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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007T8D

有価証券報告書抜粋 明星電気株式会社 研究開発活動 (2016年3月期)


事業等のリスクメニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


当社グループにおける研究開発活動は、連結財務諸表提出会社である当社のみが行っており、気象観測、防災システム、環境計測、宇宙関連、情報通信機器等の研究・開発を行っております。当連結会計年度の研究開発費は、231百万円であり売上高の2.7%です。(外部資金によるものを除く)
セグメントごとの研究開発活動を示すと次のとおりであります。
(1)気象防災事業
① 気象管制分野
・高層気象観測では、2014年度に開発完了した「iMS-100」の拡販をインドネシア・スリランカで進めました。また地上受信局の「ネットワークシステム」を開発しインドネシア気象局に納入しました。本システムの導入によりインドネシア気象局では、各地の観測サイトの状況を本庁舎で集中監視できるようになりました。
・地上気象分野では「POTEKA予報業務」のためのアルゴリズム開発が終了し、気象庁より予報業務開始の認可が下りました。今後はお客様に気象予報の情報提供を行ってまいります。また、河川や山崩れ監視用として雨量計とカメラで状況をリアルタイムに確認できる「豪雨災害監視システム AMECA」の開発が完了しましたので、新商品として販売を開始致します。
・航空管制分野では航空管制用音声交換装置の標準化及び品質向上の開発が完了しましたので、今後は更に競争力のあるシステム提案を行ってまいります。
② 防災分野
・地震防災の事業では、昨年度開発した新型低消費テレメータを更に機能強化、能力向上させた商品開発を行い、気象庁様や防災科学技術研究所様の火山観測装置の機材としてご採用頂きました。また、海外向けに制御用地震計をフィリピンの震度階級に対応させ、構造物用の地震計としてフィリピンのビルオーナー様に納入いたしました。今後もお客様のニーズにあった商品の研究、開発を進めてまいります。
・水管理の事業では、機能、拡張性を向上させた水位計関連機器の開発を行っております。当年度においてはチタン製水位計および避雷対策を強化した水位観測システムの開発が完了し、新商品として販売を開始しました。今後も多様化するお客様のニーズに、幅広くお応えできるようなシステム開発を行ってまいります。
研究開発費の金額は217百万円です。
(2)宇宙防衛事業
・超小型衛星への搭載を目的とするスタートラッカー(STT)の開発を行いました。STTとは、半導体カメラを用いて撮影した画像中の恒星を内蔵する星図と照合することにより正確な方向を測定する、衛星の高精度姿勢制御に必要なコンポーネントです。当社で軌道上実証を行った製品を開発すれば超小型衛星用STT市場で主導権を握ることができると期待されます。
・独立行政法人科学技術振興機構(JST)による研究成果展開事業(先端計測分析技術・機器開発プログラム)として「高感度広域ガンマ線望遠鏡」を応募・採択され、実用化に向けた試作を開始しています。放射線汚染地域における復旧・復興を支える産業振興や製造・物流の活性化、日常業務・作業を出来るだけ阻害しないような迅速かつ高信頼度計測の実現に貢献する装置として期待されます。
研究開発費の金額は14百万円です。

事業等のリスク財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01792] S1007T8D)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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