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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10077CA

有価証券報告書抜粋 ホシザキ株式会社 研究開発活動 (2015年12月期)


経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

当社グループにおける研究開発活動は、日本では当社及び株式会社ネスター、米州ではHOSHIZAKIAMERICA, INC.、LANCER CORPORATION、Jackson WWS,Inc.及びAços Macom Indústria e Comércio Ltda.、欧州・アジアではGRAM COMMERCIAL A/S、Western Refrigeration Private Limited及び浙江愛雪制冷電器有限公司が行っております。当社グループにおける研究開発部門では、市場情報収集から要素開発、試作、設計、生産フォローアップまでの一貫した研究開発体制を持つことで、最終顧客の多種多様なニーズに対応しております。当連結会計年度は、新規開発及びモデルチェンジを中心とした開発活動と、収益性を向上させるためのコスト低減活動を行っております。なお、当連結会計年度における当社グループの研究開発費の総額は38億94百万円となっており、セグメントごとの研究開発費は、日本は29億68百万円、米州は8億37百万円、欧州・アジアは87百万円となっております。当社グループにおける研究開発部門に所属する従業員は、合計444名となっており、セグメントごとの研究開発活動は次のとおりであります。

(1) 日本
①当社
(業務用冷蔵庫)
業務用ドロワー冷蔵庫のモデルチェンジを行い、24機種を製品化いたしました。制御の見直し及びファンモータの直流モータ化等の採用により、従来製品と比較して消費電力の低減を実現いたしました。また、レール部構造の見直しにより、ドロワーの引き出す力を従来製品より19%削減し、お客様にとって、使い勝手のよい製品になっております。
市場競争力をアップさせるため、インバータ制御の業務用テーブル形冷蔵庫72機種について、機種追加及び仕様見直しを行いました。圧縮機制御の見直し等により業界最小の消費電力量を実現いたしました。
中国の星崎電機(蘇州)有限公司で生産するアジア向け業務用テーブル形冷蔵庫の市場拡大のために、センターピラーレスシリーズを開発し、製品化いたしました。
(製氷機)
英国のHOSHIZAKI EUROPE LIMITEDで、自然冷媒を採用し、従来製品と比較して消費電力低減を実現したキューブアイスメーカーIMシリーズ5機種を開発し、製品化いたしました。
また同様に、新たにキューブアイスメーカーAM-20CAEを開発し、製品化いたしました。市場拡大のため従来製品と比較してコンパクト化を実現し、カウンター下部に設置可能な製品といたしました。
(ディスペンサ)
オート生ビールディスペンサDBF-AS65WEのモデルチェンジを行い、製品化いたしました。業界初の様々なニーズに対応した注出設定の採用及び本体構造見直しによる大幅なコストダウンを行い、より大きな顧客満足を実現させました。
氷点下のハイボールの注出が可能な特定顧客向けのフリージングハイボールディスペンサAEXシリーズ2機種を開発し、製品化いたしました。
カセット給水式キャビネットスタンドAPC、ATCシリーズのモデルチェンジを行い、製品化いたしました。従来製品と比較して、給水タンクの形状見直し及び容量アップにより、お客様にとって使い勝手のよい製品になっております。
(その他)
新しい市場開拓のため、自社初のガスフライヤーFL-18A-GA、FL-27A-GAを開発し、製品化いたしました。ガスフライヤーでは業界初の待機モードを採用し、油の酸化及びガス消費量の抑制を実現いたしました。また、浸管のない側面加熱方式の採用により、フラットで清掃性が高い油槽形状を実現いたしました。
業務用電磁調理器HIHシリーズ120機種のモデルチェンジを行い、製品化いたしました。制御等の見直しにより出力の向上をはかり、業界トップの対応鍋種類数を実現いたしました。
インバータ制御のプレハブ用コンデンシングユニットHUS-22RA-IV(冷蔵)、HUS-22FA-IV(冷凍)を開発し、製品化いたしました。従来製品と比較して消費電力の低減を実現いたしました。
また、ホットパックに対応した真空包装機HPS-300A-HP、HPS-400A3-HPを開発し、製品化いたしました。業界初の脱気自動判定機能の採用により、ホットパック完了の自動判定を実現いたしました。
シリーズ拡大のため、開発を行った最大出力15kWのIHボイラを採用した、スチームコンベクションオーブンMIC-10SA3を開発し、製品化いたしました。

②株式会社ネスター
電子レンジ、超高圧水噴流式ロストルクリーナーのマイナーチェンジを行いました。
温風乾燥により魚肉中のタンパク質分解酵素が活性化しタンパク質を分解することで短時間に旨味成分である遊離アミノ酸を増加させる熟成乾燥庫 FDD-12Aを製品化いたしました。

(2) 米州
①HOSHIZAKI AMERICA,INC.
(製氷機)
クレセントアイスメーカーをモデルチェンジし、KM-340シリーズ2機種を製品化いたしました。従来製品より省エネを図り、空冷機においてアメリカの省エネ基準であるEnergy Starへの適合を実現いたしました。
(業務用冷蔵庫)
業務用テーブル形冷蔵庫のシリーズの充実を図るため、ドロワータイプ21機種、低床タイプ2機種を開発し、製品化いたしました。
②LANCER CORPORATION
(ディスペンサ)
温飲料が注出できる、新バルブを採用した温・冷飲料ディスペンサを開発し、製品化いたしました。
大手飲料メーカー向けに卓上タイプの飲料ディスペンサBlue Starシリーズ3機種を開発し、製品化いたしました。
③Jackson WWS,Inc.
(食器洗浄機)
独自の蒸気排熱回収システムを新規開発し、食器洗浄機に取り付けることにより大幅なランニングコストの低減を実現いたしました。
④Aços Macom Indústria e Comércio Ltda.
(業務用冷蔵庫)
業務用冷蔵庫全般のモデルチェンジを行い、製品化いたしました。従来製品と比較して外装材の見直し等により、大幅なコストダウンを実現いたしました。
(その他)
コストパフォーマンスが高いシンプルな構造のガスバーナを採用したガスフライヤー2機種を開発し、製品化いたしました。

(3) 欧州・アジア
①GRAM COMMERCIAL A/S
(業務用冷蔵庫)
低コストで、ヨーロッパのATEX指令に適合した業務用縦形冷蔵庫Bio Compact Basicシリーズ3機種を開発し、製品化いたしました。
②Western Refrigeration Private Limited
(ショーケース)
大手飲料メーカーの環境負荷低減要望に、自然冷媒の採用で対応した冷蔵ショーケースSRCL550ECOとSRCL700ECOを開発し、製品化いたしました。
冷蔵および常温の二つの温度帯をもったショーケースP-Zoneを開発し、製品化いたしました。
(業務用冷蔵庫)
2014年に投入したHRW、HFWシリーズ4機種に続き、インド国内向けの業務用縦形冷凍冷蔵庫HRFW-77を開発し、製品化いたしました。

経営上の重要な契約等財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01654] S10077CA)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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