シェア: facebook でシェア twitter でシェア google+ でシェア

有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007YTG

有価証券報告書抜粋 株式会社第一興商 業績等の概要 (2016年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1)業績
当連結会計年度(2015年4月1日~2016年3月31日)におけるわが国経済は、企業業績や所得・雇用環境の改善により、景気は緩やかな回復傾向が見られたものの、資源価格の下落や中国をはじめとした新興国経済の減速に加え、年明け以降の急速な円高や株価低迷などの影響により、景気下振れの懸念など不安定な状況で推移いたしました。
当カラオケ業界におきましては、ナイト市場は依然として漸減傾向で推移するものの、カラオケボックス市場では、大手事業者の積極出店により緩やかながら増加傾向が継続しております。また、成長が期待されるエルダー市場の堅調な拡大もあり、市場全体のカラオケ稼働台数は僅かながら増加傾向で推移しております。
この様ななか、各事業におきましては諸施策を実施した結果、当連結会計年度の売上高は、音楽ソフト事業は減収となったものの、業務用カラオケ事業及びカラオケ・飲食店舗事業が大幅増収となったことから、141,310百万円(前年同期比6.2%増)となりました。利益面におきましては、業務用カラオケ事業の増益が寄与したことから、営業利益は19,886百万円(同4.5%増)、経常利益は21,127百万円(同0.2%増)となりました。また、親会社株主に帰属する当期純利益は、前期に計上した不動産の信託受益権売買契約の解約に伴う特別利益の剥落により12,599百万円(同7.7%減)となりました。売上高及び営業利益は過去最高を更新いたしました。
(百万円)
前期当期対前期増減増減率
売 上 高133,111141,3108,1986.2%
営 業 利 益19,03419,8868514.5%
経 常 利 益21,08221,127450.2%
親会社株主に帰属する当期純利益13,65012,599△1,051△7.7%

セグメントの業績は、次のとおりであります。

(業務用カラオケ)
当事業におきましては、昨年4月にフラッグシップ新商品「LIVE DAM STADIUM」を発売いたしました。スタジアムライブの圧倒的臨場感を再現する「ライブサウンド」機能と、業界初の「デュアルモニター」の搭載によって進化した「音」と「映像」は市場から高い評価をもって迎えられ、市場投入は好調に推移いたしました。
また、当期は安定的な収益基盤の強化を目指し、機器賃貸の出荷比重を高めることに注力いたしました。成長分野として注力しているエルダー市場についても、稼働台数が堅調に増加し、DAM稼働台数の増加に寄与いたしました。
以上の結果、新商品の発売による販売が好調に推移したことに加え、機器賃貸収入及び情報提供料収入が着実に増加し、売上高は前年同期比7.3%増加となりました。利益面におきましては、機器賃貸の先行コストが増加したものの、営業利益は前年同期比9.0%の増加となりました。
(百万円)
前期当期対前期増減増減率
売 上 高63,90268,5574,6557.3%
営 業 利 益12,97814,1451,1669.0%


(カラオケ・飲食店舗)
当事業におけるカラオケルームにおきましては、昨年4月に近畿・中部地域等でチェーン展開する店舗の事業買収に加え、積極的な新規出店に注力いたしました。また、店舗の差別化施策として、ルーム内の音響や映像の強化を図るとともに、一次会需要を取り込むためのパーティーコースの充実やレストランルームの増設に努めました。飲食店舗におきましては、顧客満足度の向上を図るため、提供するサービスの向上を目指し、エリア別に教育店舗を設置するなど、従業員教育の強化に努めました。
以上の結果、売上高は前期に出店した店舗の売上寄与に加え買収した新店の寄与もあり、前年同期比7.7%増加となりました。利益面におきましては、新規出店や事業買収等による先行コストの増加と、入替え導入を推進した新商品「LIVE DAM STADIUM」の償却負担やのれん負担の増加の影響もあり、前年同期比0.9%の減少となりました。

(百万円)
前期当期対前期増減増減率
売 上 高52,72356,7594,0357.7%
営 業 利 益7,2197,158△61△0.9%


(音楽ソフト)
当事業におきましては、「水森かおり」や紅白初出場を果たした「三山ひろし」など安定した演歌作品に加えて、「ソナーポケット」や「筋肉少女帯」などの作品が貢献いたしました。音楽配信はやや改善の兆しが見えたものの、音楽CD離れの傾向が加速するなど、事業環境は依然厳しい状況で推移いたしました。
以上の結果、売上高は前年同期比8.5%減少し、営業利益は前年同期比52.8%の減少となりました。
(百万円)
前期当期対前期増減増減率
売 上 高9,8639,027△835△8.5%
営 業 利 益400189△211△52.8%


(その他)
当事業におきましては、BGM放送事業において光回線を活用したBGM放送サービス「スターデジオ光」とコンシューマー向けストリーミングカラオケサービスの拡販に努めるほか、不動産賃貸、パーキング事業などが堅調に推移いたしました。
以上の結果、売上高は不動産賃貸収入等の増加により前年同期比5.2%増加し、営業利益はコスト低減効果などにより前年同期比22.0%の増加となりました。
(百万円)
前期当期対前期増減増減率
売 上 高6,6226,9663445.2%
営 業 利 益1,2431,51727322.0%



(2)キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ7,760百万円減少し、52,247百万円となりました。
当連結会計年度末における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、税金等調整前当期純利益が20,242百万円、減価償却実施額が15,901百万円及び法人税等の支払額が9,337百万円等により、前連結会計年度に比べ3,163百万円減少し、27,100百万円となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、有形固定資産の取得による支出が19,674百万円、無形固定資産の取得による支出が3,519百万円、映像使用許諾権の取得による支出が2,264百万円及び事業譲受による支出が1,577百万円等により、前連結会計年度に比べ8,974百万円増加し、27,434百万円となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、配当金の支払額が6,014百万円、自己株式の取得による支出が1,700百万円、長期借入金の返済による支出が2,573百万円及び長期借入れによる収入が2,670百万円等により、7,299百万円(前連結会計年度は3,672百万円の獲得)となりました。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


このコンテンツは、EDINET閲覧(提出)サイトに掲載された有価証券報告書(文書番号: [E02824] S1007YTG)をもとにシーフル株式会社によって作成された抜粋レポート(以下、本レポート)です。有価証券報告書から該当の情報を取得し、小さい画面の端末でも見られるようソフトウェアで機械的に情報の見栄えを調整しています。ソフトウェアに不具合等がないことを保証しておらず、一部図や表が崩れたり、文字が欠落して表示される場合があります。また、本レポートは、会計の学習に役立つ情報を提供することを目的とするもので、投資活動等を勧誘又は誘引するものではなく、投資等に関するいかなる助言も提供しません。本レポートを投資等の意思決定の目的で使用することは適切ではありません。本レポートを利用して生じたいかなる損害に関しても、弊社は一切の責任を負いません。
ご利用にあたっては、こちらもご覧ください。「ご利用規約」「どんぶり会計β版について」。