シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007YGE

有価証券報告書抜粋 株式会社ホウスイ 業績等の概要 (2016年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、政府、日銀による景気対策効果により、国内経済は緩やかな回復基調を維持しましたが、個人消費には未だ力強さが伴わず、中国をはじめ新興国経済の減速懸念など、景気の先行きについては依然不透明な状況にあります。
一方、水産・食品業界におきましては、昨年来の円安による原材料の輸入価格の上昇や、夏場の天候不順、暖冬による季節商材への影響、消費者の変わらぬ節約志向と相まって厳しい経営環境にありました。
このような状況のもと、当社グループは、引き続き顧客のニーズに迅速に対応するとともに、増強してきた設備やグループの持つ機能を最大限に活用して収益の確保に努めてまいりました。
なお、誠に遺憾ながら本年3月に当社の連結子会社の元経理課長による不正行為ならびに不適切な会計処理が判明し、過年度(2014年3月期、2015年3月期)の決算を修正しております。その内容につきましては、関東財務局ならびに東京証券取引所においてすでに公表いたしました。当社では、今回の事態を厳粛に受け止め、再発防止の体制を構築し、グループ全社のコンプライアンスの向上に努めてまいります。
当社グループの当連結会計年度の経営成績は、新設事業所の順調な稼働と新規顧客への販売が好調に推移したことにより、前年対比増収増益となりました。その結果、売上高709億6百万円(前年同期比35億14百万円 5.2%増)、営業利益5億23百万円(前年同期比2億87百万円 121.6%増)、経常利益5億77百万円(前年同期比2億93百万円 103.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益4億2百万円(前年同期は親会社株主に帰属する当期純損失2億95百万円)となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
① 冷蔵倉庫事業
冷蔵倉庫事業は、本年度団地冷蔵(東京大田区)の建替えに伴い所有株式を売却した結果1ヶ所減少し、首都圏8ヶ所に冷凍・冷蔵保管スペース(14万トン)を有し、水産物を中心に畜産物、農産物およびその加工品の保管事業を行っております。当連結会計年度は、物流センターの稼働率の上昇に伴い、入庫量・在庫量が増加したことにより、荷役作業売上、保管料収入が増加しました。加えて原油安による電力料の引き下げ、減価償却費等の経費の減少もプラス要因となりました。
以上の結果、冷蔵倉庫事業の売上高は49億54百万円(前年同期比55百万円 1.1%増)となり、営業利益は3億70百万円(前年同期比40百万円 12.1%増)となりました。
② 水産食品事業
水産食品事業は、えび、カニ、凍魚、魚卵などの卸売りを主体とした水産食材卸売部門と食材調達、加工、納品業務を請け負うリテールサポート部門、ならびに厚焼玉子、水産練製品他の製造・加工販売を行う食品製造販売部門で構成されております。
水産食材卸売部門においては、昨年来からの円安傾向の影響を受け、主力のえび、カニの相場が上昇し、売上が伸び悩む環境にありましたが、惣菜店の撤退と在庫の圧縮による経費の削減に努め、売上高は昨年を下回ったものの営業利益は昨年を上回りました。
リテールサポート部門においては、既存顧客の深堀りと開発商品の提案により売上高は大幅に増加し、昨年度新設した市川流通センターの業務改善と相まって、営業利益は昨年を大幅に上回りました。
食品製造販売部門においては、あんこの売上が増加したことにより売上高は昨年を上回りました。また、経費の削減効果もあり、営業利益は昨年より改善しました。
以上の結果、水産食品事業の売上高は659億51百万円(前年同期比34億58百万円 5.5%増)となり、営業利益は1億52百万円(前年同期は営業損失94百万円)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、税金等調整前当期純利益が7億33百万円となり、減価償却費や借入金の増加による収入がありましたが、有形固定資産の取得による資金の減少などにより、当連結会計年度末の資金は14億70百万円(前年度末比1億27百万円減少)となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果獲得した資金は15億97百万円(前年同期は10億58百万円の獲得)となりました。これは主に減価償却費の増加等によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は64億52百万円(前年同期は55百万円の使用)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出などによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果獲得した資金は47億27百万円(前年同期は9億97百万円の使用)となりました。これは主に借入金の増加による収入によるものです。


従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00017] S1007YGE)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。