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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007TUM

有価証券報告書抜粋 三櫻工業株式会社 業績等の概要 (2016年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績
当期の当社グループを取り巻く経済環境は、米国は内需の増加を牽引役に、緩やかな景気拡大が続いており堅調さを維持しました。欧州も緩やかな景気回復が継続しました。日本は雇用・所得環境の改善が続くなか、政府の経済政策の効果もあり、緩やかな回復基調となりました。アジアは、中国の景気減速もありその影響を受け東南アジアでは経済が伸び悩みました。
自動車業界における自動車の生産は、米州、欧州、アジアにおける需要拡大により全体的に生産台数が増加しました。その一方で、日本においては、輸出が緩やかな回復傾向にあるものの、生産台数は前年を下回りました。
このような環境のなか、当社グループの主力製品である自動車・輸送用機器用配管製品ならびに自動車用樹脂製品は、海外における自動車生産の増加傾向が堅調に推移したことにより、前期と比べて生産が増加いたしました。
当期の経営成績は、売上高は1,300億8百万円(前年同期比△0.5%減)となりました。また、利益につきましては、欧州における新規立上り費用の増加および為替差損等により、営業利益は52億50百万円(前年同期比△10.1%減)、経常利益は42億55百万円(前年同期比△16.9%減)となりました。また、当社および当社子会社保有の固定資産に対する減損損失等を特別損失に計上した結果、親会社株主に帰属する当期純損失6億18百万円(前年同期は15億77百万円の親会社株主に帰属する当期純利益)とやむなきに至りました。
なお、当連結会計年度より、「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 2013年9月13日)等を適用し、「当期純利益」を「親会社株主に帰属する当期純利益」としております。

セグメントの業績は次のとおりであります。
① 日本
国内における自動車の生産および販売の減少の影響を大きく受け、売上高は347億43百万円(前年同期比9.0%減)、営業利益は8億76百万円(前年同期比59.6%減)と減収減益となりました。
② 北南米
自動車需要の回復および新規受注による生産性の向上により、売上高は455億15百万円(前年同期比8.7%増)、営業利益は26億93百万円(前年同期比44.6%増)となりました。
③ 欧州
為替換算の影響等により、売上高は229億87百万円(前年同期比6.0%減)となりました。また、ガイガーオートモーティブ社における新規立上り費用の増加等により、1億13百万円の営業損失(前年同期は6億6百万円の営業利益)となりました。
④ 中国
新工場の本格稼働による直噴フューエルインジェクションレール製品の日本向け出荷の拡大等により、売上高は108億35百万円(前年同期比4.7%増)、営業利益は4億36百万円(前年同期比479.3%増)と増収増益となりました。
⑤ アジア
売上高は159億26百万円(前年同期比0.9%増)とほぼ前年並みとなりましたが、インドネシアにおける売上の減少及びインドにおける固定費の増加等により、営業利益は8億74百万円(前年同期比38.8%減)と減益となりました。
(2) キャッシュ・フロー
当連結会計年度における現金及び現金同等物は、投資活動により79億55百万円、財務活動により11億83百万円減少する一方、営業活動により111億52百万円増加した結果、当連結会計年度末には130億15百万円(前連結会計年度末比14億88百万円増)となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により得られたキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純利益が16億15百万円(前期は49億9百万円)、減価償却費が60億83百万円(前期は58億9百万円)、退職給付に係る負債の増加による資金増が19億45百万円(前期は11億51百万円の資金増)、売上債権の増加による資金減が1億98百万円(前期は14億44百万円の資金減)、仕入債務の増加による資金増が2億28百万円(前期は13億75百万円の資金増)などにより、前期と比較して、10億40百万円増加して、111億52百万円となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動に使用されたキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得による支出82億2百万円(前期は80億38百万円の支出)などにより、前年同期と比較して、8億44百万円減少して、79億55百万円となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により使用されたキャッシュ・フローは、連結の範囲の変更を伴わない子会社株式の取得による支出16億42百万円、配当金の支払による支出8億55百万円(前期は8億37百万円の支出)、短期借入金の増加による収入14億42百万円(前期は42億80百万円の収入)などにより、前年同期と比較して、31億67百万円増加して、11億83百万円の支出となりました。


従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01753] S1007TUM)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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