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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007YHP

有価証券報告書抜粋 麻生フオームクリート株式会社 業績等の概要 (2016年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当事業年度におけるわが国経済は、政府の経済対策や日銀の金融緩和策継続などにより、ばらつきはあるものの企業収益や所得・雇用環境に改善が見られ、また原油安が消費にプラス材料になりましたが、中国をはじめとするアジア新興国の急激な経済成長減速などの影響により輸出・生産の弱含みや設備投資にも様子見姿勢が見られ、また終盤には円高に転換したこともあり、景気は緩やかな回復基調にあるものの足踏み状態となり、先行きは不透明な状況となりました。
建設業界におきましては、政府建設投資は頭打ち感が強まり減少傾向に転じたものの、景気の緩やかな回復基調に伴い民間建設投資は堅調に推移し、また資材費や労務費などのコスト上昇が一服し工事採算の改善が見られましたが、受注競争が激しくなるなど厳しい環境で推移いたしました。
このような状況の下、当社は営業展開の強化をはかり、また施工人員の確保に注力し、引き続きコスト低減に取組み、受注量の確保と収益性の改善をはかってまいりました。
その結果、当事業年度の業績は、地盤改良工事の受注が順調に推移したことから、工事全体の受注高が4,036百万円(前事業年度比11.0%増)となりましたが、売上高につきましては、主力の気泡コンクリート工事の完成工事高が、前事業年度からの繰越工事が少なかったことや一部工期のずれ込みもあり大幅に減少したことから、工事全体の完成工事高は3,808百万円(前事業年度比5.5%減)と減少し、商品売上高を含めた全体の売上高も3,831百万円(前事業年度比6.7%減)と前事業年度から減少いたしました。
各段階の利益につきましては、売上高の減少や販管費の増加がありましたが、工期短縮など施工効率の向上に取組むとともにコスト低減に注力した結果、完成工事総利益率が改善し営業利益121百万円(前事業年度比17.7%増)、経常利益137百万円(前事業年度比16.7%増)、当期純利益124百万円(前事業年度比15.9%増)となりました。
工事別等の状況は、次のとおりであります。
(気泡コンクリート工事)
管路中詰工事の受注高が大型工事の受注により971百万円(前事業年度比45.8%増)と増加しましたが、軽量盛土工事の受注高が競争の激化から1,388百万円(前事業年度比15.3%減)に、また空洞充填工事の受注高も645百万円(前事業年度比24.0%減)と減少し、気泡コンクリート工事全体の受注高は3,004百万円(前事業年度比4.7%減)と減少いたしました。
完成工事高につきましても、前事業年度からの繰越工事が少なかったことや一部工期のずれ込みもあり、軽量盛土工事の完成工事高が1,451百万円(前事業年度比5.0%減)、管路中詰工事の完成工事高が689百万円(前事業年度比40.7%減)、空洞充填工事の完成工事高が653百万円(前事業年度比20.7%減)と減少し、気泡コンクリート工事全体の完成工事高は2,794百万円(前事業年度比20.5%減)と減少いたしました。
(地盤改良工事)
大型工事の受注をはじめ受注が順調に推移したことから、地盤改良工事の受注高は1,022百万円(前事業年度比112.6%増)と大幅に増加いたしました。
完成工事高につきましても、受注高の増加や施工が順調だったことから、地盤改良工事の完成工事高は1,003百万円(前事業年度比96.0%増)と大幅に増加いたしました。
(その他工事)
受注高は9百万円(前事業年度比367.5%増)、完成工事高につきましても9百万円(前事業年度比367.5%増)となりました。
(商品販売)
売上高は、気泡剤や固化剤の販売など23百万円(前事業年度比70.6%減)となりました。


(2) キャッシュ・フローの状況

当事業年度における各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により得られた資金は372百万円(前事業年度比108.4%増)となりました。これは主に、前事業年度末より売上債権が166百万円減少し、また仕入債務が57百万円増加し、税引前当期純利益138百万円を計上したことなどによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動に使用した資金は45百万円(前事業年度比21.6%増)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動に使用した資金は35百万円(前事業年度は7百万円の収入)となりました。これは主に、リース債務の返済による支出及び配当金の支払いによるものであります。
これにより「現金及び現金同等物の期末残高」は、前事業年度末に比べ292百万円増加し、983百万円(前事業年度比42.3%増)となりました。

(注) 営業活動によるキャッシュ・フローにつきましては、消費税等を含んだ金額で表示しております。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00308] S1007YHP)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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