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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007YTN

有価証券報告書抜粋 東亜ディーケーケー株式会社 研究開発活動 (2016年3月期)


事業等のリスクメニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

当社グループは、開発研究センターをグループ全体の技術の中枢として新たな計測技術の研究と独創的な製品開発に取り組み、新商品を市場へ提供してまいります。また、開発研究センターでは製品開発と共に、一昨年度に設置した環境大気測定用コンテナ局舎に加え、今年度はバッテリーバックアップ付き水道水用水質自動測定装置(屋外キュービクル)を新たに設置するなど、新製品の紹介や技術サービスのトレーニング、国内外からの見学・研修など多くの活動を展開しております。
日々の活動では国際競争力の強化と新市場への進出を目指し、知的財産権の取得強化、国際認証取得、開発スピードアップ、品質改革、新規技術の獲得と実用化に重点的に取り組んでおります。
各分野で継続して進めているモデルチェンジはシリーズ化を図り、デザインや操作方法などの共通化を推進することでブランドイメージを構築するとともに、使いやすさと、コストパフォーマンスに配慮した省資源・省電力設計に努めております。
なお、当連結会計年度の研究開発費524百万円は全て計測機器事業であります。

(1) 環境・プロセス分析機器分野

この分野は、基本プロセス計測器、環境用大気測定装置、煙道排ガス用分析計、ボイラー水用分析装置、上下水道用分析計、環境用水質分析計、石油用分析計等の広い分野を対象として、プラント運転管理や品質管理、排出の法規制対象成分監視など市場の需要動向を見据えた商品展開を行っています。
プロセス計測器では、重金属モニターに続きHACH社と共同開発した次世代pHセンサとpH計を完成させ、新たな世界戦略製品として本年度より国内販売を開始しました。また主要な計器について、引き続き本質安全防爆対応と、国際認証の取得に取り組みを継続しています。
大気・排ガス計測分野では、大気測定用の浮遊粒子状物質(SPM)測定装置と、大気中微小粒子状物質(PM2.5)測定装置のマイナーチェンジが完成し、より一層保守の簡便性が向上しました。
また、PM2.5測定装置は中国国家認証を取得、その他の大気測定装置を含め、中国への展開を目指して対応してまいります。
水質計測分野では、海外市場にむけた水道水用水質自動測定装置、水銀測定装置などの開発を進めました。

(2) 科学分析機器分野

この分野は、ラボ用分析機器、ポータブル分析計、医療用関連機器等の分野を対象として、測定ニーズの多様化に合わせて商品展開を行っております。
ラボ用分析機器では卓上用水質計Xシリーズとして、大型タッチパネルを採用した上級モデル3機種を含む5機種(pH、ORP、イオン、電気伝導率、溶存酸素計)を完成、使用するセンサ類も全てリニューアルして販売を開始しました。
医療用関連機器では、供給能力を50床から70床にアップし、透析原液の廃棄を可能な限り低減させた透析液供給用のA剤/B剤溶解装置(AHI-701/BHI-701)の販売を開始しました。

(3) 産業用ガス検知警報器分野

この分野は、半導体製造関連と一般化学工業で使用される毒性ガス等の検知器を対象とし、新たな顧客ニーズに基づく、新規検知対象ガスへの対応、低濃度検知への対応等を行っております。
今年度は、重点的に海外主要マーケットである台湾向け機器の防爆認証の取得を目指した活動を行ってきました。2016年度認証取得に向け、取り組みを継続しております。

事業等のリスク財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01798] S1007YTN)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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