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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10082S9

有価証券報告書抜粋 キクカワエンタープライズ株式会社 業績等の概要 (2016年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績
当事業年度における経済情勢は、年度前半は国内外において総じて堅調な状況にて推移しましたが、年度後半になるにつれて、中国経済の変調や原油価格の下落など様々な経済指標に変調の兆しが現れ、新年を迎えた後は日本株式が大幅に下落すると共に円高傾向に転ずるなど、景気の現状はやや厳しく、今後の先行き見通しも急速に不透明さを増してきております。
その様な経済環境下において、当社の製造する木工機械の設備投資動向と関連の深い新設住宅着工戸数は、近年にない低金利政策の追い風もあり、前年度比1.9%増の90万9299戸となり、2年ぶりのプラスへ転じたものの、その絶対数では過去の実績と比較すると未だ低水準に留まっております。
また、工作機械関連では、日本工作機械工業会の2015年度の会員会社の受注統計は、3年ぶりに前年実績を下回り前年度比11.4%減の1兆4000億円弱となりました。その要因としては、スマートフォンを量産する新興国関連や資源安によるエネルギー関連など輸出の落ち込みが顕著であり、比較的堅調な内需も、消費税の再引き上げに伴う個人消費減退への警戒感と共に、新たな政府補助金の採択を見越した買い控え傾向が見られます。
このような中、当社は木工機械・工作機械メーカーとして、業績に関連の深い産業分野の製造工程において顧客の企業価値を高めるべく、魅力ある製品の開発・販売を積極的に推進して参りました。
その結果として、売上高は、前年度比4.7%減の4,360,862千円(うち輸出1,700,164千円 全売上高の39.0%)と、2年ぶりの減収となりました。
なお、機種分類別の内訳と致しましては、木工機械については大規模プラント工事の反動減もあり、前年度比35.0%減の2,097,994千円(うち輸出810,588千円)となりましたが、工作機械については自動車関係や航空機関連など国内外共に堅調な需要があり、前年度比67.5%増の2,262,867千円(うち輸出889,575千円)となりました。
なお、損益面につきましては、営業利益498,077千円(前年度501,487千円)、経常利益518,540千円(前年度592,615千円)、当期純利益377,335千円(前年度464,400千円)と、それぞれ2年ぶりの減益となりました。

(2) キャッシュ・フロー
当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、1,246,475千円となり、前事業年度末より112,431千円増加しました。
当事業年度中における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果として得られた資金は前事業年度より165,405千円減少し、283,172千円となりました。これは主に、法人税等の支払額及び役員退職慰労引当金並びに前受金の減少があったものの、税引前当期純利益の計上、売上債権の減少により資金が増加したものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果として使用した資金は前事業年度より538,034千円減少し、80,916千円となりました。これは主に、定期預金の増加による資金の減少及び有形固定資産の取得による支出であります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果として使用した資金は前事業年度より38,044千円増加し、75,621千円となりました。これは主に、配当金の支払額によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01629] S10082S9)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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