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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007QUK

有価証券報告書抜粋 グローブライド株式会社 研究開発活動 (2016年3月期)


経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


当社グループでは、スポーツ用品関連事業において研究開発活動を行っておりますが、当社の研究開発活動を基軸に全グループが一丸となってその成果の実現に努めております。
従って製造を担当する子会社等において行われる研究開発活動も、その全てが当社の指揮のもとにあり、グループ全体の調和を旨とした活動を行っております。
当社グループは、スポーツ用品のサプライヤーとして、お客様に喜んで使っていただける製品を開発するために、「お客様の視点に立ち」「お客様の立場で発想し」、市場優位性のある要素開発を融合し、魅力ある新製品の開発をタイムリーに進めてまいりました。また、自然との調和をモットーに企業活動を続けている当社グループにとって、「自然環境の保全」は重要なテーマであり、自然環境に優しい製品作りをしていくための研究にも取り組んでおります。
当連結会計年度における当社グループが支出した研究開発費の総額は、13億3百万円であります。
また、セグメントごとの研究開発活動につきましては、そのほとんどが当社(日本)であり、その内容を商品区分ごとに示すと次のとおりであります。
(1) 釣用リール
釣用リールの研究開発においては、真に感動と喜びをお客様に提供できる製品開発を継続してまいりました。国内市場では、スピニングリールにおいて、マグシールドという革命的と自負するテクロノジーを搭載し、摩擦抵抗ゼロの防水技術および、更なる回転性能と耐久性を実現、また、マグシールドボールベアリングへと展開し、マグシールドの認知度が更に高まり、その性能の良さが浸透してまいりました。更に、ATD(オートマチックドラグシステム)という魚の泳ぎに追従し、効果的に作動する新発想ドラグ機構を搭載した「イグジスト」「フリームス」をはじめとするスピニングリール全般がお客様より大好評をいただきました。また、ベイトリールにおいては、キャスティング性能を飛躍的に向上させたTWS(T-ウイングシステム)および、SV(ストレスフリーバーサタイル)コンセプトスプール、更にマグシールドボールベアリングを搭載した「ジリオンTW」が、非常に高い評価をいただきました。更に、電動リールにおいては、釣りの楽しさを実現する「手持ちコンセプト」の更なる進化系としてのJOGパワーレバーおよびマグシールドボールベアリングを搭載した「シーボーグ200Jシリーズ」およびJOGパワーレバーを展開した「シーボーグ500Jシリーズ」を発売し、お客様より大好評をいただきました。一方、海外市場では、「REVROSシリーズ」スピニングリール、「TATULA・HDシリーズ」ベイトリール、および「TANACOMシリーズ」電動リールが好評価をいただきました。環境への取り組みでは、ISO14001への対応としてパッケージ材料のリサイクル可能なダンボール材の採用、また、製品本体を構成するものも環境配慮型材料・塗料などの開発・採用を継続して推進してまいりました。
(2) 釣用ロッド
釣用ロッドの研究開発におきましては、釣りの楽しさ・感動をお客様にお伝えする製品開発を継続・展開してまいりました。国内市場においては、当社独自のオンリーワン技術であるAGS(エアーガイドシステム)を「ルアーロッド」や「船竿」などへ更なる展開を図り、市場より非常に高い評価を得ました。また、そのほかにもSMT(スーパーメタルトップ)の新たなる展開としてSMTチューブラーを搭載した鮎竿「銀影競技T」、バスロッド「スティーズ」を開発し、超弾性チタン合金素材のもたらす未曾有の体感をお客様に提供することができました。またこれらのダイワテクノロジーをひずみエネルギーによる設計技術(ESS)を用い、トータルで完成度の高い製品開発を行うことにより、更なる楽しさ・感動の追及を行ってまいりました。海外市場おいては、東アジア・オセアニア・欧米を中心に開発を行い、特に中国向け振出鯉竿「波紋鯉」のように、市場ニーズに合った製品の開発を行うことにより、売り上げに大きく貢献いたしました。環境面におきましては、ISO14001への対応としてパッケージの減量化、環境配慮型シンナーの採用や塗料の無鉛化など、自然環境に優しい製品作りに引き続き取り組んでおります。
(3) ゴルフクラブ
ゴルフクラブの研究開発におきましては、ドライバークラブにつきましては、ヘッドのたわみを生かして飛ばす新構造「パワートレンチ」の開発に成功、アイアンにつきましても、フェースのたわみ効果を最大限に引き出し、パワーを生み出すフェース構造から成る新構造「パワートレンチ」に加え、ソールをたわませることで反発力と反発エリアを拡大する「ハイリパルジョンソール」の新構造の開発に成功しました。加えて、フィッシングギアのトップメーカーとして世界の釣り人から信頼され、そのテクノロジーを磨き続ける「DAIWA」のカーボンテクノロジーを受け継いだこだわりのカーボンシャフトとの相乗効果により、前作を上回るやさしさと飛距離性能を実現し、コンセプトである「やさしく、飛ばす」をさらに進化させた「ONOFF AKA」シリーズをフルモデルチェンジいたしました。
またFOURTEEN(フォーティーン)におきましては、アイアンにつきましては、セミアスリートゴルファーを満足させる打ち応えと打ちやすさを併せ持ち、精度の高いショットを実現する、機能と感性を融合させたシンプルデザインの正統派軟鉄鍛造アイアンTC-770FORGEDの開発に成功しました。またウェッジにつきましては、ブレード上部方向だけでなく、ネック側からトゥ方向へも厚みを持たせた新設計”W逆テーパーブレード”と、トゥ方向へアンダーカットされた”くぼみ構造”とが相まって、インパクト時におけるヘッドのスタビリティ(安定)性が飛躍的にアップし、さまざまなライ、厳しいラフにもインパクトでロフト、フェースの向きが変わりにくく再現性の高い、精度に優れたアプローチショットを発揮する高安定性ウェッジDJ-22の開発に成功しました。

経営上の重要な契約等財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02382] S1007QUK)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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