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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100CUU7

有価証券報告書抜粋 ピジョン株式会社 研究開発活動 (2018年1月期)


経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


当社グループの研究開発の基本姿勢は、妊娠、出産から子育て、そして高齢者、介護などの生活シーンにおいて生活者の研究を核に新たなニーズを掘り起こし、技術シーズの裏付けを持った新しい商品およびサービスを生み出すことにあります。1991年、茨城県つくばみらい市に開設されたピジョン中央研究所を中心に研究、開発テーマを設定し、テーマごとに柔軟にチームを編成して商品開発を行っております。
開発本部では基礎研究から企画開発までを一元的に行えるよう体制を強化し、重点商品6カテゴリを中心に効率的かつ迅速な商品開発の実現を図ることでグローバル市場での競争優位性の実現を目指してまいります。特に、重点商品6カテゴリの1つであり、当社の中核となる哺乳・授乳商品カテゴリにおいては専任の開発組織を設置するなど、従来の開発機能に加えて、基礎研究、市場、生活者情報を集約し、グローバルに展開し、永続的に開発可能な体制の強化を図ってまいります。
また、同研究所には開発本部とともに品質管理本部も設置し、新商品開発時における商品評価および量産化後の品質管理を担っております。研究開発から量産化に至る一貫した商品開発体制を備えることにより、同研究所は国内事業のみならず注力する海外事業での現地開発体制も含めたグループ全体の商品開発機能の中枢を担っております。今後も、グローバルに安心・安全な商品の提供を目指し、同研究所を中心に、グループ全体の研究開発体制をさらに強化してまいります。
なお、研究開発に携わる人員の総数はグループ全体で181名となっており、当連結会計年度における研究開発費の総額は26億70百万円となっております。事業の種類別セグメントの研究開発活動状況は以下のとおりです。

(国内ベビー・ママ事業)
吸収力をアップさせ、モレずにサラッと使用できる「母乳パッドフィットアップ® サラッと超吸収」、2017年度グッドデザイン賞を受賞した「母乳実感® 哺乳びん my Precious」などを発売したほか、多くのお客様に高い満足度をいただいているシングルタイヤを搭載したベビーカー「Runfee」のリニューアルの実施、ももの葉エキス(保湿成分)配合の、デリケートな赤ちゃんのお肌にもやさしい「ピジョン薬用全身泡ソープ(ももの葉)」、出産後のママの体型を戻すための産後リフォームインナー4商品「出産したら締める骨盤ベルト」「トータルシェイプガードル」「おなかシェイパー」「はくだけ骨盤ガードル」の発売等に向けた活動を行いました。
この結果、当連結会計年度の研究開発費は14億55百万円となりました。

(ヘルスケア・介護事業)
介護関連市場において、引き続き消費者・介護者のニーズに寄り添った新商品開発および商品ラインアップの拡充に向けた活動を行いました。特に、介護現場の実態理解の深化、商品コンセプトの仮説・検証を通した商品の試作および改良、また組織横断型の新商品開発プロジェクト進行等に注力しました。
この結果、当連結会計年度の研究開発費は71百万円となりました。

(海外事業)
東南アジアやインド市場に対して、グループで培った技術をベースとし、中間所得者層のお客様に向けてベーシックな機能にアレンジした手動さく乳器、ポリプロピレン製ながら高いボトル透明度を実現した哺乳器などを開発・発売しました。また、北米市場では各販売チャネルに対応した母乳パッドの発売、さらなる高機能を目指したさく乳器の開発活動など、多様なニーズのある市場に向けて積極的な活動を行いました。
この結果、当連結会計年度の研究開発費は7億67百万円となりました。

(中国事業)
中国市場において、ガラスボトルにシリコンコーティングを施し、びんが割れてもガラス破片の飛散を抑え安全性を高めた哺乳器「自然実感® シリコンコートびん」等を新発売したほか、Disneyシリーズの哺乳器やおしゃぶりの新発売に加え、母乳保存バッグやハンドル付きストローボトル等、ラインアップ拡充に向けた商品を発売しました。
この結果、当連結会計年度の研究開発費は3億75百万円となりました。

今後も市場ニーズに的確に応える商品の開発に努めるとともに、基礎研究により培われた成果を中長期的視野での商品開発に繋げていくことにも注力してまいります。

経営上の重要な契約等財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02404] S100CUU7)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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