シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007V9H

有価証券報告書抜粋 株式会社 シャルレ 業績等の概要 (2016年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当事業年度におけるわが国経済は、政府の経済政策等を背景に、雇用情勢や企業収益の改善傾向は続き、緩やかな回復基調で推移しましたが、中国をはじめとした新興国経済の減速懸念、為替や株価の変動など、先行き不透明な状況が続いております。
また、国内レディースインナーウェア市場におきましては、アジア圏における人件費の上昇や原材料価格の高騰など、依然として厳しい環境が続きました。
このような経営環境のもと、当社は「女性を元気にする日本一のグループ」に向けて、美と健康の事業領域を中心に、他社との差別化が図れる独自性のあるシャルレらしい「もの」や、喜びや感動を与える「こと」の提供を追求してまいりました。また、生涯を通じていきいきと輝いている「ひと」をサポートするため、女性たちに活躍の機会を提供し、地域を活性化することによって、豊かな社会の実現を目指してまいりました。その為に、シャルレらしい高機能、高付加価値商品の開発及び次世代を担うビジネスメンバーの育成や教育、支援等による組織の再活性化に積極的に取り組んでまいりました。また、多様化する消費者ニーズへの対応として、訪問販売におきましては、30代から40代をターゲットにした新ブランド「シャルレ セルフィア」を本格展開し、新しい愛用者の獲得に努めました。インターネット等による通信販売のシャルレダイレクトサービスでは、健康食品の「定期お届け便制度」を導入することで、メイト(消費者会員)利用者数の拡大につなげました。また、前年度にオープンした直営店「シャルレ・ザ・ストア」では、過去に購入経験のある顧客からの再購入や新規顧客の来店等の一定の成果が見られるなど、顧客との接点強化に取り組んでまいりました。
商品面に関しましては、衣料品類では、新ブランド「シャルレ セルフィア」を本格展開し、バストの揺れをおさえて大胸筋を鍛える「美意識ブラジャー」、ウエストやヒップラインを美しく見せる補整機能とソフトな着用感を両立させた「くびれマジックインナー」と「美小尻ショーツ」を発売しました。さらに、産前から産後まで大きく変化していく女性の体型サポートや身体への負担軽減を考慮した「シャルレ マタニティシリーズ」を定番商品として発売しました。また、既存定番商品の「ファーチェシリーズ」及び「シャルレ ラグジャシリーズ」を愛用者の声を反映させながら、トレンドに合わせてリニューアル発売しました。衣料品類全体としては、新定番商品の売上高は好調に推移しましたが、既存定番商品の落ち込みにより、前年を下回る結果となりました。
化粧品類におきましては、高機能エイジングケアラインである「エタリテ オーラマージュ」に独自の新成分である「クワンソウエキス」と「CAコラーゲン」を新たに配合し、リニューアルをいたしました。また、新ブランド「シャルレ セルフィア」より、美容成分として用いられている「ハイドロキノン」の効果を応用して開発した新たな美容成分「ハイドロキノンEX」を配合し、肌にうるおいと透明感を導くスキンケアシリーズ「クリアホワイト」を発売しました。化粧品類全体としては、既存定番商品による売上高は減少しましたが、新定番商品の売上高により、前年を若干上回りました。
健康食品類におきましては、2種類の乳酸菌を配合した「ラクティフローラW乳酸菌」を用いて健康を身体の内側からサポートする「ラクティプラス」を新発売し、「ns(エヌエス)」ブランドとしての商品展開を図りました。また、新たな愛用者の獲得を目的としたお得なセット商品を発売しました。健康食品類全体としては、「ラクティプラス」の売上高が好調であったことなどにより、前年度の売上高を大きく上回る結果となりました。なお、「ns(エヌエス)」ブランドの4商品は、2015年モンド・セレクションのダイエット・健康製品部門において金賞を受賞しました。
営業施策面におきましては、ビジネスメンバー組織の活性化を目的に、インセンティブ施策を実施するとともに、組織拡大に繋がる教育研修や現場支援に積極的に取り組みました。4月には、全代理店を対象とした「第32回シャルレ代理店セミナー」を開催し、経営方針や各種施策の共有を図るとともに、代理店との一体感を醸成し、ビジネス活動の意欲の向上に繋げました。9月から11月にはビジネスメンバーを対象とした「チャレンジコンテスト2015」を実施し、コンテスト入賞者を対象として、3月に「シャルレ特別ツアー2016」をハワイにて開催しました。さらに3月には、売上高の「前年アップ」を目標に掲げた特別インセンティブ施策を全代理店対象に実施した結果、当事業年度の売上高は前年度の売上高を上回ることができました。
以上の結果、当事業年度における当社の売上高は、188億36百万円(前年同期比1.2%増)、営業利益は12億7百万円(前年同期比20.7%増)、経常利益は12億59百万円(前年同期比17.6%増)、当期純利益は10億4百万円(前年同期比0.1%減)となりました。
なお、2015年6月29日より執行役員制度を導入し、監視・監督機能と業務執行機能を分離し、経営の意思決定及び業務執行の迅速化を実現する経営体制を整えております。
(2)キャッシュ・フローの状況
当事業年度末における現金及び現金同等物は、前事業年度末に比べ65億50百万円増加し、108億49百万円となりました。
①営業活動によるキャッシュ・フロー
営業活動によるキャッシュ・フローは、8億98百万円の収入(前事業年度末は8億87百万円の収入)となりました。主な要因は、税引前当期純利益13億86百万円、たな卸資産の増加5億80百万円、減価償却費及びその他の償却費4億19百万円であります。
②投資活動によるキャッシュ・フロー
投資活動によるキャッシュ・フローは、60億74百万円の収入(前事業年度末は5億14百万円の収入)となりました。主な要因は、定期預金の減少56億円、有価証券及び投資有価証券の売却及び償還による収入5億39百万円であります。
③財務活動によるキャッシュ・フロー
財務活動によるキャッシュ・フローは、4億22百万円の支出(前事業年度末は3億59百万円の支出)となりました。主な要因は、配当金の支払額3億45百万円であります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02727] S1007V9H)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。