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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10080U2

有価証券報告書抜粋 株式会社ニッキ 業績等の概要 (2016年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、企業業績や雇用・所得環境の改善が見られるなど、緩やかな回復基調で推移しましたが、年明け以降の急激な円高・株安等により大きな影響を受けつつあります。一方、世界経済は、米国では個人消費等の内需を中心に底堅く推移し、欧州でも緩やかな景気回復が見られましたが、中国経済の減速が鮮明になり、この影響から資源国・新興国等の成長が鈍化し、国際情勢の不安も加わり、先行き不透明な状況が続いております。
このような状況のもと、当連結会計年度の業績は、タイ市場の回復の遅れや不採算取引の縮小等により、連結売上高は89億3千6百万円(前連結会計年度比13.2%減少)となりました。
損益につきましては、ガス機器部門の採算性向上や不採算取引の改善効果等により、営業利益は7億2千7百万円(同21.8%増加)となりましたが、円高の進展に伴う為替差損計上により経常利益は6億6千8百万円(同7.2%減少)、また、親会社株主に帰属する当期純利益は非支配株主に帰属する当期純利益の増加により4億9千8百万円(同20.7%減少)となりました。

事業の種類別セグメントの業績は次のとおりであります。
ガス機器事業はタイ市場の回復の遅れ等により、売上高は39億2千6百万円(同6.7%減少)となりましたが、受託開発売上割合の増加等により、セグメント利益は2億7千9百万円(同50.4%増加)となりました。
汎用機器事業は不採算取引の縮小等により、売上高は39億4千6百万円(同20.3%減少)となりましたが、採算性の改善等により、セグメント利益は1千4百万円(前連結会計年度は9千3百万円の損失)となりました。
自動車機器事業は自動車用気化器等の販売減少により、売上高は5億9百万円(同13.0%減少)、セグメント損失は1千9百万円(前連結会計年度は4千6百万円の利益)となりました。
不動産賃貸事業は売上高5億5千3百万円(同0.2%増加)となりましたが、設備更新に伴う減価償却費の増加等により、セグメント利益は4億5千2百万円(同1.4%減少)となりました。

(2)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度においては、営業活動によるキャッシュ・フローの増加(12億7千7百万円)が投資活動によるキャッシュ・フローの減少(6億9百万円)及び財務活動によるキャッシュ・フローの減少(3億3百万円)を上回り、また、現金及び現金同等物に係る換算差額(4千1百万円)の減少と、新規連結に伴う現金及び現金同等物の増加(1億3千3百万円)による調整を行った結果、現金及び現金同等物の残高は、22億7千7百万円(前連結会計年度は18億2千1百万円)となり、前連結会計年度より4億5千6百万円増加しました。
各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果増加した資金は12億7千7百万円となりました。これは主に税金等調整前当期純利益(6億7千万円)、減価償却費(8億4千万円)によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果減少した資金は6億9百万円となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出(5億2千万円)によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果減少した資金は3億3百万円となりました。これは主に長期借入金の返済による支出(1億3千7百万円)、リース債務の返済による支出(1億1千2百万円)によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02171] S10080U2)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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