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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10081AU

有価証券報告書抜粋 黒田精工株式会社 業績等の概要 (2016年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度における経済状況は、政府による景気対策や日銀の金融緩和により、国内景気は穏やかな回復基調で推移したものの、世界経済を牽引していた中国経済の減速に加えて原油価格の暴落等により先行き不透明感が強まりました。
このような状況のもと、当社グループの受注状況は13,250百万円(前年同期比△739百万円、5.3%減)と減少したものの、売上高に関しては13,424百万円(前年同期比△2百万円、0.0%減)と前年同期と同水準の結果となりました。
利益面に関しては、製品構成の改善や収益改善のための諸施策の効果等が相まって、個別業績の営業利益が大幅に増加し、一部業績不振な連結子会社の影響を補いました。加えて中国子会社の工場移転補償金収入、為替差益等により経常利益も増加し269百万円(前年同期は経常損失113百万円)となりました。特別損益に関しては、マレーシア子会社の生産設備と富津工場の一部不採算設備等の減損損失を合わせ175百万円計上、退職金制度を確定拠出年金制度へ変更したことに伴う特別損失68百万円の計上に加え、法人税率の変更にともなう繰延税金資産の取崩等を実施した結果、親会社株主に帰属する当期純損失91百万円(前年同期は親会社株主に帰属する当期純損失234百万円)となりました。


セグメントの業績は以下のとおりです。
なお、下記セグメントの売上高は、セグメント間の内部売上高を含めて表示しております。

○ 駆動システム
当セグメントの受注高は5,854百万円(前年同期比△603百万円、9.4%減)と減少したものの、受注残を順調に消化したことおよび利益率が改善したことにより、売上高6,017百万円(前年同期比△53百万円、0.9%減)、営業利益360百万円(前年同期比45百万円、14.5%増)と増益の結果となりました。

○ 金型システム
当セグメントにおいては、マレーシア、中国の海外連結子会社の受注低迷に加え、ハイブリッド車向けのモーターコア受注が低調だったことにより、受注高は3,284百万円(前年同期比△466百万円、12.4%減)、売上高は3,320百万円(前年同期比△348百万円、9.5%減)となりました。低迷する海外子会社で取り組んでいるコスト削減により損失縮小に努めたものの営業損失184百万円(前年同期は営業損失292百万円)の結果となりました。

○ 機工・計測システム
当セグメントでは、工作機械の受注・売上が好調で、受注高は4,257百万円(前年同期比309百万円、7.8%増)、売上高は4,232百万円(前年同期比378万円、9.8%増)と堅調に推移し営業利益109百万円(前年同期の営業損失200百万円)の結果となりました。

(2)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は前連結会計年度末に対し231百万円減の2,276百万円となりました。各キャッシュ・フロ-の状況は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果、増加した資金は845百万円(前年同期は310百万円の増加)となりました。これは主に仕入債務の減少などにより資金が減少した一方、減価償却費、売上債権の減少などにより資金が増加したことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果、減少した資金は844百万円(前年同期は277百万円の減少)となりました。これは主に有形固定資産の取得によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果、減少した資金は179百万円(前年同期は191百万円の増加)となりました。これは主に長期借入金の返済をしたことによるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02269] S10081AU)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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