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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1008QZT

有価証券報告書抜粋 株式会社 アルバック 業績等の概要 (2016年6月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)経営成績
当連結会計年度におけるわが国経済は、企業収益の改善に足踏みが見られるものの、雇用情勢や所得環境の改善が続く中、緩やかな回復基調が続いてまいりました。米国では、設備投資や輸出に弱めの動きが見られるものの、個人消費や民間住宅投資が増加したことなどから景気の回復が続いてまいりました。欧州では、企業部門の一部に弱めの動きが見られるものの、失業率が高水準ながらも低下するなど景気は緩やかに回復してまいりました。中国では消費が堅調に増加、輸出にも下げ止まりの動きが見られるものの、生産の伸びの鈍化などにより景気は緩やかに減速してまいりました。
当社グループを取り巻くエレクトロニクス市場においては、スマートフォンの高機能化・薄型化に向けた動きは継続するも、販売台数の伸びが低下しているため、電子部品メーカーの設備投資は総じて慎重になってまいりました。液晶ディスプレイ製造装置の設備投資においては、積極的な投資が集中し、前年度を上回る好調な推移となりました。
その結果、当連結会計年度につきましては、受注高は、2,236億8百万円(前年同期比408億76百万円(22.4%)増)となり、売上高は1,924億37百万円(同132億63百万円(7.4%)増)となりました。また、損益面では、営業利益は178億64百万円(同67億31百万円(60.5%)増)、経常利益は183億73百万円(同58億98百万円(47.3%)増)、親会社株主に帰属する当期純利益は166億98百万円(同78億24百万円(88.2%)増)となりました。

企業集団の事業セグメント別状況は次のとおりであります。

「真空機器事業」
真空機器事業を品目別に見ますと下記のとおりです。
(FPD及びPV製造装置)
FPD(フラットパネルディスプレイ)製造装置は、モバイル端末向け中小型液晶ディスプレイ製造装置やテレビ向け大型液晶ディスプレイ製造装置の投資が集中、有機EL製造装置への投資も加わり、受注高、売上高ともに前年同期を大幅に上回りました。
(半導体及び電子部品製造装置)
半導体関連は、メモリ用スパッタリング装置や自然酸化膜除去装置、電子部品関連は、モバイル機器向け高機能デバイス製造装置を中心に受注高、売上高を計上いたしましたが、スマートフォン販売台数の伸びの低下に伴う電子部品の減産やDRAM向け設備投資減少の影響、不揮発性メモリ製造装置の一時的な投資先延ばしもあり、受注高、売上高ともに前年同期を下回りました。
(コンポーネント)
FPD、半導体、電子部品業界や自動車関連向けを中心に堅調に推移いたしました。期の後半に海外でのクライオポンプの大型受注もあり、受注高は前年同期を上回りましたが、売上高はほぼ前年同期並みとなりました。
(一般産業用装置)
自動車部品製造用真空熱処理炉などを中心に、受注高、売上高を計上いたしましたが、中国などにおける景気減速の影響を受け、ともに前年同期を下回りました。

その結果、真空機器事業の受注高は1,913億28百万円、受注残高は953億98百万円、売上高は1,604億37百万円となり、営業利益は149億55百万円となりました。

「真空応用事業」
真空応用事業を品目別に見ますと下記のとおりです。
(材料)
主に韓国などの顧客から液晶ディスプレイ用スパッタリングターゲット材料を受注し、前年同期を上回る受注高、売上高を計上いたしました。
(その他)
マスクブランクス関連は、スマートフォン向け高精細中小型パネルや車載半導体需要の増加を受け、また、分析機器関連は、アジア向けを中心に、それぞれ引き続き堅調に推移いたしました。

その結果、真空応用事業の受注高は322億79百万円、受注残高は58億57百万円、売上高は320億円となり、営業利益は28億97百万円となりました。

なお、上記金額には消費税等は含まれておりません。
(2)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末に比べ168億8百万円減少し、448億62百万円となりました。
営業活動によるキャッシュ・フロ-は、前連結会計年度に比べ17億16百万円増加し、当連結会計年度は237億8百万円の収入となりました。
投資活動に使用されたキャッシュ・フロ-は、前連結会計年度に比べ15億38百万円増加し、55億93百万円の支出となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、前連結会計年度に比べ175億53百万円減少し、324億48百万円の支出となりました。
なお、キャッシュ・フロ-の増減要因は、「7[財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析](1)財政状態 ②キャッシュ・フロ-の状況」に記載しております。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01589] S1008QZT)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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