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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007Q6W

有価証券報告書抜粋 株式会社ソルガム・ジャパン・ホールディングス 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2016年3月期)


研究開発活動メニュー株式の総数等

当社グループに関する財政状態及び経営成績の分析に係る以下の記載事項は、原則として当社グループの連結財務諸表に基づいて分析したものであります。
なお文中の将来に関する記載事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであります。これらの将来に関する記載事項には不確実性が内在しており、「第2 事業の状況 4 事業等のリスク」等に記載された内容を含む様々な要因により、実際の結果と異なる可能性があります。

(1)重要な会計方針及び見積り

当社グループの連結財務諸表はわが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表の作成において、資産・負債及び収益・費用の状況に影響を与える見積り及び判断は、過去の実績やその時点において入手可能な情報に基づいた合理的と考えられる様々な要因を考慮したうえで行っておりますが、見積り特有の不確実性があるため、実際の結果はこれらの見積りと異なる場合があります。

(2)財政状態の分析

① 流動資産
当連結会計年度末における流動資産は13億68百万円となり、前連結会計年度末に比べて16億87百万円減少いたしました。主な要因は現金及び預金の減少8億34百万円と、商品及び製品の減少7億90百万円等によるものであります。

② 固定資産
固定資産は7億59百万円となり、前連結会計年度末に比べて8億16百万円減少いたしました。主な要因は、のれんの減少7億34百万円等によるものであります。

③ 流動負債
当連結会計年度末における流動負債は6億60百万円となり、前連結会計年度末に比べて2億65百万円減少いたしました。主な要因は、短期借入金の減少2億50百万円等によるものであります。

④ 固定負債
固定負債は前連結会計年度末とほぼ同額の1億64百万円となりました。

⑤ 純資産
当連結会計年度末における純資産は13億3百万円となり、前連結会計年度末に比べ22億44百万円減少いたしました。これは主に増資により資本金及び資本剰余金が7億68百万円増加したものの、親会社株主に帰属する当期純損失の計上により繰越利益剰余金が30億76百万円減少したことによるものであります。この結果当連結会計年度末の自己資本比率は60.8%(前連結会計年度末76.3%)となりました。

(3)経営成績の分析

① 売上高
新たにレストラン・ウエディング事業を展開し収益事業領域の拡大を推進するとともに、現段階での中核事業領域であるテストソリューション事業においては、自動車向け半導体やスマートフォン需要などを中心に国内半導体市況のゆるやかな回復基調の推移に伴い、顧客需要に呼応し売上及び利益拡大を推進いたしました。その結果、当連結会計年度の売上高は、27億93百万円(前連結会計年度比115.1%増)となりました。

② 営業損失
テストソリューション事業においては、様々な原価低減に取り組むことにより大幅に業績が改善したものの、新規事業であるバイオ燃料事業の立ち上げに係る営業費用の増加が影響し、営業損失22億65百万円(前連結会計年度は営業損失は11億21百万円)を計上いたしました。

③ 経常損失
経常損失は23億68百万円(前連結会計年度は経常損失11億29百万円)となりました。

④ 親会社株主に帰属する当期純損失
減損損失等の計上により親会社株主に帰属する当期純損失は30億76百万円(前連結会計年度は親会社株主に帰属する当期純損失12億75百万円)となりました。

(4)キャッシュ・フローの状況の分析

キャッシュ・フローの状況の分析については、「第2 事業の状況 1 業績等の概要」に記載のとおりであります。

(5)経営者の問題認識と今後の方針について

当社グループは、継続的に利益を創出できる企業を目指し、既存事業の最適化、新たな収益基盤の確保およびM&A戦略による最適事業ポートフォリオの再構築を重要な経営課題としております。
当事業年度におきましては、既存事業であるテストソリューション事業の事業構造の改革に加え、バイオ燃料事業を新たな中核事業と位置付け、スーパーソルガムの種子及び糖液販売に係る事業を推進し、収益基盤の強化に取り組んでまいりました。
今後につきましては、テストソリューション事業においてLSIテスト開発の高度な専門技術を活かした受託開発ソリューションの提供および自社の技術力の強みを生かした競争力の高い製品開発により、既存事業の収益力強化を推進してまいります。バイオ燃料事業において、スーパーソルガムの種子販売を着実に推進し新たな収益基盤の確保に取り組んでまいります。また、新たに譲受けたレストラン・ウエディング事業において、既存のレストランチェーンとの差別化を図りつつ、事業拡大に取り組んでまいります。

(6)事業等のリスクに記載した重要事象等についての分析・検討内容および当該重要事象等を解消し、または改善するための対応策
当社グループは、当連結会計年度を含め過去7期連続(単体7期連続)して営業損失を計上しております。また、営業活動によるキャッシュ・フローも当連結会計年度を含め4期連続してマイナスとなっております。これらにより継続企業の前提に重要な疑義を生じさせる事象または状況が存在していると認識しております。このような状況を解消するために当社グループは、主力事業であるテストソリューション事業及びレストラン・ウエディング事業の安定的な拡大、さらに、バイオ燃料事業の収益基盤の確立を進めます。
特に当社グループが展開しますバイオ燃料事業につきましては、メキシコにおいて、メキシコ合衆国LUCELO DE PANUCO DE PRODUCCION RURAL DE RESPOSABILIDAD DE C.V.及び、PROFON.S.C.から2015年7月から11月にかけて2社合計110tのスーパーソルガム種子購入申込みを受けております。さらに、2016年2月29日にメキシコ合衆国における全国牧畜業者組合連合会ハリスコ州支部と、2016年4月から2019年3月までの3年間において6,200tのスーパーソルガム種子購入申込みに関するMOUを締結しており、同支部には初年度である今年、200tの納品を行う計画です。さらにメキシコ合衆国農畜水産農村開発食糧省よりメキシコ国内においてスーパーソルガムの栽培を推奨されることで、さらなる受注獲得を目指してまいります。タイにおいては、引き続きSORG JT 社とのスーパーソルガム種子の受注に関する契約に向けて協議を進め早急の売上計上に繋げてまいります。レストラン・ウエディング事業では店舗の収益性の改善を図るために、引き続き不採算店舗の撤退を進める予定です。具体的に、2016年1月に閉鎖をした1店舗、2016年5月までに1店舗を閉鎖することにより当該店舗の年間営業損失である35,012千円の赤字が解消できる予定です。その他に既存店舗のコストの削減、収益構造の改善、外部ウエディング事業会社からの紹介受入によってさらなる赤字解消を見込んでおります。今後も上記の着実な実行を図ることにより、安定的に営業利益及び営業キャッシュ・フローを獲得できる体制の構築に取り組んでまいります。

研究開発活動株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02118] S1007Q6W)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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