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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S10079FV

有価証券報告書抜粋 立川ブラインド工業株式会社 業績等の概要 (2015年12月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善傾向が続くなか、各種政策の効果もあり、緩やかな回復基調が続きましたが、中国経済をはじめとした海外景気の下振れリスクなどがあり、先行き不透明な状況で推移しました。
当社グループ関連の建設・住宅業界においては、住宅ローン減税などの各種政策が下支えとなり、住宅投資は緩やかな持ち直しの動きが見られましたが、消費増税に伴う駆け込み需要の反動の影響が長引き、当社グループを取り巻く環境は厳しい状況でありました。
このような環境の下、室内外装品関連事業においては、新製品の市場浸透を促進するとともに、コスト低減活動や生産性の向上を継続し、収益改善に取り組んでまいりました。
また、駐車場装置関連事業においては、主力製品である「パズルタワー」に重点を置いた営業を図るとともに、コスト競争力の強化を推進し、収益改善に努めてまいりました。
減速機関連事業においては、保有技術を活かした製品開発に取り組むとともに、特殊製品による成長分野への積極的な提案営業を行い、顧客満足度の向上と受注獲得に努めてまいりました。
この結果、当連結会計年度における売上高は39,282百万円(前期比0.9%増)、営業利益は2,553百万円(前期比12.8%増)、経常利益は2,614百万円(前期比13.1%増)、当期純利益は1,377百万円(前期比47.3%増)となりました。
なお、セグメントごとの業績は次のとおりであります。

[室内外装品関連事業]
顧客満足度の向上と市場の拡大を目指し、カスタマイズブラインド「フォレティア」(木製スラット)・「アフタービート」(アルミスラット)の新ラインナップとして、遮蔽性に優れた『フォレティアシェイディ』や操作コードを引くだけでブラインドが自動で降りる『フォレティアエグゼタッチ』や『アフタービートエグゼタッチ』を発売したほか、生地を降ろしたままでも採光、調光が可能なロールスクリーン「デュオレ」にコンパクトな納まりと高い遮蔽性の『デュオレスリム』を発売しました。また、オフィス・店舗・施設向けのヨコ型ブラインドにおいて、遮蔽性に優れた『モノコムシェイディ』(手動)と『ローリーESSシェイディタコスⅡ』(電動)を発売したほか、装飾カーテンレールにおいても意匠性・機能性に優れた新ラインナップを拡充し、積極的な新製品開発に努めるとともに、全国25会場における新製品発表会や販売店・エンドユーザー向けの販促活動を展開し、新製品の早期浸透や売上拡大に取り組んでまいりました。
住宅市況は緩やかに回復しつつありますが、前期に増税前の駆け込み需要があり、売上高は33,285百万円(前期比1.2%減)となり、営業利益につきましては、継続的なコスト低減活動などによる収益改善に努めた結果、2,341百万円(前期比14.7%増)となりました。

[駐車場装置関連事業]
主力製品である「パズルタワー」の新規着工の増加や、改造・改修工事の受注が堅調に推移したことなどにより、売上高は2,761百万円(前期比29.3%増)となりました。営業利益につきましては、依然として、建設工事における資材価格や人件費高騰などの原価上昇傾向が続くなか、原価低減活動に取り組み、50百万円(前期比477.3%増)となりました。

[減速機関連事業]
前期におけるシャッター開閉機関連製品特需の反動により関連製品の売上高が減少しましたが、国内における設備投資動向の持ち直しの動きや、高効率ギヤードモータへの切替需要などを背景に、積極的な営業を展開した結果、特殊減速機などの受注が堅調に推移したことで、売上高は3,236百万円(前期比4.0%増)となりました。営業利益につきましては、継続的な原価低減活動に努めましたが、受注機種構成の変動などにより、160百万円(前期比24.3%減)となりました。


(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況は、次のとおりであります。
現金及び現金同等物(以下「資金」という)の期末残高は、8,848百万円(前期末9,530百万円)となりました。
これは営業活動、投資活動、財務活動によるキャッシュ・フロー等の合計が681百万円減少したことによるものであります。

[営業活動によるキャッシュ・フロー]
営業活動による資金は、263百万円の増加(前期は1,681百万円の増加)となりました。
これは税金等調整前当期純利益2,611百万円に対し、減価償却費917百万円等による増加があった一方で、売上債権の増加額1,458百万円、法人税等の支払額916百万円、たな卸資産の増加額249百万円等による減少があったことによるものであります。

[投資活動によるキャッシュ・フロー]
投資活動による資金は、610百万円の減少(前期は818百万円の減少)となりました。
これは主に、有形固定資産の取得による支出600百万円、無形固定資産の取得による支出26百万円等があったことによるものであります。

[財務活動によるキャッシュ・フロー]
財務活動による資金は、332百万円の減少(前期は331百万円の減少)となりました。
これは主に、リース債務の返済による支出91百万円、配当金の支払240百万円等によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02389] S10079FV)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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