有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007YZY
伯東株式会社 研究開発活動 (2016年3月期)
経営上の重要な契約等メニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析
当社グループにおける研究開発活動は工業薬品事業が行っており、当連結会計年度における活動状況は以下のとおりであります。
(1)方針および目的
当社は、石油・石油化学工業、紙・パルプ工業、自動車工場などの各種産業プロセスにおける生産性向上と、資源、省エネルギー、環境改善を目的とするスペシャリティーケミカルズを提供しております。工業薬品関連においては新規原料の開発による各種プロセス薬剤の高性能化により、競合製品との差別化を図ると共に、自社生産により収益向上を目指してまいります。また、既存技術を軸にした新規分野への応用展開を加速させていまいります。
化粧品関連においてはオリジナル原料であるアルカシーランの販売とアルカシーランをベースにした処方によるODMビジネスを展開しております。2015年10月に当社ブランド化粧品の「TAEKO」美容液ファンデーションを上市いたしました。今後は「TAEKO」のブランド展開に注力してまいります。
(2)主な研究・技術開発の内容
①工業用薬品関係
石油化学工業分野におけるプロセス用重合禁止剤の販売が引き続き順調であることから、他用途への応用について調査・検討しており、実機適用に向けてさらに段階を進めてまいります。また、前期に開発したゴム用消泡剤に対する顧客要求に応えるべく、製品ラインナップの拡充に着手しております。
水処理分野におきましては、小型冷水塔にも対応可能な一液型冷却水処理剤の開発に成功いたしました。これが契機となって電子産業分野への参入を果たしたことから、今後はさらに応用を重ね、新規分野の開拓に挑戦してまいります。
紙パルプ工業分野におきましては、クラフトパルプ用薬品が実機テストに進捗いたしました。操業効率向上に寄与する操業安定化剤、チップからより多くのパルプの製造を可能にするパルプ収率向上剤は、共に高い効果が認められたことから、今後はメカニズムの解析を進め、適用方法の最適化を追求してまいります。
②化粧品関連
自社ブランドの販売にあたって、化粧品効果試験(長期使用)として、肌質診断装置を使ったモニター試験を実施した結果、マッサージによるくすみ改善効果、アルカシーラン配合化粧品連続使用による肌水分値およびキメの改善効果が確認されました。
また、「TAEKO」美容液ファンデーションのモニター試験においては、1週間の使用で肌水分値の改善が確認され、肌荒れの発生については比較対象製品に対する優位性が回答されております。
③新規分野開発
建材製造用薬剤として開発に成功した濾水向上剤は、顧客実機テストにおける効果が認められたことから、今後の建材分野開拓の足掛かりとなるものと期待されます。また、当社エレクトロニクス事業における太陽光発電に関連するメンテナンス商品である、専用パネル洗浄剤の開発に成功いたしました。市販の製品では洗浄が困難な鳥の排泄物汚れ、廃棄ガス由来の油汚れの洗浄に高い効果を発揮し、汚れによる発電能力の低下を回復するもので、当社保有の太陽光発電装置での実地検証では、最大で約20%の改善により、設置当時レベルへの回復が確認されました。今後は全国に設置された太陽光発電装置のメンテナンス商品として拡販を計画しております。
(3)研究開発費
当連結会計年度の研究開発費の総額は151百万円(消費税等は含まれておりません)であります。
(1)方針および目的
当社は、石油・石油化学工業、紙・パルプ工業、自動車工場などの各種産業プロセスにおける生産性向上と、資源、省エネルギー、環境改善を目的とするスペシャリティーケミカルズを提供しております。工業薬品関連においては新規原料の開発による各種プロセス薬剤の高性能化により、競合製品との差別化を図ると共に、自社生産により収益向上を目指してまいります。また、既存技術を軸にした新規分野への応用展開を加速させていまいります。
化粧品関連においてはオリジナル原料であるアルカシーランの販売とアルカシーランをベースにした処方によるODMビジネスを展開しております。2015年10月に当社ブランド化粧品の「TAEKO」美容液ファンデーションを上市いたしました。今後は「TAEKO」のブランド展開に注力してまいります。
(2)主な研究・技術開発の内容
①工業用薬品関係
石油化学工業分野におけるプロセス用重合禁止剤の販売が引き続き順調であることから、他用途への応用について調査・検討しており、実機適用に向けてさらに段階を進めてまいります。また、前期に開発したゴム用消泡剤に対する顧客要求に応えるべく、製品ラインナップの拡充に着手しております。
水処理分野におきましては、小型冷水塔にも対応可能な一液型冷却水処理剤の開発に成功いたしました。これが契機となって電子産業分野への参入を果たしたことから、今後はさらに応用を重ね、新規分野の開拓に挑戦してまいります。
紙パルプ工業分野におきましては、クラフトパルプ用薬品が実機テストに進捗いたしました。操業効率向上に寄与する操業安定化剤、チップからより多くのパルプの製造を可能にするパルプ収率向上剤は、共に高い効果が認められたことから、今後はメカニズムの解析を進め、適用方法の最適化を追求してまいります。
②化粧品関連
自社ブランドの販売にあたって、化粧品効果試験(長期使用)として、肌質診断装置を使ったモニター試験を実施した結果、マッサージによるくすみ改善効果、アルカシーラン配合化粧品連続使用による肌水分値およびキメの改善効果が確認されました。
また、「TAEKO」美容液ファンデーションのモニター試験においては、1週間の使用で肌水分値の改善が確認され、肌荒れの発生については比較対象製品に対する優位性が回答されております。
③新規分野開発
建材製造用薬剤として開発に成功した濾水向上剤は、顧客実機テストにおける効果が認められたことから、今後の建材分野開拓の足掛かりとなるものと期待されます。また、当社エレクトロニクス事業における太陽光発電に関連するメンテナンス商品である、専用パネル洗浄剤の開発に成功いたしました。市販の製品では洗浄が困難な鳥の排泄物汚れ、廃棄ガス由来の油汚れの洗浄に高い効果を発揮し、汚れによる発電能力の低下を回復するもので、当社保有の太陽光発電装置での実地検証では、最大で約20%の改善により、設置当時レベルへの回復が確認されました。今後は全国に設置された太陽光発電装置のメンテナンス商品として拡販を計画しております。
(3)研究開発費
当連結会計年度の研究開発費の総額は151百万円(消費税等は含まれておりません)であります。
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このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02802] S1007YZY)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。
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