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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1008KKA

有価証券報告書抜粋 株式会社IGポート 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2016年5月期)


経営上の重要な契約等メニュー株式の総数等

文中における将来に関する事項は、有価証券報告書提出日(2016年8月29日)現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づいて作成されております。
また、当社経営陣は、連結財務諸表の作成に際し、決算日における資産・負債の報告数値及び偶発資産・負債の開示並びに当該会計期間における収益・費用に影響を与える見積りを合理的に行わなければなりません。経営陣は見積りに影響を与える要因を把握し、把握した要因に関して適切な仮定設定、情報収集を行い、見積り金額を計算しております。実際の結果は、見積り特有の不確実性により、見積りと異なる場合があります。
(2) 当連結会計年度の経営成績の分析
① 概況
概況につましては、「第2 事業の状況 1.業績等の概要(1)業績」に記載しております。
② セグメント別の状況(売上高、営業利益の分析)
セグメント別の状況につきましては、「第2 事業の状況 1.業績等の概要(1)業績」に記載しております。
③ 営業外収益(費用)
営業外収益は53,440千円、前期比37.3%減となりました。主な要因は協賛金収入が6,205千円増加し、一方、為替差益が17,156千円、デリバティブ評価益が4,730千円減少したことであります。
営業外費用は66,955千円、前期比50.8%増となりました。主な要因は為替差損が28,229千円増加し、一方、賃貸収入原価が8,998千円減少したことであります。
④ 特別損失
減損損失は40,689千円、前期比80.2%減で、建物及び構築物、その他(器具備品、ハード、リース、ソフト等)によるものです。
⑤ 税金等調整前当期純利益
以上の結果、税金等調整前当期純利益は362,710千円で前期比251.8%増となりました。
⑥ 法人税、住民税及び事業税(法人税等調整額)
法人税、住民税及び事業税の負担額は法人税等調整額を含め、193,131千円となっております。
⑦ 親会社株主に帰属する当期純利益
以上の結果、親会社株主に帰属する当期純利益は169,578千円(前期は105,037千円の親会社株主に帰属する当期純損失)となりました。
(3) 当連結会計年度の財政状態の分析
① 資産
資産合計は、7,873,575千円(前期比4.4%増)となりました。
流動資産につきましては、主に現金及び預金が875,398千円、受取手形及び売掛金が121,110千円増加し、一方、仕掛品が355,749千円減少し、結果、5,811,789千円となりました。
固定資産につきましては、主に映像マスターが259,970千円、建物及び構築物が56,948千円減少し、結果、2,061,786千円となりました。
② 負債
負債合計は、3,360,347千円(前期比4.7%増)となりました。
流動負債につきましては、主に預り金が369,916千円増加し、一方、未払金が182,391千円、買掛金が114,479千円減少し、結果、2,858,154千円となりました。
固定負債につきましては、主に役員退職慰労引当金が47,881千円、株式給付引当金が32,016千円増加し、一方、長期借入金が39,996千円減少し、結果、502,192千円となりました。
③ 純資産
純資産は、4,513,228千円(前期比4.2%増)となりました。
主な要因は、利益剰余金が159,708千円、為替換算調整勘定が21,631千円増加したことであります。
(4) 経営成績に重要な影響を与える要因について
「第2 事業の状況 4.事業等のリスク」に記載のとおりであります。
(5) 経営戦略の現状と見通し
アニメーション、コミックをめぐる市場環境は必ずしも良好とは言えず、アニメーションにおいてはDVD販売本数の減少、コミックにおいてはコミック雑誌の販売部数の減少という傾向が続いております。このような環境の中、当社グループは、原作を創出するコミックと映像化するアニメーションという2つの補完関係にあるコンテンツを創出する企業体として独自の体制をとっております。また、株式の取得や業務提携により、コンテンツを有効活用し企業価値の向上に努めてまいります。
今後、当社グループは、業容の発展のため以下の経営戦略に取り組んでまいります。
① 映像制作事業
作品内容や品質を決定する人的資源としての脚本家・デザイナー・アニメーター・CGや美術等のクリエイター・プロデューサー及び優良な協力会社の獲得と育成をおこない、収益の安定化を実現してまいります。
また、コスト・スケジュール管理を徹底し、稼働率の向上と収益確保に取り組んでまいります。
② 出版事業
確実に利益を上げられる企業体質の強化をめざし、単品ごとの採算性管理を徹底します。また、「魔法使いの嫁」に続くヒット作を作り出すために、新人編集者の育成を含めた編集部体制の強化をはかります。
③ 版権事業
テレビ局、ビデオソフト販売会社、広告代理店、玩具会社等のパートナー企業との共同製作、異業種との共同企画、米国法人子会社を通じて海外の配信会社等との共同製作に取組み、版権事業の拡大を図ってまいります。
また、当社グループ独自の商品化、スマートフォン等の情報サービスへのコンテンツ提供にも積極的に取り組んでまいります。
国内においては、当社グループ内のコンテンツや、コミック出版会社の㈱マッグガーデンのコンテンツ「魔法使いの嫁」等を当社グループ内で有効利用し、版権事業の拡大を図り、さらに映像制作事業や出版事業の拡大を図ってまいります。
海外においては、当社グループ内のコンテンツを、海外子会社や当社グループの版権部門が海外販売し、版権事業の海外展開に取り組んでまいります。

(6) 資本の財源及び資金の流動性についての分析
① キャッシュ・フローの状況
キャッシュ・フローの状況につきましては、「第2 事業の状況 1. 業績等の概要(2)キャッシュ・フローの状況」 に記載しております。
② 資金需要
当社グループの運転資金需要の主なものは、映像制作事業並びに出版事業に係わる売上原価及び、労務費、業務委託費及び外注費が主な部分を占めております。その他、版権事業における権利取得のための出資金があります。
設備資金といたしましては、編集機器、コンピュータ購入費やネットワーク費等があります。
③ 契約債務及び約定債務
2016年5月31日現在の契約債務の概要は下記のとおりであります。
(単位:千円)

年度別要支払額
契約債務合計1年以内
短期借入金100,000100,000
長期借入金(1年内返済予定の長期借入金含む)339,19239,996
(注)ファイナンスリース残高24,797千円(1年内14,928千円、1年超9,869千円)
④ 財務政策
運転資金につきましては、自己資金で対応することを原則としておりますが、自己資金で賄えない急な資金需要が発生する等の場合は、金利動向を踏まえ必要に応じ長期・短期借入金で調達しております。
設備資金及び作品への出資金につきましては、社債の発行、長期借入金により最適な調達を行っていく方針であり、調達時期、条件について最も有利な手段を選択するべく検討することとしております。
(7) 経営者の問題認識と今後の方針について
「第2 事業の状況 3.対処すべき課題」に記載のとおりであります。

経営上の重要な契約等株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02480] S1008KKA)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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