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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S100825T

有価証券報告書抜粋 興和株式会社 研究開発活動 (2016年3月期)


事業等のリスクメニュー財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析

当社グループは、独創技術の開発を基本理念として、新素材の開発から製品の開発、さらに生産技術の開発に至るまで積極的な研究開発活動を行っております。医薬事業においては当社を中心に興和創薬株式会社及び興和新薬株式会社との連携により、その他の事業においては当社及び連結子会社が連携、協力し先進技術の研究開発を進めております。
当連結会計年度におけるグループ全体の研究開発費は177億5千万円であります。
[医薬事業]
当社グループは、「医療用医薬品」、「OTC医薬品(一般用医薬品)・ヘルスケア品」を中心とした医薬品、医療機器、衛生雑貨など健康・医療に関わるさまざまな事業に幅広く取り組んでおり、各事業が相互に連携して研究開発を進めております。
(医療用医薬品)
医療用医薬品分野では、長年の研究開発で得られてきた知見とニーズを踏まえ、研究開発戦略分野として「生活習慣病領域」、「免疫・炎症領域」並びに「感覚器領域」、また「難病・希少疾病新薬創出戦略」に焦点をあてて研究開発に取り組んでいます。
医療用医薬品の研究開発状況は以下のとおりです。
領域[適応]
「製品名」又は開発コード
(一般名)
状況
生活習慣病[脂質異常症]
「リバロ」
NK-104
(ピタバスタチンカルシウム)

日本、米国、メキシコ、スペイン、ポルトガル、スイス、中国、韓国、タイ、レバノン、インドネシア、台湾、コロンビア、ブラジル、ウクライナ、ヨルダン、UAE、ベネズエラ、ギリシャ、クウェート、サウジアラビア

アルゼンチン、チリ、コスタリカ、オランダ、イギリス、フランス、フィンランド、アイルランド、スウェーデン、ドイツ、ノルウェー、オーストリア、オーストラリア、ポーランド、イタリア、ジョージア、カザフスタン、パナマ、エクアドル、ドミニカ共和国、トルコ、ロシア、オマーン

モロッコ、ペルー、アルジェリア、カタール
[当期中に申請した国]
チュニジア(2015年10月)、バーレーン(2016年3月)

日本 小児家族性高コレステロール血症の適応追加につき承認取得
(2015年6月)
欧州 小児高コレステロール血症への適応追加を目的に申請準備中
[脂質異常症]
NK-104-CR
(ピタバスタチンカルシウム)
日本 第Ⅱ相試験
米国 第Ⅲ相試験
[2型糖尿病]
「スイニー」
(アナグリプチン)
日本 株式会社三和化学研究所と共同販売中
糖尿病治療薬の併用制限解除承認取得(2015年12月)
中国 第Ⅲ相試験
欧米 第Ⅱ相試験
[脂質異常症]
K-877
日本 申請中(2015年10月)
欧米 第Ⅱ相試験
[脂質異常症]
K-312
米国 第Ⅰ相試験
免疫・炎症[肝がん再発抑制]
NIK-333/K-333
(ペレチノイン)
日本 第Ⅲ相試験
亜州 第Ⅲ相試験
欧米 第Ⅰ相試験
[固形がん]
K-912(NC-6300)
日本 第Ⅰ相試験


