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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007W9N

有価証券報告書抜粋 株式会社藤商事 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2016年3月期)


研究開発活動メニュー株式の総数等

文中における将来に関する事項の記載は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。

(1)重要な会計方針及び見積り
当社の財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている企業会計の基準に基づき作成されております。また、この財務諸表の作成にあたりまして、将来事象の結果に依存するため確定できない金額について、仮定の適切性、情報の適切性および金額の妥当性に留意しながら会計上の見積りを行っておりますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。

(2)経営成績の分析
① 売上高
売上高については、前事業年度の561億51百万円から179億85百万円減少し、381億66百万円(対前期比32.0%減)となりました。
当事業年度の製品別売上高は、パチンコ遊技機において306億52百万円(同21.6%減)、パチスロ遊技機において75億14百万円(同56.0%減)であります。
なお、各製品別の増減要因は次のとおりであります。

(パチンコ遊技機)
《機種別販売台数》
前事業年度当事業年度
CRリング 運命の日63千台CR地獄少女 弐(ツー)23千台
CR暴れん坊将軍 怪談13千台CRリング 呪い再び12千台
他6機種26千台他9機種51千台
その他11千台その他4千台
115千台92千台

パチンコ遊技機は、多様化するファンのニーズにマッチした「ヒト味違う」多種多様なジャンルの遊技機を新たに11機種市場投入し、販売台数は92千台(対前期比19.9%減)となりました。

(パチスロ遊技機)
《機種別販売台数》
前事業年度当事業年度
パチスロ アレジン23千台パチスロ 地獄少女10千台
リング 呪いの7日間21千台パチスロ 緋弾のアリア8千台
その他0千台
44千台18千台

パチスロ遊技機につきましては、新規タイトルとして2機種を市場投入し、販売台数は18千台(対前期比58.1%減)となりました。
② 売上原価
売上原価については、前事業年度の302億56百万円から106億33百万円減少し、196億22百万円(同35.1%減)となりました。
また、売上原価率は、前事業年度の53.9%から2.5ポイント低下し51.4%となりました。
これは、主として材料費率の低下などによるものであります。

③ 販売費及び一般管理費
販売費及び一般管理費については、前事業年度の179億58百万円から14億50百万円減少し、165億8百万円(同8.1%減)となりました。
これは、主として販売手数料の減少9億5百万円(同42.9%減)、減価償却費の減少3億16百万円(同52.1%減)などによるものであります。
なお、売上高に占める販売費及び一般管理費の割合は、前事業年度の32.0%から11.3ポイント上昇し、43.3%となりました。

④ 営業利益
営業利益については、売上高の減少などにより、前事業年度の79億36百万円から59億1百万円減少し、20億35百万円(同74.4%減)となりました。
また、営業利益率は、前事業年度の14.1%から8.8ポイント低下し、5.3%となりました。

⑤ 営業外収益、費用
営業外収益については、受取配当金や受取賃貸料などにより1億52百万円となりました。
営業外費用については、貸倒引当金繰入額やシンジケートローン手数料などにより1億34百万円となりました。

⑥ 経常利益
経常利益については、前事業年度の79億49百万円から58億96百万円減少し、20億52百万円(同74.2%減)となりました。
また、経常利益率は、前事業年度の14.2%から8.8ポイント減少し、5.4%となりました。

⑦ 特別利益、損失
特別利益については、固定資産売却益の計上により8百万円となりました。
特別損失については、固定資産除却損や固定資産売却損の計上などにより8百万円となりました。

⑧ 税金費用
法人税、住民税及び事業税4億30百万円、法人税等調整額3億84百万円の計上により、8億15百万円となりました。

⑨ 当期純利益
上記①から⑧の要因により、当事業年度においては、12億37百万円の当期純利益となりました。

(3)財政状態の分析
当社の機種ごとの販売は非常に短期間であります。このため、機種の販売時期が期末前後となり売上・仕入などが当該期間に集中した場合には、売上債権、たな卸資産、仕入債務残高の計上が大きくなります。
また、期末前後に販売が少なく当該期間の売上・仕入などが減少した場合には、当該残高の計上が少なくなります。
したがって、売上債権、たな卸資産および仕入債務残高の増減の主な要因はこのことによります。

① 資産
流動資産については、前事業年度の494億90百万円から68億54百万円減少し、426億35百万円となりました。これは、売掛金の増加4億11百万円、商品及び製品の増加3億95百万円、現金及び預金の減少78億50百万円などによるものであります。
固定資産については、前事業年度の152億3百万円から19億41百万円増加し、171億45百万円となりました。これは、長期前払費用の増加14億14百万円、建設仮勘定の増加9億11百万円、工具、器具及び備品の減少2億22百万円などによるものであります。
② 負債
流動負債については、前事業年度の119億75百万円から42億23百万円減少し、77億52百万円となりました。これは、未払法人税等の減少29億37百万円、未払金の減少6億3百万円、買掛金の減少2億97百万円などによるものであります。
固定負債については、前事業年度の16億20百万円から2億85百万円減少し、13億35百万円となりました。
③ 純資産
純資産については、前事業年度の純資産合計510億98百万円から4億5百万円減少し、506億93百万円となりました。これは、利益剰余金の増加17百万円、その他有価証券評価差額金の減少4億22百万円などによるものであります。

(4)キャッシュ・フローの状況の分析
当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前事業年度末に比べ78億50百万円減少し、257億88百万円となりました。
当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果使用した資金は、25億59百万円(前期は111億55百万円の資金の増加)となりました。
これは主に、税引前当期純利益20億52百万円、減価償却費24億96百万円などが増加の要因であり、法人税等の支払額46億37百万円、長期前払費用の増加額12億6百万円、未払金の減少額8億89百万円などが減少の要因であります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、40億70百万円(前期は27億22百万円の資金の減少)となりました。
これは主に、有価証券の償還による収入6億円などが増加の要因であり、有形固定資産の取得による支出32億69百万円、投資有価証券の取得による支出14億41百万円などが減少の要因であります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、12億20百万円(前期は12億19百万円の資金の減少)となりました。
これは、配当金の支払によるものであります。

(5)資金需要及び財務政策
当社の資金需要について、運転資金、設備投資資金ともに、原則として自己資金で賄うことを基本としております。
運転資金需要の主なものは、原材料の仕入、納税による支払などであります。設備投資資金需要の主なものは、機械及び装置、新規金型の取得などであります。これらは、生産性の向上などを目的としており、今後も発生する可能性があります。
なお、販売計画、生産計画、設備投資計画をもとに資金需要に対応すべく資金計画を作成し、管理しております。

(6)戦略的観点からの現状と今後の見通し
経営環境は、政府の経済政策による国内景気の回復が期待されますが、海外経済の景気減速を受け、先行きは不透明な状況が続くものと思われます。
パチンコホール業界におきましては、レジャーの多様化などの影響により、パチンコ参加人口および収益面は低迷しており、遊技機の購入については慎重な姿勢が継続され、安定稼働が見込める機種に需要が集中することが想定されます。
このような環境のなか、当社といたしましては、得意ジャンルの「ホラー」、「時代劇」、「萌え」に加え、新たなジャンルに挑戦してまいります。

研究開発活動株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02488] S1007W9N)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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