有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10076O2
株式会社イトーキ 研究開発活動 (2015年12月期)
事業等のリスクメニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
当社グループでは、新たな価値を提供する活動を継続・促進するため、研究開発活動に取り組んでおります。
調査研究活動として、社会の変化や技術の進展を見据えた近未来の働き方を描き、「オフィスビジョン2020」を提言いたしました。先端技術である人工知能や通信センサーを組み込んだ次世代のオフィス環境の研究に取り組んでおります。
これに加え、健康経営の必要性の高まりから、企業従業員の健康に関する調査・分析を行い、健康ソリューション「ワークサイズ」の研究・開発と商品化を進めております。オフィスで、働きながら健康増進をサポートするオフィス設計を提供しております。
なお、当連結会計年度の研究開発費の総額は17億59百万円であります。
[オフィス関連事業]
オフィスにおける課題解決商品として、会議室の効率的な運用を実現する会議室予約表示システム「カンファリオ」を導入先の要望に応え、企業内スケジュール管理システムとの連動や、無線通信環境下で安定的に稼働するソフトウエアの2次開発を行いました。また、通信電波をシート内に封じ込める2次元Wifi通信装置「LANシート」において、2倍の通信速度と薄型シート形状を実現した「LANシート・ライト」を開発しました。経営戦略としてのワークスタイル変革の課題を解決するため、ICTを活用したオフィス商品・サービスの開発を進めております。
オフィス家具の新製品としては、高まる健康経営のニーズに応えて当社が提唱する「ワークサイズ」コンセプトを具現化するワークステーション「トイロ」を開発しました。「トイロ」は電動で天板高さを調節可能、一人ひとりのワークスタイルにフィットした環境をつくることで「健康増進」「生産性向上」をサポートします。また、当社の主力ワークステーション「インターリンク」に新たにデザインを自由にコーディネートできる「インターリンク・ファイン」と機能性を大幅にアップした「インターリンクR」を追加しました。事務・会議用チェアでは、“折り紙”の発想から生まれた革新的なデザインの「フリップフラップ」チェアを開発しました。「集中」「リラックス」「リフレッシュ」の3つのモードの姿勢に追従する機能性、デザイン性を高次元で融合したタスクチェアです。需要が拡大しているアッパーミドルクラスには、スピーナチェアのおもてなしの座り心地を進化させた高機能メッシュチェア「セレーオ」、コンパクトながらゆったりした座り心地のミーティングチェア「モノン」を開発しました。システム収納家具では、マイナンバー制度導入など高まるセキュリティニーズに応える「eS(エス)キャビネット」を発売しました。フラットにこだわった美しいスタイリング、耐震性の強化に加えて、セキュリティレベルや運用方法に応じてモードを選べる「スマートロック」を搭載しています。さらに、当社で重点市場と位置づけている教育施設家具の新商品として、現役大学生とのコラボレーションで生まれたアクティブラーニング用家具「スクラム」を発売いたしました。
なお、研究開発費の額は10億13百万円であります。
[設備機器関連事業]
建材分野においては、「減災建材」というテーマのもと、震度6強の大地震にも耐え抜く「高耐震間仕切G」につづき、耐震性を有さない在来天井を下から支えて、その崩落の危険性を軽減する「天井制震ユニット」を開発し、2016年6月に発売予定です。これは、本来耐震補強工事が必要な在来工法の天井に対して、スチールパーティションの内部に制震ユニットを組み込むことで天井の変位量を最大90%低減し、その脱落を抑止するものです。天井改修工事が困難な施設での採用が期待されます。
物流設備機器分野においては、図書館業界で初めてとなる書籍の貸出と返却の自動無人化を可能にする自動書籍ピッキング装置「システマファインドピッカー(Systema Find Picker)」を株式会社図書館総合研究所と協働し、開発しました。公共図書館の利用者から寄せられる声には、希望する書籍を図書館の開館時間外での貸し出し返却をはじめ、さらには図書館だけでなく身近な公共空間である駅構内での受け取りなど多様なサービスの提供があります。それらの声に応えることができる新商品として11月に開催された第17回図書館総合展では一般利用者や図書館関係者様から多くの期待の声を頂きました
また、全自動貸金庫SAD-KⅢの海外展開ではインド、インドネシアで受注に繋がり、管理システムのバイリンガル対応と保守機能の拡張開発を行なったと共にエンジニアリング体制も強化しました。2016年には収納重量アップや24時間運用対応など、海外からの要望に対応した海外向けSAD-Kを開発し海外展開を加速する予定です。
なお、研究開発費の額は6億74百万円であります。
[その他]
学習家具分野においては、従来の学習デスク事業から、子どもの成長全般をサポートする事業に拡大し、「子どもの日常生活をサポートする収納家具類」を開発しました。明日持って行く持ち物をまとめて収納できるため忘れ物防止に役立つ「あしたラック」、従来の学習デスクの収納棚にはサイズ的に収納出来なかったA4ファイルボックスや、鍵盤ハーモニカ・リコーダーなど異型のアイテムもスッキリ収納できる「収納お片付けラック」などの9アイテムを、『子どもの「できる」をぐんぐん伸ばす!“できラボ”』としてブランド展開、子ども部屋ではなくリビングで学習するという市場トレンドにもマッチし人気商品となっております。
また、子どもの実際の持ち物を徹底的に調査した結果を元に整理整頓の習慣を育むデスクシリーズ「コファーノ」を開発。北欧風のシンプルデザインの「ポルク」シリーズには新型組み換えデスクを開発しました。