領域[適応]
「製品名」又は開発コード
(一般名)
状況
感覚器[糖尿病網膜症]
K-115-R
(リパスジル塩酸塩水和物)
日本 第Ⅱ相試験
その他[精神疾患]
K-163-SZ
開発準備中
K-134新たな対象疾患検討中
これらに続くパイプライン創製のため、当社東京創薬研究所及び富士研究所での創薬・創剤活動に加え、当社研究本部 とハーバード大学Brigham and Women's Hospital (BWH) との米国共同研究施設Center for Interdisciplinary Cardiovascular Sciences (CICS)での最先端医学研究を進めることで、当社の技術基盤及びネットワークの拡充と研究推進を図っております。
(OTC医薬品(一般用医薬品)・ヘルスケア品)
OTC医薬品については、ウナコーワクールパンチ(外用湿疹・虫さされ用薬)、リビメックスコーワH(ステロイド外用薬)、キューピーコーワiプラス/キューピーコーワゴールドαプラス-大容量品-(ともにビタミン剤)、コルゲンコーワ鎮痛解熱LXα(解熱鎮痛薬)、バンテリンコーワ液EX/バンテリンコーワゲルEX/バンテリンコーワクリームEX/バンテリンコーワクリーミィーゲルEX/バンテリンコーワエアロゲルEX(いずれも外用消炎鎮痛薬)、ケラチナミンコーワ20%尿素配合クリーム-大容量品-(乾燥性皮膚疾患治療治療薬)の11品目を発売しました。
また、ヘルスケア品では、三次元プレミアムマスク3枚入、三次元マスク(包装規格の追加)、マスクケース×フランシュリッペ(新柄の追加)、三次元高密着マスク8枚入、三次元マスク(ディズニーキャラクター)、ウイルス当番(およそ2ヵ月用・3ヵ月用)、ウナコーワ虫よけ当番ワイド260日間、Heat Charger(屋外用高温カイロ)、バンテリンコーワサポーターひざ専用しっかり加圧タイプの9品目を発売し、サプリメント・飲料関係では、黒糖抹茶青汁寒天ジュレを発売しました。
第111期上期に上市を予定しているものとしましては、キャベジンコーワα顆粒、キューピーコーワコンドロイザー-大容量品-、新ウナコーワクール(容量・パッケージ変更品)の4品目、医薬部外品の新コルゲンコーワトローチAがあり、ヘルスケア品としてはDr.Nailデイケアオイル、またサプリメント・飲料関係で極上抹茶青汁プレミアムの販売を控えております。
海外関係におきましては、中国でバンテリンコーワ新ミニパット、韓国でバンテリンコーワサポーター(カラー品)と同腰用しっかり加圧ワイドタイプ、台湾で新ウナコーワクール、アメリカでケラチナミンコーワアロマモイストクリーム、三次元マスク、バンテリンコーワ保温サポーターひざ用を上市し、トルコやタイ、シンガポールを加えた各国にて、一般用医薬品・ヘルスケア品の品目追加の準備中となっております。
(医療関連機器)
医療機器分野に主に眼内レンズ(IOL)及び眼科用医療機器の研究開発を行っております。
IOLは1ピースタイプの開発を行っており、国内では2016年1月にイエロータイプの薬事認証を取得し、同6月には上市予定です。またクリアータイプも申請を予定しており、年内に上市予定です。更に両タイプのCEマークを取得し、年末には欧州において同時に上市予定です。
眼内用医療機器としては、無散瞳眼底カメラの最新モデル「nonmyd8/8s」を上市しました。
研究開発していた超高分解能OCTも年末に上市予定です。さらに、高機能を有する眼科用医療機器の開発も行っております。
以上の結果、当事業に係る研究開発費は、175億6千万円となりました。

[環境・省エネ事業]
(環境・省エネ機器)
第110期上期は、一体型ベースライトEM9シリーズのラインナップ追加し、無線調光機能付きベースライトを上市いたしました。下期は設備照明のコストダウンタイプのベースライトを上市いたしました。また新型導光板平板照明及び植物工場用照明を含めた植物工場装置の開発を行いました。
第111期上期は、開発中の新型導光板平板照明の上市を予定しています。また新型コンセプトのベースライトの開発を進めるとともに、海外販売を目的に既存製品の海外規格対応の準備を進めていきます。
(光学機器、業務用映像機器)
光学機器につきましては、監視用1/18インチ f10~360mm、f14~500mmズームレンズ、FA用耐震固定レンズ6機種、4/3インチ×0.25テレセンレンズ、1/3インチ超高感度カメラ、4/3インチフォーマットデジカメ用交換レンズf90mm、F2.8、ジェネシスミニ双眼鏡及びファナック向けCoaXPressカメラの開発を行っております。
業務用映像機器につきましては、スロット型大規模スイッチャーの開発を行っております。
以上の結果、当事業に係る研究開発費は、1億9千万円となりました。


事業等のリスク財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02819] S100825T)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
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