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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100804D

有価証券報告書抜粋 フクダ電子株式会社 研究開発活動 (2016年3月期)


事業等のリスクメニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

当社グループの主力製品は、心臓や血管、肺などの呼吸・循環器系疾患の検査・診断及び治療等に使用される機器であります。
その中で研究開発活動の中心は、創業以来、研究開発を積み重ねてきた心電計を中核とする心電図関連機器をはじめ、各種生体情報モニタ、超音波診断装置、除細動器、さらに酸素濃縮器などがあります。また、これらの機器とともに使用される生体電極、センサ類も重要な製品であります。
当社グループの研究開発活動は、従来より「社会的使命に徹し、ME機器の開発を通じて、医学の進歩に寄与する」との経営理念に沿って、また、「ユーザーニーズへの適合」を常に念頭において取り組んでまいりました。今後は一層その理念の追求に努めます。更に、顧客満足度の限りない向上と“医療と健康をつなぐテクノロジー”を旗印に掲げ、研究開発体制の体質改善を図り、新技術の確立とタイムリーな新製品の市場投入に努め、経営基盤のさらなる強化につなげていく所存です。
なお、当連結会計年度の研究開発費は36億72百万円(売上高の3.1%)で、主要な内訳は次のとおりです。
生体検査装置部門 16億32百万円
生体情報モニター部門 11億22百万円
治療装置部門 9億17百万円

開発成果として、生体検査装置部門では心電図運動負荷モニタリングシステムを発売しました。高品質な波形処理技術と大型画面のタッチパネルで運動負荷中の波形がより見やすくなりました。また、ナビゲート機能が付いた簡単検査モードを搭載し、場所をとらないスマート設計の血圧脈波検査装置も発売しました。更に、より快適な検査環境を追求し、大型液晶モニタを採用し、検査姿勢に合わせてボタンひとつで操作パネルの上下昇降が可能な超音波画像診断装置を発売しました。
生体情報モニター部門では、8000シリーズのラインナップを拡充しました。シンプルな操作性でありながら高機能で充実したモニタリング機能を搭載したセントラルモニタや、搬送時など様々なモニタリング環境に適応する小型ベッドサイドモニタ、搬送に使用された小型モニタを入力ユニットとして接続でき、手術室からICUまで幅広く使用できる中型ベッドサイドモニタを発売しました。患者様の施設移動及び移動中も含めた連続的なデータの連携と管理によるシームレスなモニタリングシステムを実現しました。
治療装置部門では、タッチパネル式大型LCDにより設定流量やアラーム表示の視認性を向上し、停電があっても自動的に酸素ボンベに切り替えるバックアップ機能を備えた高流量酸素濃縮装置を発売しました。また、低侵襲で患者様に優しい世界最小径の造影カテーテルを発売しました。
研究分野においては、生体検査装置部門、生体情報モニター部門、治療装置部門、消耗品等部門のいずれにおいても、担当分野の基礎研究、要素技術開発に取り組んでおり、今後の更なる新製品開発の基盤作りに努めております。

事業等のリスク財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02304] S100804D)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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