有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007WS3
株式会社遠藤照明 研究開発活動 (2016年3月期)
経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
当社グループは、「より少ない資源とエネルギーで、より高付加価値な空間を創造する」を基本方針に掲げ、照明を通じて社会に貢献することを念頭に研究開発を実施しております。地球環境の保全と温暖化防止の促進、電力需給の逼迫により、省エネの重要性がより一層高まっています。従来光源に比べて高効率なLED照明器具に関しましても、様々な市場より更なる高効率化が求められております。
当連結会計年度における当社グループ全体の研究開発費の総額は、7億15百万円であります。
当社グループの研究開発活動は、次のとおりであります。
照明器具関連事業の研究開発部門におきまして、当連結会計年度においてリリースした主な新製品カタログとして、2015年4月LEDZ高天井照明カタログ、6月LEDZバリュー2カタログ、7月LEDZショップカタログ、LEDZ PLUS2015カタログを発刊いたしました。当社の全照明器具ラインナップにセグメントされた市場(商業施設や施設照明)に特化したLED商品が拡充されました。施設照明用として高効率LEDZ SOLID TUBE Liteシリーズでは175lm/w商品をはじめ、高効率ベース照明器具をリリース、商業施設市場向けに、衣料の色の見え方や人の肌を美しく見せる光を独自に開発したアパレルホワイトシリーズの拡充、リニアシリーズ、調光調色ダウンライトをリリースいたしました。また、照明空間マネジメントシステム「Smart LEDZ」に新たな機能を加えシリーズの拡充をはかるとともに、海外市場向けの新製品開発を行いました。
「Smart LEDZ」は、すべての照明器具を個別に制御することで、各業態のベネフィットに応じた最適な光環境の実現と省エネ・電気代削減を両立する画期的な照明空間マネジメントシステムです。光の制御は専用タブレットで簡単に操作でき、信号線不要の無線調光システムで特別な施工も必要がありません。
システム拡充機種といたしましては、小空間でのさまざまな明るさ演出をワンタッチ切り替えができる「シーンセレクターリモコン」を開発いたしました。
システム拡充機種といたしましては、デマンド制御用コントローラと組み合わせできる「接点コンバータ」、大・中型建築施設で照明の一括制御が可能な「一括管理ソフト」、さまざまな明るさ演出をワンタッチ切り替えができる「シーン設定機能」を開発いたしました。
次年度の研究開発活動につきましては、LED中央研究所を中心に子会社である中国の昆山恩都照明有限公司、タイのENDO Lighting(THAILAND)Public Co.,Ltd.及び米国のIcon International,Inc.の開発部門が相互に連携し、照明空間マネジメントシステム機能の向上及び拡充により、高効率LED照明システムの国内外への展開を加速し、更なる高付加価値空間創造を実現できるLED照明製品の開発を推し進めてまいります。また、海外市場向けとして、アジア建築市場向けLEDZグレアレス照明カタログ、中国の建築・商業施設向けLEDZカタログ、欧州商業施設向けLEDZカタログの商品の開発拡充を進めてまいります。
経営上の重要な契約等財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
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ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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