シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100792H

有価証券報告書抜粋 株式会社ノーリツ 研究開発活動 (2015年12月期)


経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

当社グループは、お客さまに当社製品を安心して使っていただくために、各分野にわたって研究開発に取り組み、最先端技術を駆使しながら熱源機器の多機能化、対環境性能の向上等の更なる改善を推進し、先端技術分野で今後の事業の中心となる製品の研究開発を進めております。
現在の研究開発は、当社において温水空調分野、住設システム分野、新エネルギー分野、㈱ハーマンにおいて厨房分野を中心に推進しております。
当連結会計年度における研究開発費の総額は60億88百万円であり、そのほとんどが国内事業セグメントにおけるものであるため、製品分野別に記載しております。
(温水空調分野)
本格的な環境問題への関心の高まり、そして国のエネルギー政策を背景に、高効率給湯器やコジェネレーションシステムなど新商材の新技術に注力してまいりました。まず家庭用の高効率ガス給湯器「エコジョーズ」では、スリム型では業界で初めて(2015年6月29日対外公表時点)ドレン水を浴室の排水口に排水させる「ドレン水搬送タイプ」をラインナップした「GT-C63シリーズ」を開発・発売しました。集合住宅においてエコジョーズ普及のネックになっていたドレン水の処理方法を2方式準備し、新設、既設を問わずほぼ全ての集合住宅で「エコジョーズ」の設置が可能となりました。ガス温水暖房式ふろ給湯器としては、既設集合住宅でのエコジョーズ化を促進する「GTH-CV51シリーズ」を開発・発売しました。集合住宅のパイプシャフト等に設置されている既存の給湯器の追いだき配管を利用して浴室の排水口にドレン水を排水するためのドレン水三方弁ユニットは業界最小で、業界最多(2015年7月6日対外公表時点)14種類の施工方法を実現しました。また業務用ガス給湯器エコジョーズでは、遠隔監視システムにより給湯器の不具合を24時間監視できる「GQ-C32WZシリーズ」を発売しました。NOX値50ppmを実現し業界最高水準(2015年6月22日対外公表時点)の環境性能、設置性、施工性を実現しました。
高効率石油ふろ給湯機「エコフィール」では、屋内設置形では業界最小、業界最軽量(2015年7月14日対外公表時点)の「OTQ-C04シリーズ」を開発、発売しました。従来品から体積を36%低減し、質量も従来品から14kg軽減させ、屋内特有の狭い設置スペースでの施工性を容易にしました。強制給排気、強制排気の2タイプをラインナップし寒冷地エリアのエコフィール化を促進します。
温水空調分野における研究開発費は36億97百万円であります。
(住設システム分野)
システムキッチンは、従来の2ブランドを改め、新ブランド「レシピア」を発売しました。スムーズでスマートなキッチンをコンセプトに、無駄のない動きで下ごしらえから後片付けまでができるように調理動線を意識した設計を採用しました。システムバスでは、従来5つのブランド展開を「ユパティオ」「ユパティオヒロイ」の2ブランドに集約し発売しました。湯船に浸かった際に頭部をゆったりとあずけられるハイバック形状のスクエアバスや、業界最多53柄から選べる壁バリエーションを採用しました。
住設システム分野における研究開発費は2億24百万円であります。
(厨房分野)
ガスビルトインコンロの中価格帯の2ブランドを刷新し、「ピアット」として新発売しました。これにより2014年から進めていました商品ラインナップは、高価格帯の「プログレ」、普及価格帯の「ファミ」と合わせて3つの商品ブランドに再編しました。「ピアット」は、従来からの自動で魚などを焼き上げるオートグリル機能をさらに進化させ、「連続オートグリル機能」を搭載しました。グリル内温度が高い状態でも連続して使用できるように温度制御を見直し、幅広い料理を行うことができるようになりました。
レンジフードは中価格帯のスリム型ノンフィルターレンジフード「NFG S10シリーズ」をフルモデルチェンジしました。スタイリッシュで高級感あるデザインを実現し、お手入れ性、施工性を向上させました。厨房分野における研究開発費は4億61百万円であります。
(新エネルギー分野)
昨年発売した「家庭用ハイブリッド給湯・暖房システム」が一般社団法人省エネルギーセンター主催の「2014年度 省エネ大賞」において製品・ビジネスモデル部門において「省エネルギーセンター会長賞」を受賞。太陽熱利用ガスふろ給湯暖房システム「XFシリーズ」、太陽熱利用ガスふろ給湯システム「VFシリーズ」が公益財団法人日本環境協会認定のエコマークを業界で初めて取得しました。
新エネルギー分野における研究開発費は91百万円であります。
なお、上記以外の各事業分野に関連付けられない基礎的研究開発費が16億13百万円あります。

経営上の重要な契約等財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02379] S100792H)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。