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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007Y1H

有価証券報告書抜粋 大井電気株式会社 研究開発活動 (2016年3月期)


経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

当社グループ(当社及び連結子会社)の研究開発は主として当社が行っております。
当社における研究開発体制は中長期を展望した基盤技術及び将来技術の研究開発を担当する研究部と、現事業品目に直結した製品開発及び技術開発を担当する水沢製作所技術部門とで構成され、研究部と水沢製作所技術部門は、密接な連携により研究開発を推進しております。
当連結会計年度の研究開発活動は、中期計画に基づき、当社の基盤事業である社会インフラ(電力、鉄道、官公庁、通信キャリア等)向けの情報通信機器・システム、スマートグリッド・スマートメーター関連事業など昨今のエネルギーインフラの多様化・効率化に対応した情報通信機器・システム、IoT、防災、エネルギーマネジメントシステム関連の情報通信機器・システム等の重点事業へ開発投資を選択・集中し、急激な市場変化、並びに技術革新に対処するための研究開発、技術開発を継続的に行うとともに、短期間での特長ある新製品投入に注力いたしました。
研究開発の注力分野は、次に示す6つの技術です。
(1) 高度ネットワークを支える「通信技術」研究開発
① 無線通信技術
② 通信方式技術
③ 光通信技術
(2) 各種システムを支える「基盤技術」研究開発
① M2M/IoT技術
② 電源技術
(3) 開発力・製品力を支える「設計技術」
① 構造技術
研究開発費の総額は8億23百万円であり、情報通信機器製造販売分野における研究開発活動は次のとおりであります。
(1) 電力自動検針・高圧スマートメーター用「通信端末」の開発をいたしました。
(2) 様々な社会インフラで活用できる「特定小電力無線マルチバンド技術」を開発いたしました。
(3) 高速大容量光通信システムを支える「光多値変調器制御技術」を開発いたしました。
(4) 光通信システムの高度化、高信頼化を支える「光カラーレス・コヒーレント検波技術」(注1)を開発いたしました。
(5) 高速大容量光通信システムを支える「100Gbメディアコンバーター」、「波長分割多重化装置(DWDM)(注2)の光プロテクション(注3)機能」を開発いたしました。
(6) 市町村で導入が進められている防災放送システム用「280MHz帯無線通信受信機、屋外放送設備」の開発、検証をいたしました
(7) IoT(Internet of Things:モノのインターネット)を考慮した各種センサの特性評価・検証、二次電池制御技術開発、小型・低コストのアンテナ技術開発をいたしました。
(注1)光波長多重信号から任意の波長を抽出する技術
(注2)DWDM:Dense Wavelength Division Multiplexing
(注3)光プロテクション:光信号のまま経路を切り替える方式

経営上の重要な契約等財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01859] S1007Y1H)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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