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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007UIX

有価証券報告書抜粋 株式会社ジェイ・エム・エス(称号 株式会社 JMS) 業績等の概要 (2016年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当社グループを取り巻く環境は、海外においては、新興国を中心に医療機器市場の成長が続いているものの、各国メーカーとの競争は更に激しさを増しています。また、国内においては、医薬品医療機器等法が制定され、異業種からの新規市場参入が加速すると共に医療機器に対する安全性や品質等への要求が一層強まる一方で、少子高齢化の進展、国家財政及び医療保険財政の深刻化を背景に、薬価・材料価格を引き下げ、医療費全体の伸びを抑える医療政策が継続しています。
このような環境の中、当社グループは、「かけがえのない生命のために」という創業精神に基づき、「医療の安全」、「医療の効率化」、「再生医療」、「医療を必要とする方のQOL(クオリティ・オブ・ライフ)の向上」をテーマに掲げ、経営の品質と企業価値の向上に努めております。事業活動としましては、販売品目を4つのシステム群に分類し、輸液輸血群及び一般用品群では、医療の安全に貢献する輸液及び経腸栄養関連製品を、透析群では、医療の効率化に資する血液透析及び腹膜透析の両分野の製品を、循環器群では、膜型人工肺、人工心肺回路等の高付加価値製品を中心に、製品の開発・生産・販売を進め収益拡大に努めて参りました。
以上の結果、当連結会計年度の売上高は、前連結会計年度に比べ22億35百万円増加の576億36百万円(前連結会計年度比4.0%増)となりました。
利益につきましては、増収効果に加え、コスト低減活動が寄与したこと等により営業利益は14億22百万円(前連結会計年度比275.3%増)となりました。また、持分法による投資利益を計上した一方で、為替差損を計上したこと等により、経常利益は12億52百万円(前連結会計年度比235.4%増)となり、税金費用等を差し引いた結果、親会社株主に帰属する当期純利益は7億54百万円(前連結会計年度比442.5%増)となりました。

セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
①日本
白血球除去フィルター付血液バッグの販売開始に加え、人工心肺装置の販売が増加したため、売上高は421億45百万円(前連結会計年度比4.3%増)となりました。また、セグメント利益については、増収効果やコスト低減効果に加え、子会社配当の受取額が増加したことにより5億63百万円(前連結会計年度比432.7%増)となりました。
②東南アジア
北米向けの成分献血用回路の販売が好調に推移したため、売上高は202億59百万円(前連結会計年度比8.0%増)となりました。また、セグメント利益については、増収効果に加え、為替による外貨建て売上取引にかかる収益の増加により8億55百万円(前連結会計年度比1,239.5%増)となりました。
③中国
日本向けの輸液セットの販売が増加したため、売上高は41億58百万円(前連結会計年度比6.7%増)となりました。また、セグメント損益については、為替による円建て売上取引にかかる収益の減少により、前連結会計年度に比べ1億5百万円減少の73百万円の損失となりました。
④ドイツ
EU圏におけるAVF針(血液透析用針)の販売が増加したものの、円貨換算額の減少により売上高は33億18百万円(前連結会計年度比2.3%減)となりました。また、セグメント利益については、為替による外貨建ての仕入取引にかかる原価の増加により2億93百万円(前連結会計年度比21.4%減)となりました。
⑤アメリカ
中南米向けのAVF針の販売が増加したため、売上高は31億33百万円(前連結会計年度比10.7%増)となりました。また、セグメント利益については、貸倒引当金繰入額の減少により黒字となり、前連結会計年度に比べ1億21百万円増加の1億17百万円となりました。

⑥その他
売上高は18億75百万円(前連結会計年度比1.8%増)、セグメント損益については、前連結会計年度に比べ3億70百万円減少の3億88百万円の損失となりました。

なお、上記の金額には消費税等は含まれておりません。

(2) キャッシュ・フローの状況

キャッシュ・フローの状況につきましては、現金及び現金同等物(以下「資金」という)の当連結会計年度末残高は59億82百万円となり、前連結会計年度末に比べ12億72百万円(27.0%)増加しました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により得られた資金は、前連結会計年度に比べ16億25百万円増加の45億26百万円となりました。この主な要因は、税金等調整前当期純利益の増加によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により支出した資金は、前連結会計年度に比べ23億98百万円増加の62億54百万円となりました。この主な要因は、有形固定資産の取得にかかる支出の増加によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により得られた資金は、前連結会計年度に比べ37百万円減少の34億46百万円となりました。この主な要因は、借入金の収支差額によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02303] S1007UIX)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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