シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007TSI

有価証券報告書抜粋 株式会社前田製作所 研究開発活動 (2016年3月期)


事業等のリスクメニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

当連結会計年度における研究開発活動は、産業・鉄構機械等関連事業においては、排ガス規制に合わせたクレーンの製品開発、その他事業においては新分野における研究開発を重点的に取り組みました。
当連結会計年度における研究開発投資額は287百万円であり、主な研究開発課題とその成果は次のとおりであります。
(1) 4.9t吊クローラクレーンモデルチェンジ機開発による2014年基準への対応
排ガス規制対応エンジンを搭載した国内向け4.9t吊クローラクレーン2機種の開発が完了し、市場導入いたしました。
(2) 海外向け4.9t吊クローラクレーン CC1485S-1用フライジブ開発
4.9t吊クローラクレーンCC1485S-1を海外向けとして開発するとともに、オプションのフライジブを同時開発し市場導入いたしました。
(3) 国内向け0.995t吊小型かにクレーン エンジン変更による始動性の改良
当社最小のかにクレーンMC-104Cのエンジンを変更し、始動性の改良を実施しております。2016年度の市場導入を予定しており、一層のユーザ満足度向上を図ります。
(4) 北米向けかにクレーンの開発 MC-285C-2US排ガス規制Tier4 Finalへの対応
北米の排ガス規制に対応すべくMC-285C-2USのエンジンをTier4 Finalに対応したエンジンに変更し、量産を開始いたしました。
(5) 欧州向け新型かにクレーンの開発
かにクレーンシリーズ最大の吊能力を有する新機種の開発を進めております。オプションの油圧伸縮・起伏式フライジブ開発と合わせ、2016年度中の市場導入を目指しております。
(6) ソフト水熱プロセス技術活用の研究
環境負荷低減が望まれる中、当社特許ソフト水熱プロセスを活用した各種試験研究を実施しております。
①きのこ使用済培地の再生処理装置による、生育実証試験
自社開発の装置により、きのこ使用済培地を再生処理し、実用規模の生育実証試験を実施しております。
②工業用部品の切削油洗浄装置の開発
部品製造工程において付着した切削油の洗浄にソフト水熱技術を活用し、実証試験を実施しております。
(7) 合金粉末の大量製造技術の確立
電子制御機器等で使用される接合材は高温度耐用が要求されることから、高額な金、銀が使用されており、これらに変わる合金粉末の接合材が求められております。当社では、合金粉末製造の特許取得業者と連携し、均一組成、低酸化の品質確保と、大量生産可能な装置を開発し、製造技術の確立を目指しております。
(8) 電気、電子制御技術の開発
①自社開発製品のクレーン等に使用される電子制御において、グローバルな要求仕様を満たす機器を開発し、市場に導入いたしました。
②環境負荷低減、コスト低減、安全が望まれる中、当社の電気電子技術を活用し検査の効率化機器及び安全に配慮した装置を開発いたしました。また、電気使用量の低減を狙いとした監視システムを開発し、本社ビル及び、本社各工場に導入いたしました。

事業等のリスク財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01658] S1007TSI)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。