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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007UN0

有価証券報告書抜粋 岡谷電機産業株式会社 業績等の概要 (2016年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度における世界経済につきましては、米国が回復基調にあるものの、中国経済の減速をはじめとする様々な課題が残されています。さらに米国の金利引き上げや原油をはじめとする資源の大幅な価格下落の影響で、新興国経済が一段と冷え込む懸念も広がっています。また、国内経済については、依然として不透明感が拭えない状態が続いています。
このような経済環境のなか、当社は当年度より「ものつくりの力の強化」を柱とする第9次中期経営計画を開始しました。これに基づき、中国工場の自動化、スリランカ工場の生産能力増強及び国内の製品開発力の強化に努めています。
一方、販売面は世界経済の停滞に加え、顧客の生産調整の影響もあり、国内では前年度好調であったスマートフォン用生産設備向け受注が大きく減少し、また海外では東南アジア地域は堅調を維持したものの、中国での受注が伸び悩んだことから、全体として低調に推移しました。
なお、コンデンサの取引に関する複数の海外競争法規制当局による調査への対応及び米国における集団訴訟への対応のための弁護士報酬等並びに当該訴訟の和解金等、合わせて12億19百万円を訴訟関連損失として特別損失に計上しております。
また、国内生産の強化・拡充のため、埼玉県行田市において建設中の新工場に係る一部費用として49百万円を特別損失に計上しました。同工場の操業開始は本年10月を見込んでおり、サージ関連製品を最新の自動化ラインで生産する予定です。
以上の結果、当連結会計年度の売上高は124億9百万円(前年比92%)、営業利益は3億59百万円(同63%)、経常利益は3億23百万円(同46%)となり、親会社株主に帰属する当期純損失は7億53百万円(前年は3億59百万円の親会社株主に帰属する当期純利益)となりました。
セグメント別の業績は下記のとおりです。

ノイズ関連製品
国内において汎用電源向けのノイズフィルターが好調でしたが、スマートフォン用生産設備向けのほかOA機器向けや産業機器向けが低調に推移しました。これらの結果、ノイズ関連製品の売上高は77億94百万円(同94%)となりました。

サージ関連製品
屋外LED照明用電源向け及び日系家電メーカーにおけるエアコン向けは堅調に推移しましたが、産業機器向けが低調であり、サージ関連製品の売上高は20億87百万円(同87%)となりました。

表示関連製品
公共インフラにおける表示器向けは堅調に推移しましたが、国内における産業機器向け及びLED光源等の不振の影響が大きく、表示関連製品の売上高は18億72百万円(同92%)となりました。

センサー関連製品
時計指針補正用、金融機器向けは順調に推移しましたが、産業機器向けエンコーダーが中国市場低迷の影響を
受け伸び悩みました。その結果、センサー関連製品の売上高は6億55百万円(同90%)となりました。

(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は、21億91百万円となりました。
営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前当期純損失が8億65百万円、減価償却費4億16百万円、売上債権が4億64百万円の減少、たな卸資産は4億40百万円減少したこと等により、合計では11億31百万円の収入(前連結会計年度6億51百万円の収入)となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得による支出が4億56百万円となり、合計では4億52百万円の支出(同2億66百万円の支出)となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、借入れによる収入2億72百万円、配当金の支払い2億1百万円等により、合計では70百万円の収入(同3億18百万円の支出)となりました。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E01928] S1007UN0)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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