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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007V6W

有価証券報告書抜粋 EIZO株式会社 業績等の概要 (2016年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度の世界経済は、先進国を中心に緩やかな回復基調が続きましたが、中国や新興国に景気の減速が見られました。欧州では個人消費が底堅く推移し、景気は緩やかな回復が持続しました。米国では個人消費や雇用環境の改善が続き、景気は底堅く推移しました。日本では企業収益や設備投資に改善が見られ緩やかな回復基調で推移しましたが、海外経済の不確実性に対する懸念から、依然として先行き不透明な状況が続きました。
当社グループの属する映像機器関連市場における液晶モニター及び関連商品は、金融機関、医療機関、映像制作、公共施設、交通機関等、様々な用途で使用されており、更なる用途の拡大やシステム対応によりその市場は広がりを見せております。
このような経営環境の中、当社グループは第五次中期経営計画の下、「Visual Technology Company」を目指して事業展開を進めてまいりました。特に重要市場と位置付けるメディカル、グラフィックス及び産業市場の特定市場で製品開発や販売体制の強化に取り組み、売上の拡大を図りました。
主な取組みとして、メディカル市場向けでは手術室における医用画像や患者情報を集約し操作するシステム「CuratOR Surgical Panel」を、グラフィックス市場向けでは4K対応の高密度表示モニターを、産業市場向けでは航海情報の複数表示を可能とする46型の大画面モニターを発売する等、ラインナップの充実を図ってまいりました。また、B&Pでは、複数のモニターを並べて同時に閲覧する環境下での作業効率を向上させるフルフラット・フレームレスデザインの製品を投入しました。
このほか、メディカル事業強化のため、2015年10月、イメーション株式会社よりメディカル市場向けシステムインテグレーション事業を買収し、同年11月よりEIZOメディカルソリューションズ株式会社として事業を開始しました。また、特定市場での需要の増加に対応するため、石川県の本社敷地内に新工場棟を建設し、生産能力の増強を図りました。

当連結会計年度における全体の売上高は、74,878百万円(前期比3.2%増)となりました。品目別の売上高は、次のとおりであります。
[映像表示システム]
売上高は、54,626百万円(前期比12.5%増)となりました。
B&P市場は、国内及び海外共に好調に推移し、特にフレームレスモニターの販売が大きく増加したことから、売上高が増加しました。
特定市場は、海外では診断用途等のメディカル市場向けの販売が好調であったことに加え、グラフィックス市場向けの売上が好調に推移しました。また、国内でもメディカル市場向けの販売が増加したことや、当連結会計年度より新たに加わったEIZOメディカルソリューションズ株式会社の売上寄与があったことに加え、ATCや船舶等の産業市場向けの売上が好調であったことから、売上高が増加しました。

[アミューズメント用モニター]
売上高は、15,279百万円(前期比1.0%増)となりました。
アミューズメント市場を巡る環境は嗜好の多様化や遊技人口の減少、業界での自主規制の適用等、厳しい状況が依然として続いております。このような状況下でも、市場環境にいち早く対応したことで売上高は前期並みの水準を維持しました。

[その他]
売上高は、4,973百万円(前期比43.9%減)となりました。
これは主に、アミューズメント用ソフトウェア受託開発の売上高が減少したことによります。

利益面につきましては、映像表示システムの増収効果や、リーンな企業体質への改善を進めたこと等により販売費及び一般管理費が減少したこと等から、営業利益は5,081百万円(前期比13.6%増)となりました。また、資金運用目的で取得した有価証券の売却益を営業外収益に計上したこと等も寄与し、経常利益は5,698百万円(同21.1%増)となり、親会社株主に帰属する当期純利益は4,202百万円(同26.5%増)となりました。

(2)キャッシュ・フロー
当連結会計年度における現金及び現金同等物は、前連結会計年度に比べ2,198百万円増加し、20,221百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動で獲得した資金は、6,772百万円(前連結会計年度は1,445百万円の獲得)となりました。これは主に、法人税等を1,262百万円支払ったものの、税引前・減価償却等前当期純利益を7,691百万円計上(税金等調整前当期純利益+減価償却費+のれん償却額)したことによります。
投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動で使用した資金は、3,033百万円(前連結会計年度は3,426百万円の使用)となりました。これは主に、固定資産を取得したことによります。
財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動で使用した資金は、1,386百万円(前連結会計年度は923百万円の獲得)となりました。これは主に、配当金の支出が1,385百万円あったことによります。


従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02069] S1007V6W)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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