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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007QG7

有価証券報告書抜粋 東洋機械金属株式会社 研究開発活動 (2016年3月期)


経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


当連結会計年度の研究開発活動は、激しく変化する経営環境と、地球環境に対応するために、広く世界に目を向けて『世界が求める製品、地球に優しい製品開発』を基本方針とし、顧客の立場で、世界の一流品作りを目指しております。
当連結会計年度における当社グループが支出した研究開発費の総額は6億4千8百万円であります。
当社グループは、経営上の意思決定及び業績の評価は単一セグメントにより行っておりますが、主力製品であります射出成形機及びダイカストマシンの研究開発活動を示すと次のとおりであります。

[射出成形機]
プラスチック製品の多用途化が進み、従来プラスチックでは対応が困難だった分野においても、樹脂の技術が進歩し、高強度、耐熱性、耐久性を求められる自動車関係部品の軽量化を筆頭に金属と樹脂が一体化する部品が一般化されてきました。竪型射出成形機は、金型内に金属部品等を固定させて射出成形することで金属と樹脂を一体化させるインサート成形法に広く使用されております。
射出成形機では、2004年に竪型射出成形機を全電動機式へ置き換えたETシリーズを開発し、以降数々の改良を重ね、この度これまでの成形機開発で培ってきた技術を投入し、ET-Ⅱシリーズへ刷新し2015年開催されました名古屋プラスチック工業展にET-80ⅡVR2を出展いたしました。
ET-80ⅡVR2は、複雑化する金型・自動システムに対応すべく、ワイドテーブル化・ワイドな開口スペース・取出機の背面設置スペースの確保・選べる射出ユニットを特長としております。また、汎用機で信頼を築いたプラスターグリースB3-2を採用、潤滑頻度を従来機1/8に削減し、地球にやさしい機械開発に取組んでおります。現在、ET-40Ⅱ・80Ⅱ・100ⅡVR2の設計を完了し、ワイドバリエーションに向けラインアップを行っております。

[ダイカストマシン]
油圧ダイカストマシンでは、宇部興産機械株式会社との業務提携で、東洋機械(常熟)有限公司工場生産のBD-350VCEX・BD-500VCEXを共同開発いたしました。この開発機をベースに、BD-125~650V6EXの開発とラインアップを実施いたしました。特徴は、型締剛性アップとセンタ-プレス方式の採用により、型締力を金型面全体へ均一に分配し、製品不良の低減です。
オプションでは、高速タイバー抜き装置を開発し、段取替えをスムーズに行えるようにいたしました。また、最新制御『SYSTEM600』を搭載し、見やすくなった大画面で操作性を向上いたしました。
当社独自の射出機構である、マルチインジェクションに磨きをかけた油圧サーボバルブ(オプション)とともに、顧客ニーズに対応し、市場競争力の強化とトップシェアを目指してまいります。
電動ダイカストマシンでは、完全電動サーボダイカストマシンDsF-125、DsF-350の開発と市場性向上を実施いたしました。
DsFシリーズは、油圧を使用することなく全ての動作を電動サーボモータで駆動しており、従来の油圧機と比較して消費電力を約80%削減可能で、繰り返し精度に優れたマシンとなっております。市場性向上と信頼性アップにより販売拡大を目指してまいります。
当社は、DsFシリーズ、Ds-EXシリーズ、V6EXシリーズ、VCEXシリーズを軸に顧客ニーズを捉えトップシェアを目指してまいります。

経営上の重要な契約等財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01528] S1007QG7)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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