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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007XIQ

有価証券報告書抜粋 山喜株式会社 業績等の概要 (2016年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度における我が国経済は、円安などを背景とする企業業績の向上やそれに伴う雇用状況・賃金の改善等により、緩やかな景気回復傾向が見られるものの、食料品を中心とする輸入物価の上昇により個人消費に関しては大きな改善がなく推移しております。また、新興国の経済成長の鈍化などに起因する世界経済の減速懸念が強まり、景気の先行きに関しては不透明な状況が続いております。
当社の属するアパレル業界では、高価格商品の販売は引き続き好調に推移したものの、中価格商品については、原価上昇の販売価格への転嫁が進んだ結果、販売が振るわず、一方で低価格商品への消費者志向の回帰が進んでおります。また、年度前半は夏の好天や早い秋の気温低下等により販売が好調に推移したものの、暖冬によりアウターを中心とする冬物衣料の販売は奮わず、小売店における在庫過多が、次シーズンにおける仕入に悪影響が及ぶ懸念を生じております。

このような経営環境のもと、当社グループにおいては、国内販売において昨年度のCHOYA㈱からの一部事業譲り受けにより、百貨店チャネル向け販売が前年を大きく上回って推移したほか、それ以外の大手小売店向け販売も、別注商材の受注拡大などにより、おおむね好調に推移しました。最終第4四半期(2016年1月1日から3月31日)においても、春物商材のほか、前年から持ち越しの夏物商材の投入が進むなど、在庫の削減が進みました。

この結果、当社グループの当連結会計年度(2015年4月1日から2016年3月31日まで)の連結売上高は189億50百万円(前年同期比8.7%増)、営業利益は4億18百万円(前年同期比103.4%増)と前年同期を大きく上回る成績となりました。経常利益については、年明け以降に進んだ円高ドル安により外貨建て資産に為替差損が生じたこと等により、前年同期比5.0%減の2億98百万円、法人税等を控除した親会社株主に帰属する当期純利益は、前連結会計年度に計上した負ののれん発生益等の特別利益2億33百万円が当期は無いことから2億81百万円となり、前年同期と比べ19.2%の減少となりました。

事業セグメントごとの業績は次のとおりであります。なお各セグメントの業績数値につきましては、セグメント間の内部取引高を含めて表示しております。
①国内販売
国内販売セグメントは上述の要因により、売上高170億2百万円(前年同期比8.5%増)、セグメント利益4億64百万円(同34.7%増)となりました。
②製造
製造セグメントにおいては、高山CHOYAソーイング㈱の当社子会社化等により、売上高は48億60百万円(同4.9%増)、セグメント損失66百万円(前年同期は1億1百万円の損失)となりました。
③海外販売
カジュアルウエア生産の中国から第3国への移転に伴い、グループ内販売が減少したこと等により、売上高は2億4百万円(前年同期比37.2%減)、セグメント損失19百万円(前年同期は15百万円の損失)となりました。


(2)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物は親会社株主に帰属する当期純利益の計上、たな卸資産の減少等の増加要因があったものの、借入金の返済、買掛債務の減少等の減少要因により、前連結会計年度末に比べ、5億38百万円減少し、11億49百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によって得た資金は8億74百万円(前連結会計年度は10億2百万円の支出)となりました。これは仕入債務の減少や未収入金の増加による支出はあったものの、親会社株主に帰属する当期純利益の計上や、たな卸資産の減少による収入があったことによります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により支出した資金は、1億10百万円(前連結会計年度比3億4百万円減)となりました。これは主に有形固定資産等の取得によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により支出した資金は、12億81百万円(前連結会計年度は12億52百万円の収入)となりました。これは配当金の支払や借入金等の返済を行なったことによるものです。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


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