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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007XAF

有価証券報告書抜粋 コムシスホールディングス株式会社 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (2016年3月期)


研究開発活動メニュー株式の総数等


文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在においてコムシスグループが判断したものであります。

(1) 重要な会計方針及び見積り
コムシスグループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成に当たって、必要と思われる見積り及び判断は合理的な基準に基づき実施しておりますが、見積りには不確実性が伴うため、実際の結果は、これらの見積りとは異なる場合があります。なお、詳細については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しております。

(2) 当連結会計年度の経営成績の分析
① 概要
「第2 事業の状況 1 業績等の概要 (1)業績」に記載のように、コムシスグループを取り巻く情報通信分野におきましては、光アクセスのサービス卸(光コラボレーションモデル)による新たな需要の拡大及びLTE等の高速無線ブロードバンドサービスを活用したスマートフォン・タブレット端末の多様化・高機能化に向けた技術革新等により、サービス内容やマーケット状況が大きく変化しております。
また、公共・民間分野におきましては、ICTを活用した医療、防災、電子行政等の分野でモノ・サービスをつなげる新たなイノベーション(IoT)や国土強靭化施策、環境・エネルギー事業及び東京オリンピック・パラリンピック開催に向けた社会インフラ投資の拡大が期待されております。
このような状況のもと、コムシスグループといたしましては、太陽光事業を含めたグリーンイノベーション事業への参画、電力の小売全面自由化に伴う太陽光発電を活用した電力小売事業の参入への取り組み、公共投資・ICT投資の増加に対応した受注活動及びスマート社会に向けた新たな事業領域へのチャレンジ等のトップライン拡大に取り組んでまいりました。また、成長事業分野への要員流動、施工効率の向上及び経費削減等の利益改善にも努めてきた結果、当連結会計年度の売上高は3,206億5千万円、営業利益は238億4千万円、経常利益は242億2千万円、親会社株主に帰属する当期純利益は154億2千万円となりました。

② 売上高
通信事業者の設備投資抑制等により、当連結会計年度の売上高は3,206億5千万円となり、前連結会計年度に比べ79億7千万円の減収となりました。

③ 営業利益
構造改革による経費削減等の利益確保に努めてまいりましたが、売上高減少の影響もあり、当連結会計年度の営業利益は238億4千万円となり、前連結会計年度に比べ38億円2千万円の減益となりました。

④ 経常利益
当連結会計年度の営業外収益は6億6千万円となりました。これは受取配当金1億6千万円などによるものであります。また、営業外費用は2億8千万円となりました。これは、為替差損1億4千万円などによるものであります。この結果、当連結会計年度の経常利益は242億2千万円となり、前連結会計年度に比べ38億9千万円の減益となりました。

⑤ 親会社株主に帰属する当期純利益
当連結会計年度の特別利益は7億円となりました。これは負ののれん発生益3億8千万円などによるものであります。また、特別損失は8億9千万円となりました。これは、減損損失4億7千万円などによるものであります。この結果、当連結会計年度の親会社株主に帰属する当期純利益は154億2千万円となり、前連結会計年度に比べ13億4千万円の減益となりました。


(3) 経営成績に重要な影響を与える要因について
「第2 事業の状況 4 事業等のリスク」に記載しております。

(4) 経営戦略の現状と見通し
「第2 事業の状況 3 対処すべき課題」に記載しております。

(5) 資本の財源及び資金の流動性についての分析
① 財政状態
(資産の部)
当連結会計年度末における流動資産は、前連結会計年度末に比べ36億7千万円増加し、1,555億5千万円となりました。これは現金預金が45億6千万円減少し、受取手形・完成工事未収入金等が90億4千万円増加したことなどによるものであります。当連結会計年度末における固定資産は、前連結会計年度末に比べ16億2千万円減少し、1,105億1千万円となりました。これは投資その他の資産が15億5千万円減少したことなどによるものであります。
この結果、当連結会計年度末における資産合計は、前連結会計年度末に比べ20億4千万円増加し、2,660億6千万円となりました。
(負債の部)
当連結会計年度末における流動負債は、前連結会計年度末に比べ4億3千万円増加し、612億2千万円となりました。これは支払手形・工事未払金等が45億1千万円増加し、その他(主に未払消費税等)が26億3千万円減少したことなどによるものであります。当連結会計年度末における固定負債は、前連結会計年度末に比べ8億9千万円減少し、82億9千万円となりました。これは繰延税金負債が7億9千万円減少したことなどによるものであります。
この結果、当連結会計年度末における負債合計は、前連結会計年度末に比べ4億5千万円減少し、695億2千万円となりました。
(純資産の部)
当連結会計年度末における純資産合計は、前連結会計年度末に比べ25億円増加し、1,965億4千万円となりました。これは親会社株主に帰属する当期純利益の計上などにより利益剰余金が120億1千万円増加したものの、自己株式の取得等により純資産が減少したことなどによるものであります。
なお、自己資本比率は前連結会計年度の73.0%から当連結会計年度は73.4%になりました。

② キャッシュ・フロー
「第2 事業の状況 1 業績等の概要 (2)キャッシュ・フローの状況」に記載しております。

③ 財政政策
コムシスグループでは、有利子負債を圧縮し、連結ベースでの資金管理の強化を図るため、キャッシュマネジメントシステム(CMS)を導入しております。また、当社において、緊急時の資金調達手段の確保等を目的として総額60億円の貸出コミットメント契約を締結しております。

(6) 経営者の問題認識と今後の方針について
「第2 事業の状況 3 対処すべき課題」に記載しております。

研究開発活動株式の総数等


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E00322] S1007XAF)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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