ホーム家具分野においては、奥行きが45cmのコンパクトなリビングデスクシリーズに書棚を2種類新たに開発いたしました。
なお、研究開発費の額は71百万円であります。
調査研究活動として、社会の変化や技術の進展を見据えた近未来の働き方を描き、「オフィスビジョン2020」を提言いたしました。先端技術である人工知能や通信センサーを組み込んだ次世代のオフィス環境の研究に取り組んでおります。
これに加え、健康経営の必要性の高まりから、企業従業員の健康に関する調査・分析を行い、健康ソリューション「ワークサイズ」の研究・開発と商品化を進めております。オフィスで、働きながら健康増進をサポートするオフィス設計を提供しております。
なお、当連結会計年度の研究開発費の総額は17億59百万円であります。
[オフィス関連事業]
オフィスにおける課題解決商品として、会議室の効率的な運用を実現する会議室予約表示システム「カンファリオ」を導入先の要望に応え、企業内スケジュール管理システムとの連動や、無線通信環境下で安定的に稼働するソフトウエアの2次開発を行いました。また、通信電波をシート内に封じ込める2次元Wifi通信装置「LANシート」において、2倍の通信速度と薄型シート形状を実現した「LANシート・ライト」を開発しました。経営戦略としてのワークスタイル変革の課題を解決するため、ICTを活用したオフィス商品・サービスの開発を進めております。
オフィス家具の新製品としては、高まる健康経営のニーズに応えて当社が提唱する「ワークサイズ」コンセプトを具現化するワークステーション「トイロ」を開発しました。「トイロ」は電動で天板高さを調節可能、一人ひとりのワークスタイルにフィットした環境をつくることで「健康増進」「生産性向上」をサポートします。また、当社の主力ワークステーション「インターリンク」に新たにデザインを自由にコーディネートできる「インターリンク・ファイン」と機能性を大幅にアップした「インターリンクR」を追加しました。事務・会議用チェアでは、“折り紙”の発想から生まれた革新的なデザインの「フリップフラップ」チェアを開発しました。「集中」「リラックス」「リフレッシュ」の3つのモードの姿勢に追従する機能性、デザイン性を高次元で融合したタスクチェアです。需要が拡大しているアッパーミドルクラスには、スピーナチェアのおもてなしの座り心地を進化させた高機能メッシュチェア「セレーオ」、コンパクトながらゆったりした座り心地のミーティングチェア「モノン」を開発しました。システム収納家具では、マイナンバー制度導入など高まるセキュリティニーズに応える「eS(エス)キャビネット」を発売しました。フラットにこだわった美しいスタイリング、耐震性の強化に加えて、セキュリティレベルや運用方法に応じてモードを選べる「スマートロック」を搭載しています。さらに、当社で重点市場と位置づけている教育施設家具の新商品として、現役大学生とのコラボレーションで生まれたアクティブラーニング用家具「スクラム」を発売いたしました。
なお、研究開発費の額は10億13百万円であります。
[設備機器関連事業]
建材分野においては、「減災建材」というテーマのもと、震度6強の大地震にも耐え抜く「高耐震間仕切G」につづき、耐震性を有さない在来天井を下から支えて、その崩落の危険性を軽減する「天井制震ユニット」を開発し、2016年6月に発売予定です。これは、本来耐震補強工事が必要な在来工法の天井に対して、スチールパーティションの内部に制震ユニットを組み込むことで天井の変位量を最大90%低減し、その脱落を抑止するものです。天井改修工事が困難な施設での採用が期待されます。
物流設備機器分野においては、図書館業界で初めてとなる書籍の貸出と返却の自動無人化を可能にする自動書籍ピッキング装置「システマファインドピッカー(Systema Find Picker)」を株式会社図書館総合研究所と協働し、開発しました。公共図書館の利用者から寄せられる声には、希望する書籍を図書館の開館時間外での貸し出し返却をはじめ、さらには図書館だけでなく身近な公共空間である駅構内での受け取りなど多様なサービスの提供があります。それらの声に応えることができる新商品として11月に開催された第17回図書館総合展では一般利用者や図書館関係者様から多くの期待の声を頂きました
また、全自動貸金庫SAD-KⅢの海外展開ではインド、インドネシアで受注に繋がり、管理システムのバイリンガル対応と保守機能の拡張開発を行なったと共にエンジニアリング体制も強化しました。2016年には収納重量アップや24時間運用対応など、海外からの要望に対応した海外向けSAD-Kを開発し海外展開を加速する予定です。
なお、研究開発費の額は6億74百万円であります。
[その他]
学習家具分野においては、従来の学習デスク事業から、子どもの成長全般をサポートする事業に拡大し、「子どもの日常生活をサポートする収納家具類」を開発しました。明日持って行く持ち物をまとめて収納できるため忘れ物防止に役立つ「あしたラック」、従来の学習デスクの収納棚にはサイズ的に収納出来なかったA4ファイルボックスや、鍵盤ハーモニカ・リコーダーなど異型のアイテムもスッキリ収納できる「収納お片付けラック」などの9アイテムを、『子どもの「できる」をぐんぐん伸ばす!“できラボ”』としてブランド展開、子ども部屋ではなくリビングで学習するという市場トレンドにもマッチし人気商品となっております。
また、子どもの実際の持ち物を徹底的に調査した結果を元に整理整頓の習慣を育むデスクシリーズ「コファーノ」を開発。北欧風のシンプルデザインの「ポルク」シリーズには新型組み換えデスクを開発しました。
ホーム家具分野においては、奥行きが45cmのコンパクトなリビングデスクシリーズに書棚を2種類新たに開発いたしました。
なお、研究開発費の額は71百万円であります。
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