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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007PWU

有価証券報告書抜粋 株式会社カプコン 研究開発活動 (2016年3月期)


事業等のリスクメニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


当社グループ(当社および連結子会社)は、コンピュータを介した「遊文化」をクリエイトすることにより、社会の安定発展に寄与し、「遊びの社会性」を高めるハイテク企業を志向しております。そのため、時代の変化や価値観の変化を先取りし、市場のニーズに合った新商品を開発することが当社の根幹事業であると認識し、研究開発に重点をおいております。
研究開発活動は、デジタルコンテンツ事業およびアミューズメント機器事業で行っており、当連結会計年度末現在の研究開発要員は2,052名、従業員の72%になっております。
当連結会計年度におけるグループ全体の研究開発投資額は、272億55百万円(消費税等抜き)で、売上比35.4%であります。なお、研究開発投資額にはコンテンツ部分の金額を含めて記載しております。一般管理費に含まれる研究開発費は10億73百万円で、売上比1.4%であります。

セグメントごとの研究開発活動を示すと次のとおりであります。
(1) デジタルコンテンツ事業
当事業における当社グループのゲームソフト開発・市場投入実績は以下のとおりです。
まず、2015年のモンスターハンターシリーズの新作「モンスターハンタークロス」(ニンテンドー3DSシリーズ用)を開発し、安定した人気に支えられ好評を博しました。他にもニンテンドー3DSタイトルとしましては、モンスターハンターシリーズのスピンオフタイトル「モンハン日記 ぽかぽかアイルー村」や、ロックマンシリーズの人気タイトルをリメイクした「ロックマン クラシックスコレクション」、また逆転裁判の新シリーズとして「大逆転裁判-成歩堂龍之介の冒險-」を開発いたしました。
マルチプラットフォームタイトルとしましては、バイオハザードシリーズのリメイクタイトルとして「バイオハザード0 HDリマスター」(プレイステーション 4、プレイステーション 3、Xbox One、Xbox 360、パソコン用)を開発し好評を博したほか、過去タイトルのプレイステーション 4、Xbox One対応を進め、「デビル メイ クライ4 スペシャルエディション」、「バイオハザード6」を開発いたしました。他にも人気アクションシリーズの最新作として「戦国BASARA4 皇」(プレイステーション 4、プレイステーション 3用)、ストリートファイターシリーズの最新作として「ストリートファイターⅤ」(プレイステーション 4、パソコン用)を開発いたしました。
日本国内オンラインゲーム市場向けにつきましては、運営サービスを行っております「モンスターハンター フロンティア G」等における追加コンテンツの継続開発を行い、投入いたしました。また、新規に「ドラゴンズドグマ オンライン」(パソコン、プレイステーション 4、プレイステーション 3用)を開発し、サービスを開始いたしましたところ、サービス開始からわずか10日間で累計100万ダウンロードを達成するなど注目を浴びました。そのほか、パソコン向けならびにスマートフォン(アンドロイド)向け「ブレスオブファイア6」を開発し、サービスを開始いたしました。海外オンラインゲーム市場向けにつきましては、テンセント社との協業で「モンスターハンター オンライン」「モンスターハンター メゼポルタ開拓記(簡体中文版)」の開発を行い、中国市場においてモンスターハンターシリーズの存在感を高めることができました。そのほか、台湾においてパソコン向け「モンスターハンター フロンティア G(繁体中文版)」の追加コンテンツの継続開発を行い、投入いたしましたほか、新たにプレイステーション 3ならびにプレイステーション Vitaでのサービスを開始いたしました。
ソーシャルゲーム市場向けにつきましては、GREEプラットホームではGrani社との共同開発を行いました「モンスターハンター ロア オブ カード」における追加コンテンツの継続開発を行い、投下いたしました。日本国内スマートフォン向けアプリにおきましてはハンティングアクションゲーム「モンスターハンター エクスプロア」を開発し、新たにサービスを開始いたしましたところ、サービス開始3ヶ月目となる12月に累計350万ダウンロードを達成し、好評を博しております。そのほか、「モンハン 大狩猟クエスト」「ストリートファイター バトルコンビネーション」等における追加コンテンツの継続開発を行い、投下いたしました。
当事業に係る研究開発投資額は239億79百万円で、一般管理費に含まれる研究開発費は10億26百万円であります。


(2) アミューズメント機器事業
PS開発部門の遊技機筐体事業におきましては、パチスロ遊技機「バイオハザード6」「アスラズ ラース」を開発いたしました。
「バイオハザード6」では、好評を博しましたバイオハザードシリーズの第2弾として、前回を凌ぐ恐怖演出や臨場感を再現し、サバイバルホラーの世界観を楽しむことができます。
また、「アスラズ ラース」では、「神vs神」による怒迫力の戦闘シーンをゲームシステムに連動させ、ハイクオリティな映像演出により緊張と興奮を存分に体感いただけます。
ソフトウェア受託事業におきましては、パチスロ遊技機「鬼武者3時空天翔」を開発いたしました。
鬼武者シリーズとして、前作「新鬼武者」を遥かに凌ぐ映像演出で、ゲーム同様に時空を越えた迫力のある演出と世界観を存分に楽しむことができます。
業務用機器販売事業につきましては、当社としては初となる音楽ゲーム「クロスビーツレヴ」を開発・販売を行いました。また、新感覚シューティングゲーム「ルイージマンション アーケード」を開発し、セガ社より販売いたしました。両タイトルにおいて当社もレベニューシェアモデルに新規参入いたしました。なお、「ルイージマンション アーケード」については、セガアミューズメントインターナショナル社をつうじて欧米での販売を開始しております。
当事業に係る研究開発投資額は32億75百万円で、一般管理費に含まれる研究開発費は47百万円であります。

事業等のリスク財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02417] S1007PWU)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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