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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007TD4

有価証券報告書抜粋 能美防災株式会社 研究開発活動 (2016年3月期)


経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

当社グループは、社会の安全に貢献することを基本理念として、火災事象の基礎研究をベースとした火災の早期検知・消火方法の確立に努めており、これらをもとに新しい防災システムの構築及び機器の開発を行っております。
現在、研究開発は当社の技術部を推進母体として研究開発センター、工場の設計部門等により推進されております。研究開発スタッフはグループ全体で99名であり、これは総従業員の約4%にあたります。
当連結会計年度におけるグループ全体の研究開発費は1,868百万円であります。
当連結会計年度におけるセグメントの研究の目的、主要課題、研究成果及び研究開発費は、次のとおりであります。

(1) 火災報知設備

一般ビルや共同住宅市場向けに、ユーザーニーズに応えた新たな自動火災報知システムの開発に取り組んでおります。また、海外市場向けに顧客への利便性を向上させた新型受信機を開発し、中国や東南アジア等、海外の市場へ積極的な展開をおこなってゆきます。更にデータセンター等の基幹情報施設や各種工場向けに、付加価値の高い新たな防災システムの開発に取り組んでおります。
① P-AT型受信機向けに、P型半導体式の新たな差動式スポット防水型感知器を開発いたしました。
② 共同住宅向けに、小型の煙及び熱感知器を開発いたしました。
③ データセンター等の基幹情報施設で、サーバーの異常個所をより早くピンポイントで確認するために、ポータブ
ル型の火災予兆システムを開発いたしました。
④ 国内防災メーカーで唯一、画像で火災認識する画像処理火災検知システムにおいて、多回線化により監視画面の
監視効率を向上させるための新たなソフトを開発いたしました。
⑤ 中国国内向けに新たなR型受信機及び中継器を開発・製造し、中国国内市場で販売を開始いたしました。
⑥ 東南アジア市場では、シンガポール向けに新たな受信機を開発いたしました。

当連結会計年度に係る研究開発費は1,548百万円であります。

(2) 消火設備

消火設備は、各市場に対して当社独自の技術を結集した差別化商品の開発を推進しております。高齢化社会に対応するために、高齢者施設向けの消火設備を開発しております。また、特殊分野として、交通インフラ向けに新たな消火設備の開発も推進しております。
① 高齢者施設向けに、設置コストを抑えた新たなパッケージ型自動消火設備「SPlashα」を開発いたしまし
た。
② 駐車場向けに、システムをコンパクト化した新たな閉鎖型泡システム「スコール C」を開発いたしました。
③ 道路トンネル用に、車線外に設置してメンテナンスも容易にできる新たなトンネル水噴霧ヘッドを開発いたしま
した。

当連結会計年度に係る研究開発費は319百万円であります。

経営上の重要な契約等財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01803] S1007TD4)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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