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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10077IO

有価証券報告書抜粋 株式会社太陽工機 研究開発活動 (2015年12月期)


経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

当社は、研削盤の製造及び販売を事業内容とする単一セグメントであるため、セグメントごとに区分しておりません。

(1)研究開発目的
当社の研究開発活動は、標準機種を目指した新製品・新技術の研究開発と製造過程を通じての研究開発の2通りに区分することができます。前者は、設計担当部門を中心として従来の専用機から標準仕様の機種を設計することによって、納期短縮・原価率改善を図りつつ顧客ニーズに応える機種開発を目的としております。後者は、電装担当部門を中心として顧客の求める精度・剛性・加工形態の対応によって立会・検収作業の過程から得られるデータをベースに、より高精度で利便性の高い研削加工プロセスの追求を行うものであります。

(2)研究開発体制
当社における開発担当部署として、設計担当部門及び制御担当部門を設置しております。設計担当部門は開発機種の本体設計を、制御担当部門は研削加工プログラムの開発を行っております。同部署を中心に、必要に応じて製造担当部門、購買担当部門及び取引業者とミーティングを開催し、作業効率や調達コストを踏まえた開発を推進しております。
また、開発方針の決定やプロジェクトの進捗管理等を目的として、開発会議を運営し開発活動の円滑な運営、情報の共有化を図っております。

(3)主要な研究開発課題
① 研究開発の基本方針
当社の主力製品である立形研削盤は、精度・剛性・作業効率における顧客の課題を解決するために独自に開発した機種であります。このように当社の研究開発の基本方針は顧客のもつ課題・悩みを解決することを基本としております。
永年培ってきたこの姿勢により、当社は技術水準を高めてまいりました。このような活動によって、日々解決困難な課題が当社に持込まれておりますが、それらを解決することで着実に開発力を向上させてまいりました。当社は、今後とも顧客ニーズ解決に全力を尽くしてまいります。

② 主要研究開発テーマ
当社は、立形研削盤の技術・ノウハウをもとに設計された標準機(NVGシリーズ及びNVGHシリーズ)及び標準機の優位性はそのままに、構造設計の見直しによってリーズナブルな価格を実現した汎用機(Vertical Mateシリーズ)、高生産性を追求した高生産型機(CVGシリーズ及びPGVシリーズ)の提案により、顧客の作業工程の改善と当社の生産効率の改善の両方を実現してまいりました。
また、特定の業種をターゲットとした深穴専用研削盤(NVGBシリーズ)やカムリング研削盤を開発投入し、より多くのお客様のニーズに対応しうる製品群を取り揃えております。
今後も、独自のマーケティング活動に基づき、顧客ニーズを踏まえた製品構成へのモデルチェンジや、より操作性の高い制御システムへの改良を重ね、立形研削盤の普及拡大を図ってまいります。
以上の結果、当事業年度に計上した研究開発費総額は92,266千円であります。

経営上の重要な契約等財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02360] S10077IO)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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