シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007ZH4

有価証券報告書抜粋 日本金銭機械株式会社 研究開発活動 (2016年3月期)


経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

(1)研究開発活動の方針
当社グループは、行動指針のひとつに、「自主創造」として、「独創的な商品とサービスを世界の人々に提供しよう」を掲げ、多様化する社会情勢や顧客ニーズに合致した、市場適合性の高い製品やサービスを、迅速に製品化し、顧客や利用者の満足度向上を図ることを基本方針としております。
また、当社グループでは、世界各国の貨幣に対応した紙幣・硬貨・搬送・集積・還流等を中心とした貨幣処理技術をもって、より一層セキュリティの高い貨幣流通社会の実現を追求し続けており、当社の製品が人と人の信頼関係の発展に資するものであることを願っております。さらに、近年は、これらの技術・ノウハウを応用・発展させたシステム製品開発にも注力しており、潜在的な顧客ニーズを引出し、新たな市場開拓に向けた活動を活発化させております。

(2)研究開発体制
現在、当社グループの研究開発部門には、約100名(グループ全従業員の約16%)のスタッフが在籍しており、日本を主拠点にして、米国、ドイツ並びにタイ国で、要素技術の研究から製品の企画、設計、量産化までを手がけております。また、生産部門などの他のものづくり関連部門と一体となり「ものづくり統轄本部」として、連携や相互研鑽を深めることで、当社製品の市場品質のより一層の向上と新たな技術の確立に努めているほか、顧客の研究開発部門や大学の研究機関等と連携した研究開発にも積極的に取り組むとともに、知的財産権の保護強化や有効活用にも注力しております。

(3)研究開発活動
当連結会計年度は、中期経営計画の基本方針・数値目標の達成に向け、顧客との関係強化を図り、提案型の製品開発に努めてまいりました。なお、当連結会計年度における当社グループ全体の研究開発費は、15億26百万円でありました。

①グローバルゲーミング
当連結会計年度には、AWP市場(欧州ゲーミング市場)向けに、バーコードチケットを利用して遊技・払出・精算が可能なシステム(チケットインチケットアウト)製品の開発が完了しました。当システムは、小規模なゲーミングホールで構成されている同市場になかったもので、従前の現金を利用した払出しシステムでの払出し用硬貨不足等の解消に資するなど、ユーザー、ホール双方のニーズに応えております。

②海外コマーシャル
当連結会計年度は、金融・流通・交通市場等での使用を想定した紙幣還流ユニットなどの製品開発を継続して行いました。また、自動販売機向けの紙幣識別機ユニットに対して、各国で新たに発行された新札への対応のほか、各種市場要望に対応するなど付加価値を高めており、より幅広い分野でも採用していただくことが可能となりました。

③国内コマーシャル
当連結会計年度には、日本国通貨と多国通貨間で双方向の両替が可能な外貨両替機の開発が完了し、拡販活動に注力しております。当機種により、拡大を続ける訪日外国人の利便性を高めることが可能となり、インバウンド需要を取込んでまいります。

④遊技場向機器
当連結会計年度には、相互乗入れ端末機を開発しました。当機種により、遊技客がレート別に遊技玉を貯蓄している口座間において、遊技客の承認を得たうえで、相互に遊技玉を移動することが可能となり、遊技客の利便性の向上に貢献できます。

経営上の重要な契約等財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01698] S1007ZH4)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。