用ソリッドエンドミルの刃形状を採用し、クーラント穴を追加することにより、確実に刃先を冷却、被削材の溶着を抑制、切りくずの排出性を向上させ、且つびびりをも抑制し高精度、高能率な加工を実現いたしました。
また、当連結会計年度の試作製造・技術改良等を含めた研究開発活動に要した費用は477百万円であります。

経営上の重要な契約等財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01488] S1007TLN)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。