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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007ZT5

有価証券報告書抜粋 三菱ロジスネクスト株式会社 研究開発活動 (2016年3月期)


事業等のリスクメニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

当連結会計年度の研究開発活動は、各技術部門が機械・電気・ソフトの統合的開発体制の下、事業統合シナジー効果を発揮し、物流動向や市場ニーズに基づいた「新製品」の開発を推進しました。
セグメント別の研究開発活動は次の通りであります。

〔国内事業〕
(フォークリフト部門)
2014年度に生産を開始いたしましたリーチ型バッテリーフォークリフト「プラッター」は、「走る」「曲がる」「止まる」「上げる」の基本性能と、操作性・省エネ性の改善などによりご好評をいただいておりますが、この「プラッター」をベースに、以下の派生機種を開発し発売いたしました。
1. 化学工場などで作業可能な防爆構造の「防爆仕様車」
2. 小回り性がよく、全方向に走行可能で長尺物を搬送するために横や斜め移動も可能な「プラッター マルチ」
3. -55℃級冷凍冷蔵庫内で作業が可能な「キャビン仕様」
4. 標準仕様の0.9~3.0ton積載車両に対し、3.5ton、4.0tonを積載可能な「FBR35」「FBR40」

エンジンフォークリフトでは、ディーゼルエンジンの2014年排ガス規制(特定特殊自動車排出ガスの規制等に関する法律)に適合した2.0~3.5tonクラスの「グリンディア」を発売しました。
1. 新開発のクリーンディーゼルエンジンを採用し、ノンターボで従前機種と同じ排気量とすることによって粘り強くパワフルな特性を実現しました。それと同時に、燃料消費量を従前機種比で約20.4%低減しました。(当社燃料測定パターンによる3.5ton車での実測比較)
2. DPF(ディーゼル微粒子捕集フィルタ)レスで排ガス規制をクリアし、手間のかかるDPFメンテナンスを不要としました。

(物流システム部門)
基本性能を高め、安全性、操作性、省エネ性を向上させライダー型無人フォークリフト「プラッターオート」を開発しました。ライダー型無人フォークリフトは、有人/無人切替操作により有人フォークリフトと同様の搭乗操作を行うことができる画期的な無人フォークリフトで、物流現場の作業効率改善に大きく貢献してきました。今回、新型「プラッター」の先進機能を踏襲し、さらに動作サイクルの見直しにより大幅なサイクルタイムの短縮を図りました。(当社モデルコースにて従来型比約17%短縮)
またデザインも一新し『グッドデザイン ベスト100』を受賞した新型「プラッター」との統一を図りました。

〔海外事業〕
(フォークリフト部門)
エンジンフォークリフトでは、欧州のディーゼルエンジンの排ガス規制StageⅢB(EC指令)に適合した4.0~5.5tonクラスの「グリンディア EX」を発売しました。
1. 建設機械で実績のあるクリーンディーゼルエンジンを採用し、電子制御式コモンレールと高効率ターボチャージャの採用、小排気量化、最適な燃焼制御により燃料消費量を従前機種比で約21.5%低減しました。(当社燃費測定パターンによる5.5ton車での実測比較)
2. メンテナンスフリーであるメタルDPF(ディーゼル微粒子捕集フィルタ)を採用し、定期的な手動再生、清掃を不要としました。

なお、当連結会計年度中の研究開発費のセグメント別金額は、国内事業11億6千7百万円及び海外事業2億5千7百万円、合計14億2千5百万円であります。
記載金額には消費税等は含まれておりません。

事業等のリスク財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02136] S1007ZT5)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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