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有価証券報告書 抜粋 ドキュメント番号: S1007RJ8

有価証券報告書抜粋 福留ハム株式会社 業績等の概要 (2016年3月期)


従業員の状況メニュー生産、受注及び販売の状況

(1) 業績

当連結会計年度におけるわが国経済は、政府による経済政策を背景に、企業収益の改善や雇用情勢の改善など、景気は緩やかな回復基調が続いております。しかし、依然として個人消費の弱さが残るとともに、新興国の景気減速等による影響も懸念され、先行き不透明な状況で推移いたしました。
当業界におきましては、主原料及び包装資材の高止まりから製造コスト等が上昇し、更には、消費税増税後の物価の上昇に伴う消費者の低価格・節約志向が根強く、依然として厳しい環境で推移いたしました。
このような状況のなか、当社グループは、「お客様第一にあふれる味覚をお届けします」をモットーに「安心・安全・美味しさ」を追求し、経営理念のさらなる浸透を図るとともに、コンプライアンスを重視した社員教育を実施いたしました。また、作業効率の改善や仕入の見直しを重視し、さらなるコスト削減努力を継続してまいりました。
販売に関しましては、「花ソーセージ」シリーズのテレビCM放映や、コンビニエンスストア・ドラッグストアへの一部商品の参入、そして「ロマンティック街道」シリーズに加え、マイスターこだわりの「広島港町ハム工房」シリーズやローストビーフ・ローストポーク・ローストチキンなどの高付加価値商品の販売強化を進めるとともに、ギフトにおきましても「宮島・弥山(みせん)ギフト」ブランドやローストシリーズの充実を図ってまいりました。更には、確かな品質・確かな味わいのJAS上級あらびきポークウインナー「宮島物語」・「阿蘇便り」を新発売し、売上の拡大を図ってまいりました。
以上の結果、当連結会計年度の売上高は、283億9百万円(前年同期比0.5%減)となりました。営業利益は6億7百万円(前年同期比62.0%増)、経常利益は6億49百万円(前年同期比83.5%増)、連結子会社での減損損失にともなう一部税効果の取崩等もあり、親会社株主に帰属する当期純利益は1億20百万円(前年同期比41.4%減)となりました。

セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。

加工食品事業
加工食品事業につきましては、消費者の低価格・節約志向は引き続き強く推移しているなか、「ポークボロニアステーキ」は引き続き好調に推移しましたが、10月のWHO(世界保健機関)の研究機関であるIARCの報道の影響もあり、売上高は前年同期を下回りました。セグメント利益におきましては、生産原価の下降やコスト削減努力を継続してきたことにより増益となりました。
その結果、売上高は126億35百万円(前年同期比3.7%減)、セグメント利益(営業利益)は8億90百万円(前年同期比45.8%増)となりました。

食肉事業
食肉事業につきましては、国産牛肉において、全国的な出荷頭数の減少による価格高騰により販売数量は減少しましたが、単価の上昇もあり売上高は増加しました。国産豚肉においては、相場の下落により、販売数量は増加したものの、単価が下落したため売上高は減少いたしました。輸入ミートにおいては、売上の拡大にともない売上高、販売量ともに増加いたしました。
その結果、売上高は156億74百万円(前年同期比2.3%増)、セグメント利益(営業利益)は2億32百万円(前年同期比17.5%増)となりました。


(2) キャッシュ・フローの状況

当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度に比べ4億81百万円増加の31億77百万円となりました。
各キャッシュ・フローの状況は以下のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、12億37百万円となりました。主な要因は、税金等調整前当期純利益6億69百万円、減価償却費4億67百万円及びたな卸資産の減少1億40百万円等によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、2億26百万円となりました。主な要因は、有形固定資産の取得による支出3億42百万円及び投資有価証券の売却による収入1億14百万円等によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、5億30百万円となりました。主な要因は、長期借入金の返済による支出3億57百万円及びリース債務の返済による支出1億22百万円等によるものであります。

従業員の状況生産、受注及び販売の状況


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