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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007TSS

有価証券報告書抜粋 CKD株式会社 研究開発活動 (2016年3月期)


経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


当社グループは、創造的な知恵と技術で多種多様な流体制御と自動化の技術を活かし、豊かな社会づくりに貢献できる商品の開発をしております。また、市場のタイミングを逃がさないスピードでお客様に満足いただける商品とサービスが提供できるように、開発・生産・販売の各部門が組織的な活動を進めております。
商品開発の基本指針としましては、「グローバル化を推進するための海外商品開発活動」「環境対応ビジネスを促進するエコ商品の開発活動」「5年後10年後を見据えた先端技術開発活動」に取組んでまいりました。
当連結会計年度における各事業部門の研究開発項目は次のとおりであります。なお、当連結会計年度の研究開発費は、2,857百万円であり、各セグメントに配分できない基礎的研究費用278百万円が含まれております。

(1) 自動機械部門

薬品包装機部門では、お客様の後発医薬品 (ジェネリック医薬品) の設備導入は引き続き好調に推移しており、FBPシリーズを多数お使いいただいておりますが、主力モデルをより使い勝手の良い内容にモデルチェンジいたしました。今後も安定的に売上を伸ばすために、事業の軸を海外にもシフトしていくとともに国内外市場で拡販するためのグローバルモデルの開発に取組んでまいります。
電池部門では、国内外市場のPHV、EV自動車向けのリチウムイオン電池用高速巻回機の開発をいたしました。今後は厳しいコスト要求や納期要求に応えるため、各機構をモジュール化し、様々な仕様に対応できる量産モデルの開発に取組んでまいります。
はんだ印刷検査部門では、中国市場の急減速を補うために、VPシリーズをよりグローバルに拡大できるようラインナップを増やしてまいります。また、ウェアラブル機器市場のように微細化したはんだ基板や小径バンプにも対応していくため、高機能モデルの開発に取組んでまいります。
新市場に参入していく活動としては、タイや中国で食品包装機CFFシリーズの実績が出来たことにより、市場の狙いとして間違いはなかったことが確認できました。よりアジア市場にマッチしたローコストモデルの開発に注力し取組んでまいります。また、コンビニエンス市場を狙ったレトルト包装品や簡易開封機能付き包装品に対応した包装機の開発や医療分野市場で、医療過誤防止で注目されている薬液入注射器用の新型包装機MBPの開発を進めてまいります。
研究開発費の金額は、461百万円であります。

(2) 機器部門

海外生産拠点における商品の拡大と海外市場でも戦える海外ニーズを視野に入れた「適正品質商品」の開発と、電気製品、自動車、医療機器、食品製造工程から産業機器に至るまであらゆる分野で欠かすことのできない半導体産業や、省エネルギー、省スペースなど環境に配慮した環境商品の開発など今後も利用分野が拡大し成長する市場や、ヒューマンアシストなど市場キーワードに対応した「業種対応商品」の開発及び商品力の強化に向けた「基幹商品」の開発に継続的に取組んでまいります。
適正品質商品では、モータレスタイプで使い慣れたモータの搭載が可能な「電動アクチュエータ:ETSシリーズ」に、一昨年度発売しましたベルト駆動タイプの「EVTシリーズ」及び低発塵仕様の「ECSシリーズ」に加え、昨年度さらにベルト駆動タイプで低発塵仕様の「電動アクチュエータ:ECVシリーズ」を追加販売いたしました。豊富なバリエーションで日本及びアジア市場に展開してまいります。
業種対応商品では、半導体産業に向けて「プロセスガス用エアオペレイトバルブ:LGDシリーズ」を発売いたしました。価格競争が激しい単品ガスバルブ市場に対して価格競争力のある商品として中国、台湾、韓国を中心としたアジア及び国内で展開いたしております。また、半導体業界のトレンドである原子層成膜工程で使用できる「高温高耐久バルブ:AGD11R/21R-HDFシリーズ」も発売しております。高温200℃に対応し耐久寿命1000万回を保証したバルブとなっております。
食品製造工程向け商品としては「FPシリーズ」を発売いたしました。食品製造工程で安心・安全に使用していただけるエアフィルタからアクチュエータまで幅広くラインナップしております。
医療・医薬市場につきましては、「メタルフリー薬液用2・3ポート電磁弁:MR16シリーズ」を発売しております。省スペースで圧力レンジが広く高耐食メタルフリー構造としており、省電力基板を標準搭載してコイルの発熱を抑え流体への熱影響を防止できる電磁弁となっております。生化学分析装置、血球計数装置などで使用される薬液の制御用バルブとして製品ラインナップを充実させ受注拡大に取組んでまいります。
また製造就労者の60%が40歳以上となる現代においてヒューマンアシストの悩みを解決する「パワフルアーム:PFB2シリーズ」を発売いたしました。コンパクトで広い可動範囲、軽量・高剛性といった特徴をもち高い操作性を実現しております。

基幹商品といたしましては、1998年発売以来、空圧バルブの主力商品として販売してまいりました空圧電磁弁4Gシリーズにつきましてリニューアル品となる「パイロット式3・5ポート弁:4GA/B・4GD/E Rシリーズ」を発売いたしました。主力商品として更なる拡販を目指し、これまでの4Gシリーズの強みである信頼性を継承し、更に耐久性を向上し,省電力化を図り、バリエーションを拡大させリニューアルいたしました。
研究開発費の金額は、2,117百万円であります。

(注) 上記金額には、消費税等は含まれておりません。

経営上の重要な契約等財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01909] S1007TSS)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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