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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1008KK5

有価証券報告書抜粋 前澤工業株式会社 業績等の概要 (2016年5月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度におけるわが国経済は、企業の業況判断に慎重さがみられるなどの弱さがみられるものの、個人消費はおおむね横ばいとなり、設備投資も持ち直しの動きがみられるなど、景気は緩やかな回復基調が続いていると思われます。
一方で、海外経済の不確実性の高まりや金融資本市場の変動の影響もあり、依然として不透明な状況で推移しました。
当社グループを取り巻く事業環境は、公共投資が緩やかに減少していることに加え、公共投資関係費の削減およびコスト縮減が行われたことによる企業間競争の激化により、非常に厳しい環境が続きました。
このような状況のもとで当社グループは、成長企業へのさらなる転換を図るため、顧客ニーズを的確に捉えたソリューション提案を強化するほか、グループ一丸となった販売体制の強化を推進し、販売活動を展開してまいりました。その結果、当連結会計年度の業績は、受注高は25,746百万円(前期比12.9%減)、売上高は28,833百万円(前期比0.7%減)となりました。
損益につきましては、トータルコストダウンの更なる追求や生産効率の大幅な向上をめざし、低原価体質を基調とした強固な企業体質の構築を推し進めるべく諸施策を実施し、経常利益は848百万円(前期比20.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は442百万円(前期比12.5%減)となりました。

当連結会計年度におけるセグメントの業績を示すと次のとおりであります。
〔環境事業〕
環境事業につきましては、老朽化した施設の更新・再構築などにかかる需要に主眼をおいて、それらにかかる水処理機械設備の販売活動を推し進めました。また、土壌・地下水汚染浄化、産業廃水処理および有機性廃棄物資源化などの需要に対しソリューション営業を展開し、民需事業の基盤の充実に努めました。
当連結会計年度は、公共投資関係費の削減など、引き続き厳しい事業環境が続くなか、受注高は8,373百万円(前期比32.3%減)、売上高は11,728百万円(前期比6.6%減)、セグメント損失391百万円(前年同期463百万円の損失)となりました。

〔バルブ事業〕
バルブ事業につきましては、浄水場、配水池、配水管、下水処理場、ポンプ場、農業用水幹線路、揚・排水機場などの整備、更新、耐震化にかかる各種弁・栓・門扉類の需要に対し、幅広く販売活動を展開しました。
当連結会計年度は、公共投資関係費の削減など、引き続き厳しい事業環境が続くなか、受注高は10,105百万円(前期比1.8%減)、売上高は9,779百万円(前期比2.0%増)、セグメント利益201百万円(前期比13.3%減)となりました。

〔メンテナンス事業〕
メンテナンス事業につきましては、上水道事業、下水道事業、農業用水・河川事業などの各分野における設備・機器のメンテナンスにかかる需要に対し、販売活動を推し進めました。
当連結会計年度は、公共投資関係費の削減など引き続き厳しい事業環境が続くなか、受注高は7,267百万円(前期比5.1%増)、売上高は7,325百万円(前期比6.1%増)、セグメント利益977百万円(前期比11.9%増)となりました。


(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度における現金及び現金同等物(「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ113百万円減少し、当連結会計年度末には、10,229百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、マイナス645百万円(前連結会計年度プラス2,355百万円)となりました。仕入債務の減少1,000百万円、前受金の減少605百万円などの資金減少項目が税金等調整前当期純利益484百万円、減価償却費612百万円などの資金増加項目を上回ったことによります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、投資有価証券の売却による収入6百万円などがあったものの、有形固定資産の取得による支出320百万円などがあり、マイナス311百万円(前連結会計年度マイナス363百万円)となりました。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、社債の償還による支出310百万円などがあったものの、長期借入れによる収入1,300百万円、社債の発行による収入603百万円などがあり、プラス844百万円(前連結会計年度マイナス905百万円)となりました。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


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