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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007VJ8

有価証券報告書抜粋 オカダアイヨン株式会社 研究開発活動 (2016年3月期)


経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

当社グループの研究開発活動は、油圧ショベルの先端に取付け、土木建設、解体、スクラップ処理、産業廃棄物処理、砕石等の作業に使用する各種作業機械並びに資源リサイクル分野における各種破砕処理機(特に木材破砕機)を2つの柱として、これらの分野における専門メーカーとしての豊富な経験と技術の蓄積をもとに優れた商品の開発を目標に展開しております。
国内、海外の各営業拠点からの顧客ニーズ、市場動向の情報等をもとに、新商品具体化の研究開発を推進すると共に成熟期にある商品群については、その高品位化、高品質化、高付加価値化を目指し、競争力のある商品開発をテーマに取り組んでおります。
当社グループの研究開発活動は、国内セグメント、海外セグメントに区別せず実施しております。
なお、研究開発は大阪本社と朝霞工場の2拠点で行っており、当連結会計年度の研究開発費は80,155千円であります。

(1) TOPシリーズ油圧ブレーカ
当社グループの油圧ブレーカ TOPシリーズは、市場ニーズに応え小型のTOP-11より超大型のTOP-800まで13機種がラインアップし、好評を得ております。これらに加え、さらに騒音を考慮した超低騒音型油圧ブレーカSシリーズは、国土交通省新技術NETISに登録され、小型機種のS-32から大型機種の
S-300Bまで8機種を揃え又、大型のS-400Bも開発完了し、都市土木などで使用されております。また
今回部品点数をさらに少なくし、メンテナンスフリーを目指した新型ブレーカVシリーズを開発いたしました。今
後V-シリーズの超低騒音タイプV-SSシリーズも市場に投入してまいります。
今後も低騒音でメンテナンス性の高いモデルを、国内市場及び海外市場の動向を見ながら顧客ニーズに応える開発を進めてまいります。

(2) サイレントTS-Wクラッシャー
多くのさまざまな解体現場で好評を得ております大割機TS-Wシリーズ、超小型機種TS-W250から超大型機種TS-W2200Vまでの13機種を、開閉スピードのアップ、耐久力を向上させたTS-WBシリーズへのモデルチェンジを進め、さらに作業効率の向上と顧客ニーズにきめ細かく対応することができるようになりました。
また、鉄骨カッターのTS-Wカッターシリーズも好評で、大型切断機のTS-W720CVとTS-W820CVも大規模解体現場で活躍しており、これらに鉄骨の切断がストレスなく行える新機構のアーク刃を採用した新型カッターTS-S430CとTS-S550Cに加え30~40tショベルに装着可能なTS-S660C、またクロスカッター刃を採用し幅の広い鋼材も切断可能なTS-W650XCVが加わり安全性向上と作業効率向上に寄与しております。これらに加え今回SRC構造(鉄骨鉄筋コンクリート構造)の建物解体に適したTSRC-1300V・TSRC-1000Vを開発しました。今後さらに、高強度の建物解体や油圧ショベルの大型化に対応したクラッシャーとカッターの開発を進めており当社最大の鉄骨カッター TS-W1000CVも完成いたしました。

(3) アタッチメント旋回方式ARTS(アーツ)
当社独自の旋回配管が不要なアタッチメント旋回方式ARTS(Advanced Rotating Technical System)を開発後、当社旋回型アタッチメントのコンクリート解体機のTSクラッシャー、TSカッター、汎用切断機のカットクン、木材切断機アイヨン与作に採用、商品化し多くのユーザーに高評価を得ております。さらに次世代のアタッチメント旋回方式を追求してまいります。


(4) サイレントコワリクン
再生コンクリートプラントや解体現場等の小割作業において国内トップシェアを誇るサイレントコワリクンシリーズに海外市場を見据えたOSC-200A(20t~25tショベル装着可能)の直接溶接破砕歯を破砕歯交換式(ボルト脱着交換プレート)に開発をおこないました。今後も国内外の現場ニーズに素早く対応した開発を進めてまいります。

(5) サイレントTS-Sカッター
鉄骨カッターTS-Sシリーズとして切断がストレスなく行える新機構のアーク刃を採用したTS-Sカッターに6t~9tのショベルに装着可能なTS-S320を開発し、これにより6t~40tクラスのショベル装着可能なシリーズ化となりました。今後はミニショベルに装着可能なSカッターの開発を進めてまいります。

(6) アイヨンカプラー
油圧ショベルの大型化に伴い、アタッチメントを交換するときには重い取付けピンを抜き差しするため、危険を伴う作業で多くの時間が必要でした。当社では短時間で安全にアタッチメントの交換が行える、30~100tショベル用のアイヨンカプラーSEシリーズ3機種を開発いたしました。さらに現場環境の改善、安全性の向上と省力化を目指す商品の開発を進めてまいります。また大型化に対応した200tショベル用の新機種SE2000も完成いたしました。

経営上の重要な契約等財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01696] S1007VJ8)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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